コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

フェラーリ・599GTBフィオラノ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フェラーリ・599GTBフィオラノ
F141型
概要
製造国 イタリアの旗 イタリア
販売期間 2006年 - 2012年
デザイン ジェイソン・カストリオタ[1][2]
フランク・ステファンソン
ボディ
乗車定員 2名
ボディタイプ 2ドア クーペ
エンジン位置 フロントミッドシップ[3]
駆動方式 後輪駆動
パワートレイン
エンジン F140C型 5,999 cc V型12気筒 DOHC
最高出力 620 PS/7,600 rpm
最大トルク 62.0 kgf·m/5,600 rpm
変速機 6速MT
6速セミAT(F1スーパーファスト)[4]
サスペンション
ダブルウィッシュボーン
ダブルウィッシュボーン
車両寸法
ホイールベース 2,750 mm
全長 4,665 mm
全幅 1,962 mm
全高 1,336 mm
車両重量
  • 1,793 kg (GTB)[5]
  • 1,779 kg (HGTE)[6]
  • 1,746 kg (GTO)[7]
系譜
先代 フェラーリ・575Mマラネロ
後継 フェラーリ・F12ベルリネッタ
テンプレートを表示

599GTBフィオラノFerrari 599 GTB Fiorano )は、イタリアの自動車メーカーフェラーリが製造したV12エンジンFR二人乗りクーペタイプのグランツーリスモである。

概要

[編集]

2006年ジュネーヴ・モーターショーにて初披露された599GTBフィオラノは、575Mマラネロの後継車種であり、フェラーリのフラグシップを担うFRの2シーターグランツーリスモである。5,999ccのエンジンを搭載することから「599」の名称が付けられた。スタイリングは、ピニンファリーナに在籍していたジェイソン・カストリオタJason Castriota )が手掛けた。「フィオラノ」は北イタリアモデナ県フィオラーノ・モデネーゼにあるフェラーリのテストコース、フィオラノサーキットに由来する。

構成部品の多くを612スカリエッティと共有するものの、外観には相違が見られる。全体的に緩やかな曲面で構成されている 612スカリエッティに比べ、各所にエアインテークアウトレットを配し、フロント回りからリアフェンダーまでシャープなエッジが目立つ、ややスパルタンな印象となっている。カストリオタはデザインする際、365GTB/4を参考にしたという。Cピラーはヒドゥンピラーとなり、その外側にフィン状のフライング・バットレス(飛梁)が追加され、外観上の特徴の一つともなっている。

550、575M同様フロントにエンジンを搭載するが、強化されたエンジン(後述)と、空力特性の最適化により、最高速度は330 km/h以上に達する。日本での発表会にはスクーデリア・フェラーリの代表でフェラーリCEOジャン・トッドが参加した。2012年2月29日には後継車であるF12ベルリネッタが発表された。

なお、日本での正式な車名はフェラーリ・599となり、「GTB」や「フィオラノ」といったサブネームは付与されない[8]。これは、日本ではすでに「GTB」をトヨタ自動車が、「フィオラノ」をオートバックスセブンがそれぞれ先に商標登録していたためである。2008年7月当時における日本での価格は3,458.7万円である。

特徴・機構

[編集]

ドライブトレイン

[編集]
フロントに搭載のV12エンジン

エンジンは575Mの5.7LV12エンジン(ティーポF133E)を改良したものではなく、エンツォフェラーリ用6.0L V12エンジンをデチューンしたティーポF140Cである。575M比では105PSの出力アップ、2.0kgf·mのトルクアップを達成している。導入当時、フェラーリの量産ロードカーの中で最もパワフルなモデルとなった。また発売当時このエンジンは、スーパーチャージャーやターボチャージャーなどの強制誘導を使用せずに、排気量1リットルあたり100 hp (75 kW; 101 PS)を超える出力を記録した数少ないエンジンの1つでもあった。エンツォフェラーリで使用されていた元の仕様ではミッドマウントポジション構造により背が高く、前方視界を遮ってしまうため、599のエンジンベイに収まるように設計が変更された[9]

