ブルー・ハワイ
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ブルー・ハワイ | |
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基本情報 | |
種別 | ロングドリンク |
作成技法 | シェーク |
色 | 青 |
グラス | ゴブレット |
アルコール度数 | |
度数 |
15度 |
レシピの一例 | |
ベース | ホワイト・ラム |
装飾材料 | フルーツ |
材料 |
ホワイト・ラム …… 30ml |
ブルー・キュラソー …… 15ml | |
パイナップル・ジュース …… 30ml | |
レモン・ジュース …… 15ml |
ブルー・ハワイ(英: Blue Hawaii)はその名の通りにハワイで誕生したトロピカルカクテルの1つ。
歴史
[編集]1957年にアメリカ合衆国のハワイ州、ホノルル市にあるホノルル・カイザー・ハワイアン・ヴィレッジ(Honolulu's Kaiser Hawaiian Village、現ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチ・リゾート&スパ)のバーテンダーであったハリー・イーが考案したカクテルである[1][2][3]。ボルスのブルー・キュラソーを使用した特徴的なカクテルを依頼されたことによる。イーが考案したレシピは現在のブルー・ハワイとは少々異なるが、特徴的な青色とパイナップルをグラスに飾る技法は現在にも受け継がれている[4]。ブルー・ハワイはヒルトン・ハワイアン・ビレッジのシグネチャーカクテルとなっている[5]。
カクテルの名称は、エルヴィス・プレスリーが主演する1961年の同名映画の影響とされることもあるが[6][7](上述のようにカクテルの発祥のほうが早い)、1937年の映画『ワイキキの結婚』でビング・クロスビーが歌った同名の楽曲に由来するものである[3]。なお、この曲はプレスリーの映画でも主題歌としてカバーされている[3]。イーは自身が考案したカクテルに映画や歌の名前をつけることが多かった。
イーが考案した多くのトロピカルカクテルはマイタイなどを産み出したアメリカ本土のトレーダーヴィックスと共にティキ・カルチャーを普及させることに大いに役立った。
レシピの例
[編集]イーの初期のレシピではウォッカやシュガーシロップが加えられていた[2][3]。
バリエーション
[編集]出典
[編集]- ^ Rick Carroll. “Harry Yee, King of Tropical Cocktails”. kevdo.com. 2022年10月30日閲覧。
- ^ a b “Blue Hawaii”. Liquor.com (2020年11月13日). 2022年10月30日閲覧。
- ^ a b c d “Blue Hawaii”. Difford's Guide. 2022年10月30日閲覧。
- ^ Lance Tominaga. “Tropical drinks, part of the Hawaiian experience”. alohahawaii.com. 2022年10月30日閲覧。
- ^ 『ハワイ完全版2018』JTBパブリッシング、2017年、31頁。ISBN 9784533119323。
- ^ 福西英三『カクテル入門』保育社、1982年、69頁。ISBN 978-4586505630。
- ^ a b 岡崎ユウ『本格 家飲みカクテル教本 新装版 ルールをマスターして美味しく楽しむ120種』メイツ出版、2021年、42頁。ISBN 978-4780424928。
- ^ a b 『カクテルの図鑑 :カクテルのレシピ407点とカクテルを楽しむための基礎知識』マイナビ、2013年、80頁。ISBN 978-4839946234。
- ^ a b THE PLACE『カクテル事典』学研パブリッシング、2014年、123頁。ISBN 978-4058003206。
- ^ a b c d “ブルー・ハワイ レシピ”. サントリー. 2022年10月30日閲覧。