フレッシュ・ワロンヌ2010
表示
フレッシュ・ワロンヌ2010(Flèche Wallonne 2010)は、フレッシュ・ワロンヌ(HIS)の74回目のレース。2010年4月21日に行われた。
出場チーム
[編集]- チーム・サクソバンク
- エウスカルテル・エウスカディ
- オメガファーマ・ロット
- ケス・デパーニュ
- Ag2r・ラ・モンディアル
- トップスポート・フラーンデレン=メルカトル
- サーヴェロ・テストチーム
- チーム・レディオシャック
- フランセーズ・デ・ジュー
- アスタナ
- Bbox ブイグテレコム
- ラボバンク
- アクア & サポーネ
- ランプレ・ファルネーゼ・ヴィーニ
- BMC・レーシングチーム
- チーム・HTC - コロンビア
- チーム・スカイ
- チーム・カチューシャ
- クイックステップ
- ラントバウクレディート
- チーム・ミルラム
- ガーミン・トランジションズ
- アンドローニ・ジョカットーリ
- リクイガス・ドイモ
- コフィディス
レース展開
[編集]序盤から7人が先行。レース後半に差し掛かるにつれてチーム・サクソバンクが積極的な動きを見せ、2回目のユイの壁の頂上付近で逃げを吸収。その直後、フランク・シュレク(チーム・サクソバンク)がロマン・クロイツィガー(リクイガス・ドイモ)などを引き連れて4人で集団から飛び出す。フランク等は一時メイン集団に30秒程度の差を付けたが、アスタナなどを中心としたメイン集団の追い上げにはかなわず、さらにメイン集団から追いついたアレクサンドル・コロブネフ(チーム・カチューシャ)がカウンターアタックを仕掛けるも失敗。結局、大集団のままゴール地点となる3回目のユイの壁に突入。まずアンドレアス・クレーデン(チーム・レディオシャック)、次いでイゴール・アントン(エウスカルテル・エウスカディ)がスパートを掛けるが、残り300m過ぎでアントンの着き位置に入っていたアルベルト・コンタドール(アスタナ)が加速。しかし、勾配の緩くなる残り100m過ぎに一気にスパートしたカデル・エヴァンス(BMC・レーシングチーム)がコンタドールをパス、ホアキン・ロドリゲス(チーム・カチューシャ)の追撃を振り切ってゴールラインに飛び込んだ。エヴァンスは大会初優勝。また、マイヨ・アルカンシエルを着用しての初勝利ともなった。2位はロドリゲス、3位はコンタドール、アムステルゴールドレース優勝のフィリップ・ジルベール(オメガファーマ・ロット)は11秒遅れの6位だった。
結果
[編集]- シャルルロワからユイまでの198km
選手名 | 国籍 | チーム | 時間 | |
---|---|---|---|---|
1 | カデル・エヴァンス | オーストラリア | BMC・レーシングチーム | 4時間39分24秒 |
2 | ホアキン・ロドリゲス | スペイン | チーム・カチューシャ | 同 |
3 | アルベルト・コンタドール | スペイン | アスタナ | 同 |
4 | イゴール・アントン | スペイン | エウスカルテル・エウスカディ | +06秒 |
5 | ダミアーノ・クネゴ | イタリア | ランプレ・ファルネーゼ=ヴィーニ | +09秒 |
6 | フィリップ・ジルベール | ベルギー | オメガファーマ・ロット | +11秒 |
7 | クリス・ホーナー | アメリカ合衆国 | チーム・レディオシャック | 同 |
8 | アレハンドロ・バルベルデ | スペイン | ケス・デパーニュ | 同 |
9 | アンディ・シュレク | ルクセンブルク | チーム・サクソバンク | 同 |
10 | ライダー・ヘシェダル | カナダ | ガーミン・トランジションズ | 同 |