フルオレノン
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フルオレノン | |
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Fluoren-9-one | |
別称 9-Fluorenone, 9H-Fluoren-9-one, 9-Oxofluorene, Diphenylene ketone | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 486-25-9 |
PubChem | 10241 |
ChemSpider | 9824 |
KEGG | C06712 |
ChEBI | |
ChEMBL | CHEMBL571655 |
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特性 | |
化学式 | C13H8O |
モル質量 | 180.192 g/mol |
外観 | フレーク状の黄色固体 結晶性の粉末 |
密度 | 1.13 g/cm3 |
融点 |
83.5 °C |
沸点 |
342 °C |
水への溶解度 | 水に溶けない |
屈折率 (nD) | 1.6309 |
危険性 | |
安全データシート(外部リンク) | External MSDS |
主な危険性 | 刺激性 |
NFPA 704 | |
引火点 | 163 °C |
発火点 | 608 °C |
関連する物質 | |
関連物質 | フルオレン 1,8-ジアザフルオレン-9-オン |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
フルオレノン(fluorenone)は、化学式がC13H8Oで表される芳香族有機化合物である。
製法
[編集]フルオレノンは、フルオレンを酸化クロム (VI)で酸化することによって合成できる [1] 。
用途
[編集]フルオレノンは、他の物質の合成の材料として使用されることがある。例えば、フルオレノンにマグネシウムかカルシウムを作用させることによって、ルビセンを合成することが可能である [2] 。
出典
[編集]- ^ 化学大辞典編集委員会 『化学大辞典 (縮刷版) 8』 p.31 (左上) 共立出版 1964年2月15日発行 ISBN 4-320-04022-8
- ^ 化学大辞典編集委員会 『化学大辞典 (縮刷版) 9』 p.855 (右上) 共立出版 1964年3月15日発行 ISBN 4-320-04023-6