プリンス・オブ・ザ・パヴァティ・ライン
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『プリンス・オブ・ザ・パヴァティ・ライン』 | ||||
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スカイクラッド の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | ニューカッスル リンクス・スタジオ[1] | |||
ジャンル | ヘヴィメタル、フォーク・メタル | |||
時間 | ||||
レーベル | ノイズ・レコード | |||
プロデュース | ケヴィン・リドリー、スカイクラッド | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
スカイクラッド アルバム 年表 | ||||
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『プリンス・オブ・ザ・パヴァティ・ライン』(Prince of the Poverty Line)は、イギリスのヘヴィメタル・バンド、スカイクラッドが1994年に発表した4作目のスタジオ・アルバム。
解説
[編集]新ヴァイオリニストのキャス・ハウエルを迎えた体制で制作されたが、結果的にハウエルは本作限りで脱退した[2]。本作の歌詞は、マーガレット・サッチャー政権後のイギリスの社会問題(政治的腐敗、ホームレス、飢餓など)に言及した内容とみなされている[3]。
Eduardo Rivadaviaはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「もはや疑問を感じるアレンジや不格好な展開(彼らの初期の作品でしばしば見られた)は無くなっている」「簡単に言えば、スカイクラッドの最高傑作の一つ」と評している[4]。また、Dom Lawsonは2017年にスカイクラッドの初期5作が再発された際、初期3作に10点満点中8点を付けたのに対し、本作および次作『ザ・サイレント・ホエールズ・オブ・ルナ・シー』には10点満点中9点を付け、これら2作を「紛うことなき逸品」と評している[5]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲は作詞:マーティン・ウォルキーア/作曲:スティーヴ・ラムゼイ。
- シヴィル・ウォー・ダンス - Civil War Dance – 5:03
- カードボード・シティ - Cardboard City – 5:05
- シンズ・オブ・エミッション - Sins of Emission – 3:33
- ランド・オブ・ザ・ライジング・スラム - Land of the Rising Slum – 4:28
- ジ・ワン・ピース・パズル - The One Piece Puzzle – 5:52
- ア・ベリィフル・オブ・エンプティネス - A Bellyful of Emptiness – 4:57
- ア・ドッグ・イン・ザ・メインジャー - A Dog in the Manger – 6:10
- ガマディオン・シード - Gammadion Seed – 5:26
- ウーム・オブ・ザ・ワーム - Womb of the Worm – 6:56
- ザ・トゥルース・ファミン - The Truth Famine – 4:30
日本盤CD (VICP-5365)ボーナス・トラック
[編集]- ブラザーズ・ビニース・ザ・スキン - Brothers Beneath the Skin – 3:47
アメリカ盤CD (N 0239-2UX)ボーナス・トラック
[編集]- Emerald – 3:34
- A Room Next Door – 4:51
- When All Else Fails – 4:19
2017年リマスターCD (NOISECD037)ボーナス・トラック
[編集]下記3曲は、1994年発売のドイツ限定盤に付属していたシングルCDにも収録されていた[6]。
- Brothers Beneath the Skin – 3:47
- Widdershing Jig (Live) – 3:35
- Cradle Will Fall (Live) – 6:44
参加ミュージシャン
[編集]- マーティン・ウォルキーア - ボーカル
- スティーヴ・ラムゼイ - リードギター、12弦ギター、バッキング・ボーカル
- デイヴ・ピュー - リードギター
- キャス・ハウエル - ヴァイオリン、キーボード、バッキング・ボーカル
- グレアム・イングリッシュ - ベース、バッキング・ボーカル
- キース・バクスター - ドラムス
アディショナル・ミュージシャン
- クレイグ・ドッズ - アディショナル・ボーカル、バッキング・ボーカル
- トニー・ブレイ - アディショナル・ボーカル
- テレサ・フィアリス - アディショナル・ボーカル
- ケヴィン・リドリー - バッキング・ボーカル
- マーク・ドッズ - バッキング・ボーカル
- アレックス・マーティン - バッキング・ボーカル
- スティーヴ・チャーリー - バッキング・ボーカル
脚注
[編集]- ^ CD英文ブックレット内クレジット
- ^ “SKYCLAD”. Nuclear Blast. 2020年1月3日閲覧。
- ^ Gromen, Mark (2017年7月23日). “Cum On Feel The Noise! KREATOR, CELTIC FROST, VOIVOD, HELLOWEEN Catalog Celebrated”. Bravewords.com. 2020年1月3日閲覧。
- ^ Rivadavia, Eduardo. “Prince of the Poverty Line - Skyclad”. AllMusic. 2020年1月3日閲覧。
- ^ Lawson, Dom (2017年12月6日). “Skyclad - Reissues album review”. loudersound.com. Future Publishing. 2020年1月3日閲覧。
- ^ Skyclad - Prince Of The Poverty Line (1994, CD) | Discogs - ドイツ限定盤の情報。
外部リンク
[編集]- プリンス・オブ・ザ・パヴァティ・ライン - Discogs (発売一覧)