トランスミッションは従来の6速MTと 575Mに搭載されている6速セミATであるF1マチックよりも変速時間が短縮された新世代の6速セミATである、F1スーパーファストが用意された。後者はパドルシフトを採用しており、シフト時間は標準で100ミリ秒、HGTEパッケージでは85ミリ秒を実現した[10][6]。ただし、日本にはF1スーパーファスト搭載車のみの導入である。生産されたMT車は全体でわずか30台、そのうち20台がアメリカ向けで、10台がヨーロッパに残ったため、フェラーリは将来のGTカーでマニュアル仕様のラインアップ拡大を断念することになった[11][12]。599GTBフィオラノは、マニュアルトランスミッションを装備した最後のV12エンジンを搭載したフェラーリとなった[13]

599は「F1 TRAC」と呼ばれる進化したトラクションコントロールも装備し、オフにして走行することもできる。走行中にタイヤの内圧や、タイヤの温度をリアルタイムで車内に表示することができる。

シャーシ

[編集]

599は、フェラーリGTカーで初めてアルミニウム製シャシーを採用しているが、これは先代のスチール製チューブラーシャシーとは対照的だった。新しいシャシーは剛性を高め、先代の575Mと比較して乾燥重量を1,690 kgと低く抑えている。599は先代よりもホイールベースが長く、燃料タンクは後部の中央にマウントされて重量配分も変更された。これによって、599の出力重量比は367 kg/PSとなっている[14]

エアロダイナミクス

[編集]
フライング・バットレスとヒドゥンピラー

599は、フラットフロアやリア下面のディフューザーによってダウンフォースを調整している。「フライング・バットレス」スタイルのアーチ型Cピラーは、リアセクションの周りに空気を流すことでダウンフォースをさらに促進し、リアウイングなしでもスポイラーとして空力性能を発揮する。バットレスは当初、エクステリアデザイナーのカストリオタによるスタイリングエクササイズによるものだった。その空力効果は、フェラーリのエアロダイナミクス専門家であるルカ・カルディローラによって、風洞試験で証明された[1]。599は299 km/h (186 mph)で160 kgのダウンフォースを発生させる。また、フロントとリアのボディパネルには機能的なブレーキ冷却ダクトがあり、ブレーキの冷却性能が向上している[14]

サスペンションとブレーキ

[編集]
オプション設定されたカーボンセラミックブレーキ

サスペンションはコイルとともに磁性流体セミアクティブダンパーを利用している。ダンパーは、ダンパーリザーバー内の液体によって機能し、液体チャンバー内の磁場にさらされると、その粘度が変化する。液体の機能は反応制御と安定性制御とともに、ステアリングホイールのノブを介して制御される。599には鋳鉄製ブレーキが標準装備され、カーボンセラミックブレーキ(当時のロードカーではほとんど利用されていなかった技術)がオプションとして用意された。ローター径はフロントが398 mm、リアが360 mmである[14]

インテリア

[編集]

599のインテリアは、レザートリムによって高級感のある仕上がりになっていた。運転席は、より良いドライビングポジションを提供するために、わずかに中央に配置された。計器クラスターは、アナログメーターとスクリーンの組み合わせで構成される。シフトパドルは、アルミニウム製またはカーボンファイバー製から選択でき、ステアリングコラムに取り付けられた。3本スポークのステアリングホイールには、車両の電子システムのコントロールとスターターボタンが取り付けられていた。インテリアには、グローブボックス、ドアパネルに収納スペースがあり、ステレオ、エアコンとそれを操作するためのシンプルなダイヤルとボタンがある。車にはリアシェルフとトランクリッドがあり、十分なトランクスペースを提供する[14]

パフォーマンス

[編集]

フェラーリが公表した性能。

  • 0-100 km/h:3.7秒[15]
  • 0-200 km/h:11.1秒[16]
  • 最高速度:330 km/h

パッケージオプション

[編集]
  • カロッツェリア・スカリエッティ・プログラム
  • ワン・トゥ・ワン
  • HGTEパッケージ

バリエーション

[編集]

599 HGTE

[編集]
 
