フロラック
Florac | |
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行政 | |
国 | フランス |
地域圏 (Région) | ラングドック=ルシヨン地域圏 |
県 (département) | ロゼール県 |
郡 (arrondissement) | フロラック郡 |
小郡 (canton) | 小郡庁所在地 |
INSEEコード | 48061 |
郵便番号 | 48400 |
市長(任期) |
ダニエル・ヴェレ[1] (2008年 - 2014年) |
自治体間連合 (fr) | fr:Communauté de communes du Pays de Florac et du Haut Tarn |
人口動態 | |
人口 |
1 921人 (2009年) |
人口密度 | 64人/km2 |
住民の呼称 | Floracois |
地理 | |
座標 | 北緯44度19分38秒 東経3度35分57秒 / 北緯44.32722度 東経3.59917度座標: 北緯44度19分38秒 東経3度35分57秒 / 北緯44.32722度 東経3.59917度 |
標高 |
平均:? m 最低:522 m 最高:1141 m |
面積 | 29.89km2 (2 989ha) |
公式サイト | www.ville-florac.fr |
フロラック (Florac)は、フランス、ラングドック=ルシヨン地域圏、ロゼール県にかつて存在したコミューン。2016年1月1日、ラ・サル=プリュネと合併し、コミューン・ヌーヴェル(fr)のフロラック=トロワ=リヴィエールとなった。
地理
[編集]フロラックは、セヴェンヌ自然公園の中心部、タルノン川沿いにある。タルヌ渓谷の入り口にあたり、メジャン高原およびセヴェンヌ山脈のふもとにある。セヴェンヌ山脈の片岩、ロゼール山の花崗岩、メジャン高原の石灰岩という、3つの異なる地質学的交差路にあたる。1926年にマルヴェジョル郡が廃止されてから、フロラックはロゼール唯一の小郡庁所在地となった。また、カステラーヌ、ラルジャンティエールに次いで国内第3の小さな小郡となった。人口およそ2000人ほどの小さなまちだが、夏季には3倍に膨れ上がる。
交通
[編集]フロラックには国道106号線(北のマンドで国道88号線に接続)が通る。北へ向かってタルヌ県へ伸びる106号線がタルノン川沿いを通る。鉄道は1968年に廃止された。
由来
[編集]最古にまちの名として記されたのは、Floracuである。最初の要素はラテン語の人名Florusである。これにガリア語の接尾辞-acumが付け足された。Flor-はオック語の要素でもあり、フランス語のFleur-と似た進化を遂げた。オック語の話される北部地域ではフルーラック(Fleurac)という地名が見られる。
歴史
[編集]1130年頃、ブリウド近郊のラ・シェーズ=デューの修道士たちが、小修道院を創設した。これがフロラック最古の部分を構成していた。教会の足元にある場所に定住地が生まれ、やがて中世の村になった。13世紀には城が築かれたがユグノー戦争中に破壊されている。まちは水が満たされた堀で守られていた。
1560年、フロラックに最初の新教徒のコミュニティーが生まれたが、ユグノー戦争で苦しめられることはなかった。ナントの勅令以後平和な時期が時々あったが、200年あまり宗教戦争は続いた。聖バルテルミーの虐殺に続いて、まちはユグノーに奪われ強固に守られていた[2]。
1622年、フロラックの城壁の修理が開始された。1652年、フロラック城は古い要塞の敷地内に再建された。この時代の最も印象的なエピソードは1702年から1705年に起きたカミザールの乱である。セヴェンヌの反徒を鎮圧するためルイ14世は竜騎兵を送り込みフロラックに駐留させた。新教徒の信仰の自由は、1787年の寛容令(fr)まで保証されなかった。
フランス革命時代、城は塩の保管庫にされていた。1810年、城は国家に売却され、刑務所に転用された。19世紀のフロラックは行政上の中心であり、農業、羊毛産業、絹やウシの交易が行われていた。
人口統計
[編集]19世紀の繁栄後、20世紀の間中住民の都市流出が続き、1970年代に観光業が盛んになるまでは人口が減少傾向にあった。
1962年 | 1968年 | 1975年 | 1982年 | 1990年 | 1999年 | 2006年 |
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1 532 | 1 675 | 1 958 | 2 035 | 2 065 | 1 996 | 1 908 |
参照元:Cassini[3]
姉妹都市
[編集]脚注
[編集]- ^ Site du conseil général de la Lozère
- ^ Guerres de religion-Miquel, p. 288
- ^ Données Cassini
参考文献
[編集]- Les Guerres de religion, Club France Loisirs, 1980 (ISBN 978-2-7242-0785-9)