フォトジェニック (ゲーム)
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ジャンル | 恋愛フォトシミュレーション |
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対応機種 |
PC-9801VX以降 PlayStation セガサターン |
開発元 | ゼロシステム |
発売元 | サンソフト |
シナリオ | 三宅邦治 |
美術 | すぎやま現象 |
人数 | 1人 |
メディア | CD-ROM |
発売日 |
[PC]1997年5月16日 [PS]1997年12月18日 [SS]1998年1月29日 |
『フォトジェニック』は、1997年5月16日にサンソフトから発売されたPC-98用パソコンゲーム。同年12月18日にはPS版が、1998年1月29日にはSS版が発売された。
パラメータをアップさせて主人公を育成したり、状況によりフィルムを選びヒロインの写真を撮るシミュレーション要素と、行き先を選択しキャラクターとの会話を楽しむアドベンチャー要素が合わさった、恋愛シミュレーションゲーム。
- キャラクターデザイン・イベントグラフィック監修 - すぎやま現象(イラストレーター)
- シナリオ - 三宅邦治(グローディア出身、ゼロシステム所属。他作品に『アルヴァリーク冒険記』や『サバッシュII 〜メヒテの大予言〜』がある)
概要
[編集]ゲームの舞台として登場するのは主人公が住む町を含めた4つの町。日曜日と休日は町を自由に移動できるようになる。プレイヤーのパラメーターには、人物と風景写真の撮影能力、町を自由に行動するためのタイムポイントがある。これらの能力は平日に選んだ仕事で高めることになる。仕事の種類は6種類あり、写真の腕を磨く仕事や、タイムポイントを高める仕事などが用意されている[1]。
プレイステーション版とセガサターン版への移植にあたり、それぞれオリジナルのイベントが4つずつ追加された。そのほか、被写体以外に登場するサブキャラクターの女の子たち、4人のイベントが加わり、彼女たちを恋愛対象としたエンディングが追加されている[1]。
登場人物
[編集]- 瀬田 雄吾
- 本作の主人公。写真コンテストでの優勝を目指す、駆け出しのカメラマン。写真のモデルとして3人の少女と出会うことになる[2]。
- 桜井 愛美(さくらい まなみ)
- 声:小森まなみ
- 高校1年生。自分のことを「まみたん」と呼ばせたり、別れの挨拶に「ばいにゃん」と言ったりと、マイペースで明るい性格の少女。趣味はリボンやめいぐるみを集める事[2]。見た目の態度とは裏腹に、実は暗い過去を持っている。
- 北条 綾乃(ほうじょう あやの)
- 声:笠原弘子
- 高校2年生。穏やかな性格の、物腰丁寧なお嬢様。絵を描くことが好きで、自宅にはアトリエを持っている。
- 織原 いずみ(おりはら いずみ)
- 声:岩男潤子
- 中学3年生。読書が好きな、内気な少女。誰もが振り向くような美人の姉に、コンプレックスを抱いている。自分の眼鏡を不細工だと思っているなど、自分の持つ魅力には気づいていない[2][1]。
- 真園 睦香
- 声:山口由里子
- 沢渡 誠信(さわたり せいしん)
- 声:山口健
- 天野 理路
- 声:川上とも子
- 織原 うみ(おりはら うみ)
- 声:永野愛
- 牧野 博人
- 声:浅田葉子
- 御子神 鈴音
- 声:柊美冬
ドラマCD
[編集]『ZEST CD BOOK Vol.3 フォトジェニック』,1998年発売。