599 HGTE

HGTE(ハンドリング・グラントゥーリズモ・エボルツィオーネ)は2009年に発売された、599のハンドリングを向上させるために設計されたアップグレードパッケージである。これには、より剛性の高いスプリングとリアのアンチロールバーを備えた変更されたセットアップに加えて、ダイヤルがよりスポーティな設定にあるときのマグネライドによる新しいキャリブレーション設定が含まれている。マグネライドは磁性流体ダンパーシステムを備えた自動車用アダプティブサスペンションであり[17]、磁気制御ダンパーまたはショックアブソーバーを使用して、高度に適応性の高い乗り心地を実現する。車高も低くなったため、低重心化が図られた。このパッケージには、グリップを向上させるコンパウンドを備えた最適化されたタイヤも含まれており、合わせて車の電子システムも変更された。ギアボックスのシフトタイムは、ハイパフォーマンスセッティングでより速くなり、新しいエンジンソフトウェアによりレスポンスが向上した。エキゾーストは、サーキット走行などの激しい使用時にはより目立つスリリングなサウンドを生成するように変更されたが、巡航速度では適切な快適性レベルを提供する。エクステリアとインテリアは、より多くのカーボンファイバーコンポーネントでアップグレードされ、新しい20インチホイールも含まれていた[18]

599 GTO

[編集]
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2010での599GTO

2010年4月8日に公開された[19][20][21]フェラーリ・599XXのロードゴーイングバージョンであり、フェラーリ曰くフィオラノサーキットにおいてエンツォ・フェラーリよりも1秒速い1分24秒で駆け抜け当時フェラーリ史上最速のロードカーとされた。 エンジンの出力は670 PS (490 kW)/8,250 rpm、最大トルク63.2 kgf·m/6,500 rpmを発揮する。この車には、599XXのギアボックス用のマルチシフトプログラムとエキゾーストシステムを備える[22]。最高速度は335 km/h以上、0-100 km/h加速3.3秒未満の性能を誇る[22]。599 GTOの重量は1,605 kgで、標準のGTBよりも約100 kg軽量である[23]。生産台数は599台限定で、このうち約125台が米国市場向けに生産された。

フェラーリはGTO(グランツーリスモ・オモロガート)として、1962年の250 GTOと1984年の288 GTO、3台目が599 GTOの2車種のみ生産している[24]。しかしそれまでのGTOとは異なり、599 GTOはどのレースシリーズでもホモロゲーションを受けるようには設計されていなかった。

599XX

[編集]
599XX
599XX EVO

フェラーリのコルセ・クリエンティ部門が主宰している、フェラーリによって選ばれたオーナーがサーキット走行をすることで、今後開発される車輌のために走行データを蓄積することを目的に開催される「XXクリエンティ」用に開発された専用モデルである。「FXX」に次いで開発され、2009年ジュネーブ・ショーで発表された。日本では、「フェラーリ・フェスティバル・ジャパン2009」の会場である富士スピードウェイパドックに作られた専用のテントで、「FXX」のオーナーをはじめとした限られたオーナーのみに公開された。

2010年から「599XXプログラム」がスタートし、カスタマーは「FXX」同様にコルセ・クリエンティ部門によるフルサポートプログラムを受けられ、バーチャルレースエンジニア(車両パフォーマンスインデックス)と呼ばれる、車両パフォーマンスをリアルタイムで表示する計器(データロガー)でデータを抽出される。

2011年11月には、空力を中心にアップデートされた「599XXエボリューション(Evo)」が「フィナーリ・モンディアーリ」の会場にて限られたオーナー向けに対してプライベートプレビューされ、2012年4月に鈴鹿サーキットで開催された「フェラーリ・レーシングデイズ」の会場で世界初走行が行なわれた。

特別なバリエーション

[編集]

SAアペルタ

[編集]
SAアペルタ

2010年9月30日にパリモーターショーで公開された限定モデル。"SA"はセルジオ(Sergio)とアンドレア(Andrea)のピニンファリーナ親子のイニシャルに由来し、ピニンファリーナ社創業80周年を記念して発売される。販売台数もこれにちなんだ世界限定80台のみだが、発表時に全台売約済とアナウンスされており、実際のデリバリーは2011年を予定している。

アペルタ("Aperta"、イタリア語でオープンカーを指す)の名が示すとおり599のロードスターモデルであるが、エンジンは599GTO用を搭載、車体もオープンモデル用にシャシーの再設計を行い、リアのアンチロールバーを厚くするなどしてボディ剛性を高めた。また車高を10 mm低くし、フロントウインドスクリーンのサイズ変更を行いオープン走行時の空力性能を確保、ルーフは市街地走行や室内を雨から保護するためだけに使用される簡易ソフトトップのみの設定とするなどの軽量化を図り、599GTBフィオラノに対して16 kg増とベースモデルより重くなりがちなオープンモデルとしては異例のほぼ同等の車重をキープするなど、運動性を重視した仕様である。最高速度は325km/h、0-100km/h加速3.6秒である[25]

