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プラット・アンド・ホイットニー R-1340

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
R-1340
R-1340-AN-1レシプロエンジン(岐阜かかみがはら航空宇宙博物館

プラット・アンド・ホイットニー R-1340(通称:ワスプエンジン)は、アメリカプラット・アンド・ホイットニーによって開発・製造された航空機用空冷星型エンジン。1920年代以降のアメリカの航空機で広く使われた。R-1340は、プラット&ホイットニーが製作した初の航空機用エンジンであり、その後のワスプシリーズの礎となった。

主要諸元

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R-1340-16

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出典: [1]

諸元

  • タイプ: 空冷星型9気筒
  • シリンダー直径: 5.75 in (146 mm)
  • ストローク: 5.75 in (146 mm)
  • 体積: 1,344 in³ (22.02 l)
  • 全長: 44.06 in (1,119 mm)
  • 直径: 51.38 in (1,305 mm)
  • 重量: 805 lb (365 kg)

機構

性能

  • 出力: 542 hp (404 kW)(高度5,000 ft (1,525 m)にて 2,200 rpm回転時)
  • 比出力: 0.4 hp/in³ (18.36 kW/l)
  • 圧縮比 6.0:1
  • 正味燃料消費率 0.44 lb/(hp・h) (270 g/(kW・h))
  • 潤滑油消費率: 0.32 oz/(hp・h) (12 g/(kW・h))
  • 出力重量比 0.67 hp/lb (1.11 kW/kg)

ワスプシリーズ

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  • R-985 ワスプ・ジュニア
  • R-1535 ツインワスプ・ジュニア
  • R-1830 ツインワスプ
  • R-2800 ダブルワスプ
  • R-4360 ワスプ・メージャー

脚注

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関連項目

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外部リンク

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