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ブランドン・ゴームス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブランドン・ゴームス
Brandon Gomes
タンパベイ・レイズでの現役時代
(2011年9月13日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 マサチューセッツ州フォールリバー
生年月日 (1984-07-15) 1984年7月15日(40歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
175 lb =約79.4 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2007年 MLBドラフト17巡目
初出場 2011年5月3日
最終出場 2015年10月3日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ブランドン・ポール・ゴームスBrandon Paul Gomes , 1984年7月15日 - )は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州フォールリバー出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。現在は、MLBロサンゼルス・ドジャースゼネラルマネージャー(GM)を務めている。

経歴

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プロ入り前

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マサチューセッツ州で生まれ、周囲の多くの人々と同じようにボストン・レッドソックスのファンとして育った。当時憧れていた選手はペドロ・マルティネスで、いつか自分もフェンウェイ・パークのマウンドに立つことを夢見ていた[1]。大学はルイジアナ州ニューオーリンズにあるチューレーン大学に進学。

プロ入りとパドレス傘下時代

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2007年MLBドラフト17巡目(全体537位)でサンディエゴ・パドレスから指名され、プロ入り[2]

2009年からの2年間はAA級サンアントニオ・ミッションズで合計116試合に救援登板し、投球回数を大きく上回る数の三振を奪っている。

レイズ時代

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2010年12月17日ジェイソン・バートレットとのトレードで、シーザー・ラモスコール・フィゲロアアダム・ラッセル英語版と共にタンパベイ・レイズへ移籍した[3]

2011年5月3日トロント・ブルージェイズ戦でメジャーデビュー[4]

2014年は開幕ロースター入りし、リリーフとして20試合に登板したが、5月19日にAAA級ダーラム・ブルズへ降格した[5]8月13日にメジャーへ昇格した[6]が、1試合の登板にとどまり、8月16日にAAA級ダーラムへ降格した。9月1日に登録枠が拡大されたため、メジャーへ再昇格した。この年は29試合に登板して2勝2敗・防御率3.71・24奪三振の成績を残した。12月19日DFAとなり[7]12月23日にマイナー契約となってAAA級ダーラムへ降格した。

2015年は開幕をAAA級ダーラムで迎えたが、4月18日にメジャー復帰した。メジャーに入ってからは常時、登板機会を与えられ、最終的には自己記録を大きく更新する63試合に投げた。5年連続2勝以上を挙げたが、防御率4.27・FIP4.76という成績で、投球内容は今一つだった。オフの11月20日にDFAとなり[8]、25日にFAとなった[9]

カブス傘下時代

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2015年12月13日シカゴ・カブスとマイナー契約を結び、2016年スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。

2016年は開幕から傘下のAAA級アイオワ・カブスでプレーしていたが、6月9日に自由契約となった[10]。その後はどの球団とも契約しなかったため、2016年が現役生活最後のシーズンとなった。

現役引退後

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2016年11月よりロサンゼルス・ドジャースの育成部門のスタッフとなった[11]2017年12月には育成ディレクターへ昇格[12]2019年ゼネラルマネージャー補佐に昇格[13]

2022年1月より、ゼネラルマネージャーに就任した[14]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2011 TB 40 0 0 0 0 2 1 0 5 .667 160 37.0 34 3 16 0 1 32 1 0 15 120 2.92 1.35
2012 15 0 0 0 0 2 2 0 1 .500 83 17.2 16 2 12 3 2 15 1 0 12 10 5.09 1.58
2013 26 0 0 0 0 3 1 0 0 .750 83 19.1 18 4 7 3 0 29 1 0 15 14 6.52 1.29
2014 29 0 0 0 0 2 2 0 4 .500 138 34.0 28 5 11 2 0 24 3 0 14 14 3.71 1.15
2015 63 0 0 0 0 2 6 1 16 .250 245 59.0 55 10 15 2 3 44 4 1 28 28 4.27 1.19
MLB:5年 173 0 0 0 0 11 12 1 26 .478 709 167.0 151 24 61 10 6 144 10 1 84 78 4.20 1.27

背番号

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  • 47(2011年 - 2015年)

脚注

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  1. ^ Topkin, Marc(2011年8月16日). New England native Brandon Gomes to make first pro appearance at Fenway Park. tampabay.com(英語). 2011年9月28日閲覧
  2. ^ Greg Sullivan (2007年6月21日). “A pitch for the 'Bigs'” (英語). The Helard News. 2013年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月24日閲覧。
  3. ^ Bill Chastain (2010年12月17日). “Bartlett swap finalized during Rays' busy day” (英語). MLB.com. 2015年11月24日閲覧。
  4. ^ May 3, 2011 Toronto Blue Jays at Tampa Bay Rays Box Score and Play by Play” (英語). Baseball-Reference.com. 2015年11月24日閲覧。
  5. ^ Bill Chastain (2014年5月9日). “Rays send reliever Gomes to Triple-A Durham” (英語). MLB.com. 2014年12月20日閲覧。
  6. ^ Bill Chastain (2014年8月14日). “Rays recall Gomes to bolster bullpen, Figueroa optioned”. MLB.com. 2014年12月20日閲覧。
  7. ^ “Rays complete eleven-player trade with Padres, Nationals” (英語). Rays Press Release. MLB.com. (2014年12月19日). http://m.rays.mlb.com/news/article/104497142/rays-complete-eleven-player-trade-with-padres-nationals 2014年12月20日閲覧。 
  8. ^ Ian Malinowski (2015年11月20日). “Rays DFA Daniel Nava, J.P. Arencibia, Brandon Gomes, and Kirby Yates” (英語). DRaysBay/SB Nation. Vox Media, Inc. 2015年11月24日閲覧。
  9. ^ Bill Chastain (2015年11月28日). “Rays deal Yates among handful of moves” (英語). MLB.com. 2018年8月30日閲覧。
  10. ^ MLB公式プロフィール参照。2018年8月30日閲覧。
  11. ^ Greg Sullivan (2016年11月2日). “DODGER BLUE: Brandon Gomes, his playing days over, is part of the Los Angeles Dodgers player development team” (英語). The Herald News.com. 2018年8月30日閲覧。
  12. ^ Rowan Kavner (2017年12月1日). “Dodgers promote Gomes, hire Porterfield” (英語). Dodgers.mlblogs.com. 2018年8月30日閲覧。
  13. ^ JACK HARRIS (2022年1月20日). “Dodgers GM Brandon Gomes found his calling during his many stints in the minors”. Los Angeles Times. 2022年1月21日閲覧。
  14. ^ Juan Toribio (2022年1月21日). “Gomes rises quickly to become Dodgers GM”. MLB.com. 2022年1月21日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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