599 GTB 60F1

[編集]

2011年12月、フェラーリはF1での勝利60周年を記念して、599 GTBの特別エディションを発表した。1951年に375 F1ホセ・フロイラン・ゴンザレスによるドライブ)がシルバーストーンで勝利してから、2011年に150°イタリアフェルナンド・アロンソによるドライブ)がシルバーストーンで勝利を収めるまで、フェラーリはF1レースで数百勝を挙げている。この車は599 HGTEシャーシをベースにしており、剛性の高いサスペンション、短いスプリング、剛性の高いアンチロールバーが採用された。新しい20インチのダイヤモンド仕上げ鍛造アロイホイールとスクーデリア・フェラーリのシールドがボディに標準装備された。塗装仕上げには3つの選択肢があり、フェラーリを象徴するカラーリングが採用された。

ヨーロッパ仕様はサベルトバケットシート、米国仕様はレカロバケットシートを採用しており、どちらもアルカンターラ製となっている[26]

ワンオフモデル

[編集]

P540スーパーファストアペルタ

[編集]
P540スーパーファストアペルタ

2009年12月11日に発表されたワンオフモデルで、アメリカのエドワード・ウォルソンによってオーダーされた。599をベースにしたオープンモデルで、ピニンファリーナがデザインしたボディはゴールドで塗装されている[27][28]

ウォルソンは2008年にこの車両の製作を依頼した。内容としては、1968年の映画『スピリッツ・オブ・ザ・デッド』のために製作されたカロッツェリア・ファントゥッツィボディの330 LMBを現代風にアレンジしたものである。P540は実際には、公開に先立つ数か月前にスパイショットで発見されていた[29]

ピニンファリーナが設計し、マラネッロで製造されたこの車は、国際的な安全性とホモロゲーションの要件に準拠するように設計されている。有限要素解析とカーボンファイバーを使用して、コンバーチブルボディスタイルへの構造変更のために車のシャシーを補強した。599 GTB F1をベースにしているため、P540の仕様の多くはそれに近いものである。開発期間の合計は14か月だった。

スーパーアメリカ45

[編集]
スーパーアメリカ45

2011年5月20日にコンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステで発表されたワンオフモデル[30]。長年のフェラーリ愛好家でコレクターのピーター・カリコウがオーダーした。車名の45はカリコウがフェラーリオーナーになってから45周年となることに由来する[31][32]。599 GTBをベースにした電動開閉式の回転式タルガ・ルーフを備えたオープンモデルである。フェラーリのスペシャル・プロジェクト・プログラムの一環として、セントロ・スティーレ・フェラーリでデザインされ、フェラーリが自社で設計した[30]

名前の通り、カリコウがコレクションで最も大切な1台と言う2005年のスーパーアメリカの影響を大きく受けている。カーボンファイバー製のハードトップルーフにはリアスクリーンが組み込まれており、スーパーアメリカと同様にキャビンの後ろの水平軸を中心に回転する。同じくカーボンファイバー製のブーツは、開いたときにルーフを収納し、車の後部でダウンフォースを増加させるように再設計された。

ボディカラーはダークブルー(こちらもスーパーアメリカと同色のもの)で、Aピラーやサイドミラー等がアルミの光沢仕上げでシルバーになっている。また、Cピラー付近に小さなリアクォーターウィンドウが備わっている。このほか、クロームメッキのフロントグリル、ボディカラーのホイール、カーボンファイバーパネルが特徴的である。

599 GTZ Nibbio Zagato

[編集]

599 GTBをベースにザガートがデザインし、2007年に発表された。全世界で9台限定で、そのうち7台は6速セミATのF1スーパーファスト、2台は6速MTで製造された。さらにF1スーパーファストを搭載したもののうちの2つはスパイダーである。ダークブルーに塗装され、上半分が白のMT仕様のクーペは、2018年12月にドバイのトミニクラシックスで149万5,000米ドルで売りに出された[33]。GTZ Nibbioのデザインは、1950年代から1960年代にかけての様々なコーチビルドスポーツに触発されている[34]

