ピーター・オブライエン (外野手)
プエブラ・パロッツ | |
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マイアミ・マーリンズ時代 (2018年9月15日) | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | フロリダ州マイアミ・デイド郡ハイアリア |
生年月日 | 1990年7月15日(34歳) |
身長 体重 |
6' 4" =約193 cm 235 lb =約106.6 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 左翼手、一塁手 |
プロ入り | 2012年 MLBドラフト2巡目 |
初出場 | 2015年9月11日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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国際大会 | |
代表チーム | アメリカ合衆国 |
この表について
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ピーター・ロバート・オブライエン(Peter Robert O'Brien, 英語発音: [ˈpitɚ oʊˈbraɪən]; 1990年7月15日 - )はアメリカ合衆国フロリダ州マイアミ・デイド郡ハイアリア出身のプロ野球選手(左翼手、一塁手)。メキシカンリーグのプエブラ・パロッツ所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]フロリダ州マイアミのG・ホームズ・ブラドック高等学校出身[1]。高校時代に捕手に転向した。2008年のMLBドラフトでは指名されず、ベスーン・クックマン大学に進学し、ミッド・イースタン・アスレチック・カンファレンス(MEAC)のベスーン・クックマン・ワイルドキャッツに所属した[2]。2010年にはMEACプレイヤー・オブ・ザ・イヤーに選出された[3]。また、同年に日本で開催された第5回世界大学野球選手権大会にはアメリカ合衆国代表として参加した[4]。
2011年のMLBドラフト3巡目(全体107位)でコロラド・ロッキーズから指名されたが、契約せずにマイアミ大学のマイアミ・ハリケーンズに転入した。
プロ入りとヤンキース傘下時代
[編集]2012年のMLBドラフト2巡目(全体94位)ニューヨーク・ヤンキースから指名され、プロ入り[5]。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ヤンキースでプロデビュー。A-級スタテンアイランド・ヤンキースでもプレーし、2球団合計で52試合に出場して打率.212、10本塁打、34打点を記録した。
2013年はA級チャールストン・リバードッグスとA+級タンパ・ヤンキースでプレーし、2球団合計で119試合に出場して打率.291、22本塁打、96打点を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、スコッツデール・スコーピオンズに所属した[6]。
2014年、ヤンキース傘下ではA+級タンパとAA級トレントン・サンダーでプレーした。
ダイヤモンドバックス時代
[編集]2014年7月31日にマーティン・プラドとのトレードで、アリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した[7]。移籍後は傘下のAA級モービル・ベイベアーズでプレーし、4試合に出場して打率.385、1本塁打、4打点を記録した。また、移籍前を含めた3球団合計では106試合に出場して打率.271、34本塁打、74打点を記録した。オフには2年連続でアリゾナ・フォールリーグに参加し、ソルトリバー・ラフターズに所属した[8]。
2015年からは外野手としての出場がメインになった[9]。開幕からAAA級リノ・エーシズでプレーし、131試合に出場して打率.284、26本塁打、107打点、1盗塁を記録した。また、7月14日に行われたAAA級のオールスターゲームのホームランダービーでは、第二位となる合計20本塁打を放った[10]。ロースター拡大後の9月8日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りすると、11日のロサンゼルス・ドジャース戦でエンリケ・ブルゴスの代打で登場してメジャーデビュー。 この打席でイアン・トーマスからメジャー初安打を放ち、打点も記録した[11]。この年メジャーでは8試合に出場して打率.400、1本塁打、3打点を記録した。
2016年は28試合に出場して打率.141、5本塁打、9打点を記録した。オフの12月23日にDFAとなった[12]。
ロイヤルズ傘下時代
[編集]2017年1月3日にサム・ルイスとのトレードで、カンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した[13]。シーズンでは開幕から傘下のAAA級オマハ・ストームチェイサーズでプレーしていたが、5月10日にDFAとなった[14]。
レッズ傘下時代
[編集]2017年5月16日にウェイバー公示を経てシンシナティ・レッズへ移籍し、傘下のAAA級ルイビル・バッツへ配属された[15]。5月25日にDFAとなった[16]。
レンジャーズ傘下時代
[編集]2017年5月27日にウェイバー公示を経てテキサス・レンジャーズへ移籍し、傘下のAAA級ラウンドロック・エクスプレスへ配属された[17]。6月17日にDFAとなった[16]。
ドジャース傘下時代
[編集]2017年6月18日にウェイバー公示を経てロサンゼルス・ドジャースへ移籍した[18]。傘下のAA級タルサ・ドリラーズとAAA級オクラホマシティ・ドジャースでプレーしていたが、7月31日にDFAとなり[19]、8月3日に40人枠外となった[16]。
マーリンズ時代
[編集]2018年5月31日に金銭トレードで、マイアミ・マーリンズへ移籍した[20]。移籍後は傘下のAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプとAAA級ニューオーリンズ・ベビーケークスでプレーした。9月4日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[21]。
2019年6月20日にDFAとなり、22日にマイナー契約でAAA級ニューオーリンズへ配属された。レギュラーシーズン終了後の10月15日にFAとなった[16]。
ブレーブス傘下時代
[編集]2019年12月16日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結び、2020年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。
2020年はメジャー昇格の機会はなく、またマイナーリーグが開催されなかったため、公式戦に出場することなく8月16日に自由契約となった[16]。
メキシカンリーグ時代
[編集]2021年はメキシカンリーグのティフアナ・ブルズと契約した[22]。60試合に出場し、打率.258、16本塁打、39打点の成績を残した。オフの12月24日にプエブラ・パロッツにトレード移籍した[23]。
詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2015 | ARI | 8 | 12 | 10 | 1 | 4 | 1 | 0 | 1 | 8 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 5 | 0 | .400 | .500 | .800 | 1.300 |
2016 | 28 | 67 | 64 | 6 | 9 | 1 | 0 | 5 | 25 | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 27 | 2 | .141 | .179 | .391 | .570 | |
2018 | MIA | 22 | 74 | 66 | 8 | 18 | 5 | 0 | 4 | 35 | 10 | 0 | 0 | 0 | 1 | 7 | 0 | 0 | 22 | 2 | .273 | .338 | .530 | .868 |
2019 | 14 | 47 | 42 | 2 | 7 | 1 | 0 | 1 | 11 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 1 | 19 | 2 | .167 | .255 | .262 | .517 | |
MLB:4年 | 72 | 200 | 182 | 17 | 38 | 8 | 0 | 11 | 79 | 26 | 1 | 0 | 0 | 1 | 16 | 2 | 1 | 73 | 6 | .209 | .275 | .434 | .709 |
- 2020年度シーズン終了時
記録
[編集]- MiLB
- オールスター・フューチャーズゲーム選出:1回(2014年)
背番号
[編集]- 72(2015年)
- 14(2016年)
- 45(2018年 - 2019年)
代表歴
[編集]- 第5回世界大学野球選手権大会 アメリカ合衆国代表
脚注
[編集]- ^ “Yankees watching as Charleston RiverDogs catcher Peter O’Brien grows into position”. Post and Courier. 2017年6月19日閲覧。
- ^ Alden Gonzalez (2011年2月8日). “Fast-rising catcher to show wares at Urban Invy” (英語). MLB.com. 2017年6月19日閲覧。
- ^ “Wildcats' Peter O'Brien MEAC Player of the Year”. 2017年6月19日閲覧。
- ^ http://www.jubf.net/wubc2010/system/prog/photocollection.php?category=photos&lang=jp
- ^ “Peter O'Brien: From the U to the Yanks”. MiLB.com. 2017年6月19日閲覧。
- ^ “O'Brien crowned champ at Bowman Hitting Challenge”. MLB.com (2013年10月13日). 2017年6月19日閲覧。
- ^ “D-backs acquire Peter O'Brien from Yankees for Martin Prado”. Arizona Diamondbacks (2014年7月31日). 2017年6月19日閲覧。
- ^ Nick Piecoro, azcentral sports (2014年10月22日). “D-Backs prospect Peter O'Brien used to catching flak”. 2017年6月19日閲覧。
- ^ “Diamondbacks confirm prospect Peter O’Brien is now a full-time outfielder | HardballTalk”. Hardballtalk.nbcsports.com (2015年5月31日). 2017年6月19日閲覧。
- ^ http://www.foxsports.com/arizona/story/peter-o-brien-finishes-2nd-in-triple-a-home-run-derby-071415
- ^ “September 11th Diamondbacks/Dodgers Box Score”. Baseball-Reference. 2017年6月19日閲覧。
- ^ “Diamondbacks Claim Juan Graterol, Designate Peter O’Brien For Assignment”. MLB Trade Rumors (2016年12月23日). 2017年6月19日閲覧。
- ^ “D-backs deal slugger O'Brien to Royals”. MiLB.com (2017年1月3日). 2017年6月19日閲覧。
- ^ “KC Royals DFA Christian Colon, Peter O'Brien, add Seth Maness, Al Alburquerque to roster | The Kansas City Star”. Kansascity.com (2017年5月10日). 2017年6月19日閲覧。
- ^ “Reds claim first baseman Peter O'Brien from Kansas City”. Daytondailynews.com (2016年5月18日). 2017年6月19日閲覧。
- ^ a b c d e MLB公式プロフィール参照。2020年8月22日閲覧。
- ^ http://www.star-telegram.com/sports/mlb/texas-rangers/article153054559.html
- ^ “Dodgers Claim Peter O’Brien, Designate Jason Wheeler”. MLB Trade Rumors (2017年6月18日). 2017年6月19日閲覧。
- ^ Craig Minami (2017年7月31日). “Dodgers acquire left-handed reliever Tony Watson from Pittsburgh for two minor leaguers”. SB Nation. 2017年8月7日閲覧。
- ^ Steve Adams (2018年6月1日). “Marlins Acquire Peter O’Brien” (英語). MLB Trade Rumors. 2018年9月5日閲覧。
- ^ Joe Frisaro (2018年9月4日). “Clemente Award nominee Prado out for season” (英語). MLB.com. 2018年9月5日閲覧。
- ^ “SE PREPARA PARA HACER TRONAR SU MADERO EN TIJUANA”. Toros de Tijuana (2021年4月27日). 2021年12月15日閲覧。
- ^ “REGALO NAVIDEÑO”. Pericos Puebla (2021年12月24日). 2021年12月26日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Peter O'Brien stats MiLB.com