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プリヤンカ・ヴァドラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
プリヤンカ・ヴァドラ
প্রিয়ঙ্কা বঢরা
Priyanka Vadra
2019年撮影
生年月日 (1972-01-12) 1972年1月12日(52歳)
出生地 インドの旗 インドニューデリー
所属政党 インド国民会議
配偶者 ロバート・ヴァドラ
親族 曾祖父 ジャワハルラール・ネルー
祖母 インディラ・ガンディー
ラジーヴ・ガンディー
ソニア・ガンディー
ラーフル・ガンディー
サイン
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プリヤンカ・ヴァドラ(英語:Priyanka Vadra、旧姓:ガンディー、1972年1月12日 - )は、インドの政治活動家。

生い立ち

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ネルー・ガーンディー・ファミリーの一員で、曾祖父であるジャワハルラール・ネルーはインド初代首相、祖母であるインディラ・ガンディーは第5代・第8代首相であった。

第9代首相を務めた父ラジーヴ・ガンディーと、母ソニア・ガンディーの第2子として、インド・デリーに生まれる。ソニアは現在、インド国民会議総裁・統一進歩同盟(UPA)議長を務めている。兄であるラーフル・ガンディーは2004年より下院議員の職にある。

デリー大学で心理学の学位を取得している。アマチュア無線の免許も持つ(父ラジーヴも免許を持ち、電気通信システムの近代化を推進していた)。

有名な実業家であるロバート・ヴァドラと結婚、ライハン・ヴァドラ、ミラーヤ・ヴァドラの2人の子供がいる。

政治活動

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その生い立ちから、インド国民会議への応援演説を積極的に行っているが、政界入りへの明言は避けている。

1999年の選挙戦では、BBCのインタビューに「はっきりしていることは、私は政界にではなく人々に関心があるということです。政治家にならなくても、人々のために出来ることが色々あると思っています[1]」と答えている。「何度も言っていますが、政界入りにはまったく興味がありません[2]

しかし選挙戦では、全国行脚に忙しい母ソニアと兄ラーフルに代わって、彼らの選挙区(バッラーリやアメーティ)での演説を引き受けている。チャーミングなルックスと祖母インディラの再来とも言われる語り口で、集会に多くの聴衆を集める[3]。人々をまとめるのが上手で、思慮分別があると評価され、母ソニアの「政治参謀」を務めているとされる[4]

2004年の総選挙では、母ソニアと兄ラーフルの選挙を取り仕切った。この間、取材に対し「政治とは国民への奉仕に他なりません、私がやっているのはまさにその奉仕なのです。あと5年は、ただそれだけを続けていきたいと考えています[5]」と話した。

脚注

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  1. ^ Mike Wooldridge, BBC News, Priyanka: Daughter of the dynasty, 1 October 1999[リンク切れ]
  2. ^ Rediff On The NeT: The Rediff Election Interview/ Priyanka Vadra
  3. ^ インド待望のカリスマ主婦 インディア元首相の再来とも - 47NEWS
  4. ^ Purnima S. Tripathi (Volume 19 - Issue 26, 21 December 2002 - 3 January 2003)."A flutter in Amethi". Frontline (magazine). Retrieved 2007-08-15.
  5. ^ Sanjay K Jha (2004). "Priyanka says, I am already in politics". The Pioneer (daily), Sultanpur. Retrieved 2008-08-15. "She has dedicated herself to managing the election of her mother in Rae Bareli, doing everything from handling small details of the campaign to addressing public meetings herself." [リンク切れ]