SP30

[編集]
SP30

599GTOをベースにしたワンオフで、2013年に完成した。これは、フェラーリのスペシャルプロジェクト部門が完成させた5番目のプロジェクトであり、599XXと数か月前に発表されたF12の要素が含まれている。アラブにある石油化学会社のオーナーであるチアラグ・アリアから2012年に依頼された[35]車両識別番号はZFF70RDT7B0188026[36]

こういったSPシリーズは転売禁止となっているが、アブダビ政府によって押収されたことで本来のオーナーが既に手放しており、米国に輸出されたことでSP30は何度かオークションや中古車市場に登場している[37][38]

プロトタイプ

[編集]
599 HY-KERS

2010年1月28日に、当時のフェラーリ会長であるルカ・ディ・モンテゼモーロによって発表された599のハイブリッド仕様。エンジンはV型12気筒で、リア部分に最大出力100PS以上の小型モーターを搭載する[39]

代替エネルギー源を使用し、フェラーリがF1マシンで培った運動エネルギー回生システムに基づくハイブリッドシステム「KERS」(キネティック・エナジー・リカバリー・システム)の技術をとり入れた。このKERSのテスト車両として、599が選ばれた。その後、正式にKERSを搭載した市販モデルはラ・フェラーリであることが明らかになった[40]

受賞歴

[編集]
  • Evo - カー・オブ・ザ・イヤー(2006年)[41]
  • トップ・ギア - スーパーカー・オブ・ザ・イヤー(2006年)

後継車

[編集]

599の後継車は、ジュネーブモーターショーの数日前の2012年2月29日に発表された。フェラーリは、フェルナンド・アロンソフェリペ・マッサがフェラーリ自身のテストトラックであるピスタ・ディ・フィオラーノで車を運転するビデオを公開した[42]。F12ベルリネッタと名付けられたこの車は、3月6日のジュネーブモーターショーで正式に発表された[43]

