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フレンズ (ラリー・カールトンのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『フレンズ』
ラリー・カールトンスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル フュージョン
時間
レーベル ワーナー・ブラザース・レコード
プロデュース ラリー・カールトン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 63位(日本[1]
  • 126位(アメリカ[2]
  • ラリー・カールトン アルバム 年表
    エイト・タイムス・アップ
    (1982年)
    フレンズ
    (1983年)
    アローン・バット・ネヴァー・アローン
    (1986年)
    テンプレートを表示

    フレンズ』(Friends)は、アメリカ合衆国ギタリストラリー・カールトン1983年に発表したスタジオ・アルバム

    背景

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    「ブルース・フォー・T.J.」は、B.B.キングとのツイン・ギター編成で録音された[3]。カールトンは本作を最後にワーナー・ブラザース・レコードから契約を解除され、1986年にMCAレコードとの契約を得るまで、約2年にわたりレコード契約のない状態であった[4]

    反響・評価

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    母国アメリカでは、1983年7月16日付のBillboard 200で126位に達し、自身4作目の全米トップ200アルバムとなった[2]。日本のオリコンLPチャートでは4週トップ100入りし、最高63位を記録して、ライブ・アルバムも含めれば自身5作目のオリコン・トップ100アルバムとなった[1]

    本作は、第26回グラミー賞で最優秀ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞にノミネートされた[5]。ロバート・テイラーはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「歯科医院のBGMに使われてもいいほど、ポップスとジャズが楽し気に融合されている。一方、音楽をじっくり聴きたい向きにとっては、卓越したギター・ワークが幾度か楽しめる」と評している[3]。また、松下佳男は2014年、「『ストライクス・トワイス』のようなロック・アプローチによるハードさがなく、アダルト・コンテンポラリー志向が大きな魅力となっている」「"スムース・ジャズ"の雛形のようなサウンドを先取りしているともいえる」と評している[6]

    収録曲

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    特記なき楽曲はラリー・カールトン作。

    1. ブレイキン・グラウンド "Breaking Ground" - 4:29
    2. サウス・タウン "South Town" - 5:25
    3. テキーラ "Tequila" (Chuck Rio) - 4:11
    4. ブルース・フォー・T.J. "Blues for T.J." (Larry Carlton, B.B. King) - 5:21
    5. ソング・イン・ザ・フィフス・グレイド "Song in the 5th Grade" - 5:25
    6. クルージン "Crusin'" - 5:21
    7. L.A., N.Y. "L.A., N.Y." - 4:56
    8. フレンズ "Friends" - 5:19

    参加ミュージシャン

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    脚注

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    1. ^ a b 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』オリジナルコンフィデンス、1990年、313頁。ISBN 4-87131-025-6 
    2. ^ a b Larry Carlton Chart History - Billboard 200”. Billboard. 2023年4月20日閲覧。
    3. ^ a b Taylor, Robert. “Larry Carlton - Friends Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2023年4月20日閲覧。
    4. ^ Egolf, James (2007年9月10日). “Chattin' with Mr.335: Larry Carlton”. Premier Guitar. 2023年4月20日閲覧。
    5. ^ Larry E. Carlton - Artist”. GRAMMY.com. Recording Academy. 2023年4月20日閲覧。
    6. ^ 2014年再発CD (WPCR-28103)ライナーノーツ(松下佳男、2014年9月4日)

    外部リンク

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