フラッシュ・キャディラック&ザ・コンチネンタル・キッズ
フラッシュ・キャディラック &ザ・コンチネンタル・キッズ Flash Cadillac & the Continental Kids | |
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出身地 | コロラド州ボルダー、コロラド大学 |
ジャンル | ロックンロール、ポップ・ミュージック |
活動期間 | 1969年 - |
レーベル |
エピック・レコード プライベート・ストック・レコード |
公式サイト | www.shanana.com |
メンバー |
クリス・モウ リン・フィリップス ウォーレン・ナイト ハロルド・フィールデン ミック・"フラッシュ"・マンレサ |
フラッシュ・キャディラック&ザ・コンチネンタル・キッズ (Flash Cadillac & the Continental Kids)、後のフラッシュ・キャディラック (Flash Cadillac) は、アメリカ合衆国のレトロ・ロックンロール・バンドで、特に1973年の映画『アメリカン・グラフィティ』への出演で知られた。
歴史
[編集]このバンドは1969年、コロラド州ボルダーのコロラド大学で、キーボードのクリス・モウ (Kris Moe)、ギターのリン・フィリップス (Linn Phillips)、ベースのウォーレン・ナイト (Warren Knight)、ドラムスのハロルド・フィールデン (Harold Fielden) に、もうひとりのギターでフロントマンのミック・"フラッシュ"・マンレサ (Mick "Flash" Manresa) によって結成された。このバンドは、ボルダーのバー「The Sink」の裏方として過ごしていたヒューイ・プラムリー (Hughey Plumley) から、「フラッシュ・キャデラック&ザ・コンティネンタル・キッズ (Flash Cadillac & the Continental Kids)」と名付けられ、彼は面白がってバンド名をひねり出したのであった[1]。
ジョージ・ルーカスの出世作となった1973年の映画『アメリカン・グラフィティ』に出演した彼らは、高校のダンス・パーティーの場面でステージ上で演奏する「ハービー&ザ・ハートビーツ (Herby and the Heartbeats)」として、「アット・ザ・ホップ(踊りにいこうよ) (At the Hop)」と「ルイ・ルイ (Louie, Louie)」のカバーと、オリジナル曲「She's So Fine」を披露した[2]。彼らが演奏した「アット・ザ・ホップ」は、1973年にシングルとしてリリースされた[3]。
フラッシュ・キャディラックは、1970年代には、リンジー・ディ・ポールとバリー・ブルーが書いた「ダンスでごきげん (Dancin' (on a Saturday Night)」や、「懐かしのロックンロール (Good Times, Rock and Roll)」、「愛しのブギー (Did You Boogie (With Your Baby))」など、チャート入りするヒットも出した[4]。「Dancin' (On A Saturday Night)」は、1974年にスウェーデンでトップ10入りのヒットとなった[5]。
1975年には、テレビのシットコム『ハッピーデイズ 』に出演して「ジョニー・フィッシュ&ザ・フィンズ (Johnny Fish & the Fins)」として演奏を披露した[6]。
1977年、彼らは、ロイ・ウッドが書いてウィザードとして発表した「シー・マイ・ベイビー・ジャイヴ (See My Baby Jive)」のカバーをリリースした[7]。
ディスコグラフィ
[編集]- 1972 : Flash Cadillac & The Continental Kids
- 1974 : There's No Face Like Chrome
- 1975 : Rock & Roll Forever (Two disc compilation album)
- 1975 : Sons of the Beaches
- 1988 : Later Than Midnight
- 1994 : Night at the Symphony (with the Colorado Springs Symphony)
シングル
[編集]年 | 曲 | レーベル | 最高位 | |||
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US (Billboard) | US (Cashbox) | US (Radio & Records) | AUS)[8] | |||
1974 | ダンスでごきげん ("Dancin' (on a Saturday Night)") | エピック | 93 | 79 | — | — |
1975 | 懐かしのロックンロール ("Good Times, Rock and Roll") | プライベート・ストック | 41 | 45 | — | — |
1976 | 愛しのブギー ("Did You Boogie (With Your Baby)") | プライベート・ストック | 29 | 25 | 22 | 32 |
脚注
[編集]- ^ “Frequently Asked Questions (FAQ's)”. Flash Cadillac. 2017年2月22日閲覧。
- ^ American Graffiti (1973) - IMDb
- ^ Flash Cadillac & The Continental Kids - At The Hop - Discogs (発売一覧)
- ^ “Flash Cadillac & The Continental Kids | Rock 'n' Roll Reviews and Trivia”. Rocknrolldentist.wordpress.com (2016年1月24日). 2017年2月22日閲覧。
- ^ Billboard, 3 August 1974
- ^ Flash Cadillac and the Continental Kids "Young Blood" - YouTube
- ^ Flash Cadillac & The Continental Kids - See My Baby Jive - Discogs (発売一覧)
- ^ Kent, David (1993). Australian Chart Book 1970–1992 (illustrated ed.). St Ives, N.S.W.: Australian Chart Book. p. 113. ISBN 0-646-11917-6