脚注

[編集]
  1. ^ a b How the Ferrari 599 GTB Accidentally Changed Car Design”. roadandtrack.com (2016年12月28日). 2019年10月13日閲覧。
  2. ^ Design Critique: Ferrari 599 Before the Aperta”. velocetoday.com. 2019年10月13日閲覧。
  3. ^ Ferrari 599 GTB Fiorano”. Ferrari. 14 May 2024閲覧。
  4. ^ John Phillips (2010年5月26日). “Ferrari 599XX First Drive”. Car and Driver. 2024年11月30日閲覧。
  5. ^ Aaron Robinson (2007年6月1日). “2007 Ferrari 599 GTB Fiorano Road Test”. Car and Driver. 2024年11月30日閲覧。
  6. ^ a b Mark Gillies. “2012 Lexus LFA vs. 2011 Ferrari 599 HGTE” (英語). Car and Driver. 2024年11月30日閲覧。
  7. ^ Tony Swan (2010年5月6日). “Car and Driver 2011 Ferrari 599GTO First Drive Review” (英語). Car and Driver. 2024年11月30日閲覧。
  8. ^ “599こそ、史上最高のFRフェラーリ!”. ALL About. (2007年1月31日). https://allabout.co.jp/gm/gc/193593/ 
  9. ^ Ed Isotropic (2006年12月27日). “Sneak Peek: Ferrari 599 GTB”. Consumerism. 2011年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年4月9日閲覧。
  10. ^ K.C. Colwel (2009年5月11日). “2010 Ferrari 599GTB Fiorano HGTE” (英語). Motor Trend. Primedia. 2024年11月30日閲覧。
  11. ^ 2007 Ferrari 599 GTB HGTE”. RM Sotheby's. 2015年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月26日閲覧。
  12. ^ Adrian Padeanu (2015年3月16日). “2007 Ferrari 599 GTB with manual gearbox auctioned for $682,000”. Motor1.com. Motorsport Network. 2024年11月30日閲覧。
  13. ^ Silvestro Brian (2018年2月26日). “This Ultra-Rare Six-Speed Ferrari 599 GTB Fiorano Was Once Owned by CJ Wilson” (英語). Road & Track. 2024年11月30日閲覧。
  14. ^ a b c d Ferrari 599 2006–2012 review”. autocar. 2018年5月25日閲覧。
  15. ^ Technical specifications”. ferrariworld.com. -2008-5-9時点のオリジナルよりアーカイブ。8 February 2008閲覧。
  16. ^ Ferrari 599GTB Fiorano official site
  17. ^ Archived copy”. 2013年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年9月22日閲覧。
  18. ^ Geneva 2009: Ferrari 599XX is our kind of menace to society”. Autoblog.com (2009年3月3日). 2009年4月18日閲覧。
  19. ^ Revealed on ferrari.com: the new 599 GTO – The fastest ever road-going Ferrari will be unveiled to the public at the Beijing Motor Show”. auto.ferrari.com. 2019年9月8日閲覧。
  20. ^ The 599 GTO: the company's fastest ever road car.”. auto.ferrari.com. 2019年9月8日閲覧。
  21. ^ Ferrari 599 GTO: official details”. AUSmotive.com (2010年4月8日). 2010年9月27日閲覧。
  22. ^ a b 08.04.2010 NEW MODEL: FERRARI 599 GTO”. www.italiaspeed.com/2010/cars. 2010年4月9日閲覧。
  23. ^ Michael Taylor (2010-6-21). “Almost Heaven: Is Ferrari's GTO the Best Ever?”. AutoWeek 60 (12): 20. 
  24. ^ Monticello, Mike (August 2010). “2011 Ferrari 599 GTO”. Road & Track 61 (12): 62. 
  25. ^ http://www.ferrari.com/Japanese/GT_Sport%20Cars/GT/Pages/100930_GT_Parigi_exclusive_SA_APERTA_and_California_leading_it_class.aspx
  26. ^ Ferrari launches 599 GTB'60F1' – BBC Top Gear”. topgear.com. 9 December 2011閲覧。
  27. ^ 森脇稔 (2009年12月14日). “世界に1台のフェラーリ…最高のクリスマスプレゼント”. Response.. 2024年11月30日閲覧。
  28. ^ Sam McEachern (2014年5月9日). “Spotted: One-off Ferrari P540 Superfast Aperta in Scottsdale, Arizona”. GTspirit. 2014年5月9日閲覧。
  29. ^ Pininfarina 'Golden Ferrari' one-off revealed?”. autoblog.com (2009年5月27日). 2009年12月12日閲覧。
  30. ^ a b Strong, Dan (2011年5月19日). “Ferrari Superamerica 45”. AutoExpress. 2012年5月23日閲覧。
  31. ^ 世界に1台! 特注フェラーリ・スーパーアメリカ45”. GQ JAPAN (2011年6月20日). 2024年11月30日閲覧。
  32. ^ 小林隆: “伊フェラーリ、世界でオンリーワンの「スーパーアメリカ 45」 オーダーメイドで作られた個人所有車”. Car Watch (2011年5月23日). 2024年11月30日閲覧。
  33. ^ Car For Sale: Rare 2007 Ferarri 599 GTZ Nibbio Zagato”. www.topspeed.com (2018年12月5日). 2021年1月12日閲覧。
  34. ^ Lewis, Corey (10 March 2021). “Rare Rides: The 2009 Ferrari 599 GTZ Nibbio Spyder, by Zagato” (英語). thetruthaboutcars.com. 2024年1月7日閲覧。
  35. ^ Ferrari SP Arya one-off in the works – Car Body Design” (英語). www.carbodydesign.com. 2018年5月14日閲覧。
  36. ^ 2011 Ferrari SP30 | Paris 2019” (英語). RM Sotheby's. 2021年1月14日閲覧。
  37. ^ https://creative311.com/?p=96946
  38. ^ ECR – Ferrari Special Projects details” (英語). ECR – Ferrari Special Projects details. 2023年1月28日閲覧。
  39. ^ 森脇稔「【ジュネーブモーターショー10】フェラーリ初のハイブリッド、燃費は30%向上か」『』Response、2010年1月29日。2024年11月30日閲覧。
  40. ^ Ferrari confirms 599 hybrid prototype in testing”. Motorauthority.com. 2009-04-1-18閲覧。
  41. ^ evo Car of the Year 2006 Ferrari 599 GTB Fiorano”. Evo. 2013年10月29日閲覧。
  42. ^ 29 February 2012 – The most powerful Ferrari ever is about to take shape”. ferrari.com. 2012年2月21日閲覧。
  43. ^ Evan McCausland (2012年2月29日). “First Look: 2013 Ferrari F12 Berlinetta”. Motor Trend. 2024年11月30日閲覧。

参考文献

[編集]

外部リンク

[編集]