フローレン・ジェルー
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フローレン・ジェルー | |
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2016年 | |
基本情報 | |
国籍 | フランス・ アメリカ合衆国 |
出身地 | フランス・アルジャンタン |
生年月日 | 1986年7月16日(38歳) |
騎手情報 | |
初免許年 | 2004年( フランス) |
免許区分 | 平地競走 |
経歴 | |
所属 |
2004年 - 2007年 フランス 2007年 - アメリカ合衆国 |
フローレン・ジェルー(Florent Geroux、1986年7月16日 - )はアメリカ合衆国の騎手である。フランス・アルジャンタン出身。
来歴
[編集]1986年にフランス・アルジャンタンにて誕生。父ドミニクは元騎手で調教師であった。2004年にフランス・ロンシャン競馬場で初勝利を挙げる[1]。
2007年にアメリカ合衆国へ拠点を移し[1]、3年後の2010年にパッカーアップステークス(GIII)を制して重賞初制覇[2]。2014年にはブリーダーズカップ・スプリントを人気薄のワークオールウィークで制し、初のGI勝利を果たしている[3]。2015年にはザピッツァマン(The Pizza Man)でアーリントンミリオンを制し、ブリーダーズカップではキャッチアグリンプス(Catch a Glimpse)でジュヴェナイルフィリーズターフ、モンゴリアンサタデー(Mongolian Saturday)でターフスプリントの2レースを制した。その翌年の2016年には自己最多の217勝を挙げるなど、アメリカにおけるトップジョッキーの1人となった[4]。
ジェルーの名声を一躍高めたのは2017年のエクリプス賞年度代表馬ガンランナーであった。同馬とのコンビではブリーダーズカップ・クラシックやペガサスワールドカップなどGI6勝を含む重賞10勝を挙げた[1]。
2018年5月23日にアメリカ合衆国の市民権を取得した[5]。
主な騎乗馬
[編集]- ガンランナー(2018年ペガサスワールドカップ、2017年ブリーダーズカップ・クラシック、ウッドワードステークス、ホイットニーステークス、スティーブンフォスターハンデキャップ、2016年クラークハンデキャップ)
- モノモイガール(2018年ブリーダーズカップ・ディスタフ、ケンタッキーオークス、エイコーンステークス、CCAオークス、アッシュランドステークス、2020年ラトロワンヌステークス、ブリーダーズカップ・ディスタフ)
- マンダルーン(2021年ケンタッキーダービー、ハスケルインビテーショナルステークス)
脚注
[編集]- ^ a b c 平松さとし. 【世界の騎手列伝 vol.121】フローレン・ジェルー(PART-2). UMA-JiN(2017年4月20日付). 2018年11月2日閲覧
- ^ 平松さとし. 【世界の騎手列伝 vol.80】フローレン・ジェルー. UMA-JiN(2017年4月20日付). 2018年11月2日閲覧
- ^ Alicia Wincze Hughes. Geroux Gets Next Classic Chance With Quip. Bloodhorse(May 17. 2018). 2018年11月2日閲覧
- ^ James Willoughb. Florent Geroux: the ebb and flow of a top rider in the U.S.. Thoroughbred Racing Commentary(Feburuary 1, 2018). 2018年11月2日閲覧
- ^ Jennie Rees. Jockey Florent Geroux spends first July 4th as American citizen at Ellis Park. Courier & Press(July 4, 2018). 2018年11月2日閲覧
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Florent Geroux (@flothejock) - X(旧Twitter)
- Jockey Profile | Florent Geroux - Equibase