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フキヌキシカクワガタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フキヌキシカクワガタ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: コウチュウ目 Coleoptera
亜目 : 多食亜目 Polyphaga
上科 : コガネムシ上科
Scarabaeoidea
: クワガタムシ科Lucanidae
亜科 : クワガタムシ亜科Lucaninae
: シカクワガタ属
Rhaetulus
: シカクワガタ R. crenatus
亜種 : フキヌキシカクワガタ
R. c. fukinukii
学名
Rhaetulus crenatus fukinukii
Nagai, 2002
和名
フキヌキシカクワガタ

フキヌキシカクワガタRhaetulus crenatus fukinukii)は、コウチュウ目クワガタムシ科シカクワガタ属に属するクワガタムシである。

アッサムシカクワガタとも呼ばれ、シカクワガタの中では、中型種である。

形態

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  • オス:39-64ミリ
  • メス:28-30ミリ

体色はタイワンシカクワガタのように黒一色であり、前翅と胸部にツヤがある。また、メスは光沢が強く、タイワンシカクワガタと見分けがつく。

オスの大アゴの先端が他のシカクワガタと違い、三角形になっている。内歯ディディエールシカクワガタのように、後ろに突出する。

生態

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最近になって知られるようになった種類であるため、飼育下での生態は詳しくわかっていない。性格は他のシカクワガタ同様、メスを殺してしまうほど凶暴である。しかし、羽化してから成熟するまでは非常におとなしく、ほとんど活動しない。

成熟期間は8ヶ月と長く、ディディエールシカクワガタとほぼ同じくらいである。

メスとオスで体長に大きな差があるため、羽化時期にも差が出る。

分布

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インド北東部・ミャンマー北部

参考文献

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