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ファイク・ボルキア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
ファイク・ボルキア
名前
本名 ファイク・ジェフリ・ボルキア
Faiq Jefri Bolkiah
ラテン文字 Faiq Bolkiah
基本情報
国籍 ブルネイの旗 ブルネイ
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1998-05-09) 1998年5月9日（26歳）
出身地 ロサンゼルス
身長 175cm
選手情報
在籍チーム タイ王国の旗 チョンブリーFC
ポジション MF/FW
背番号 11
ユース
-2009 イングランドの旗 AFCニューベリー
2009-2013 イングランドの旗 サウサンプトン
2013 イングランドの旗 レディング
2013 イングランドの旗 アーセナル
2014-2016 イングランドの旗 チェルシー
2016-2020 イングランドの旗 レスター
クラブ1
年 クラブ 出場 (得点)
2020-2021 ポルトガルの旗 マリティモB 3 (0)
2022- タイ王国の旗 チョンブリー 8 (0)
代表歴2
2013  ブルネイ U-19 5 (1)
2015-2019  ブルネイ U-23 14 (1)
2016-  ブルネイ 6 (1)
1. 国内リーグ戦に限る。2022年2月26日現在。
2. 2019年9月8日現在。
■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

ファイク・ジェフリ・ボルキア（マレー語: Faiq Jefri Bolkiah、1998年5月9日 - ）は、ブルネイのサッカー選手。ブルネイ代表主将[1]。ポジションはMFもしくはFW。ブルネイ国王のハサナル・ボルキアの甥としても知られる[2]。世界的に裕福な家系に生まれ、選手としての実績は無名であるが、世界一資産の多いサッカー選手である(2兆1390億円)[3][4]。

クラブ歴

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2009年、AFCニューベリーの下部組織に在籍した時に、1年契約でサウサンプトンFCのアカデミーに移籍[5][6]。その後、レディングFC[7]、アーセナルFCの下部組織にも在籍した[7][8]。アーセナルでは2013 ライオンシティカップに出場しSCコリンチャンス・パウリスタ、アイントラハト・フランクフルト、PSVアイントホーフェン、シンガポール国立フットボールアカデミーと対戦、シンガポール国立フットボールアカデミーから1得点を奪い、2-1の勝利に貢献した[9]。2014年に2年契約でチェルシーFCに移籍した[10]。2016年夏に契約満了であったが、2015年12月に退団しストーク・シティFCのトライアルに参加した[11]。2016年3月に3年のプロ契約でレスター・シティFCに移籍した[12][2]。当初はU-18チームの所属であったが、2016年7月にU-23チームに昇格[13]。

2020年9月23日、プリメイラ・リーガのCSマリティモへ完全移籍[14]。

代表歴

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アメリカ合衆国ロサンゼルスの生まれであるため、アメリカ合衆国代表として出場する権利も持ち合わせており、ユース年代ではアメリカ合衆国代表からもスカウトされた[15]。しかし彼はブルネイ代表を選択し、U-19、U-23のレベルで出場した[12]。2015年東南アジア競技大会のメンバーにもなった[15][16]。同大会では東ティモール代表から得点を奪ったものの、1-2で敗北した[17]。

2016 AFFスズキカップ予選でA代表のメンバーにも選出されたため、2016年10月15日の東ティモール代表戦では代表初出場も期待された[18]。この試合で彼はスターティングメンバーに名を連ねて代表初出場、フル出場を果たし2-1の勝利に貢献した[19]。21日のラオス代表戦でPKを決めて代表初得点となった[20]。その後、AFCソリダリティーカップでは18歳にして同国代表の主将に就任、決勝トーナメントから出場した[1]。

個人

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父親はブルネイの元財務大臣ジェフリ・ボルキアで[16]、叔父はブルネイ国王のハサナル・ボルキアである。ロサンゼルスで生まれたため、アメリカ合衆国籍も保有している[15][21]。英国のブラッドフィールド・カレッジに在籍した[6]。

個人成績

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2016年11月10日現在[22]

代表での得点一覧

# 日附 場所 対戦相手 得点 結果 大会
1. 2016年10月21日 カンボジアの旗 プノンペン・RSNスタジアム  ラオス
2–3
3–4
 2016 AFFスズキカップ予選
ブルネイ代表
年 出場 得点
2016 5 1
2018 1 0
計 6 1

参考文献

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  1. ^ a b “Laos vs. Brunei”. The AFC. 14 November 2016閲覧。
  2. ^ a b “あの話題の「王族」選手、チェルシーからレスターへ移籍！”. Qoly (16 March 2016). 20 November 2016閲覧。
  3. ^ “C・ロナウド、メッシを超える2兆円の財産を持つ男がタイ1部のチョンブリーに加入”. 2023年6月1日閲覧。
  4. ^ “2021年、「最も金持ちサッカー選手」TOP10が判明”. 2023年6月1日閲覧。
  5. ^ “AFC Newbury Newsletter”. AFC Newbury. 16 October 2016閲覧。
  6. ^ a b “Bradfield News: Christmas 2011”. Bradfield College. 16 October 2016閲覧。
  7. ^ a b “第一个马来人踢英超? 列斯特签汶莱皇族”. 光华日报 (17 March 2016). 20 November 2016閲覧。
  8. ^ “注目の“王族サッカー選手”が岡崎の後輩に。レスターがブルネイ国王の甥を獲得”. フットボールチャンネル (18 March 2016). 20 November 2016閲覧。
  9. ^ “Bruneian royalty Faiq Bolkiah looks to improve his game”. Goal.com. 16 October 2016閲覧。
  10. ^ “Chelsea sign the Sultan of Brunei's nephew on youth deal”. HITC. 16 October 2016閲覧。
  11. ^ “Leicester snap up former Chelsea winger Faiq Bolkiah as teenager proclaims: 'I can't wait to get started'”. Daily Mail. 16 October 2016閲覧。
  12. ^ a b “Brunei international Faiq Jefri Bolkiah joins Leicester City from Chelsea”. ESPN FC. 16 October 2016閲覧。
  13. ^ “Faiq Bolkiah”. transfermarkt. 20 November 2016閲覧。
  14. ^ “Bem-vindo Faiq Bolkiah”. CSマリティモ (2020年9月23日). 2020年9月24日閲覧。
  15. ^ a b c “Chelsea FC's Royalty Faiq Bolkiah Shows Off Talent In SEA Games”. International Business Times. 16 October 2016閲覧。
  16. ^ a b “U23ブルネイ代表、チェルシー下部組織の期待の若手を選出、叔父はブルネイ国王”. ベトナムフットボールダイジェスト (28 May 2015). 20 November 2016閲覧。
  17. ^ “Tireless Timor Leste scores first victory against Brunei”. SEA Games 2015. 16 October 2016閲覧。
  18. ^ “Leicester City youngster Faiq poised for Brunei debut”. AFF. 16 October 2016閲覧。
  19. ^ “BRUNEI VS. TIMOR-LESTE 2 - 1”. Soccerway. 16 October 2016閲覧。
  20. ^ “Laos 4-3 Brunei: Laos finish in second place”. AFFスズキカップ (21 October 2016). 20 November 2016閲覧。
  21. ^ “How Chelsea’s Faiq Bolkiah came to be the most interesting U.S. prospect ever”. Top Drawer Soccer. 16 October 2016閲覧。
  22. ^ ファイク・ボルキア - National-Football-Teams.com

外部リンク

[編集]
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