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プリンセスロード号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
プリンセスロード号(神姫バス)
プリンセスロード号(神姫バス)
新宿 - 姫路線(京王バス東)
新宿 - 姫路線(京王バス東)

プリンセスロード号(プリンセスロードごう 英称:Princess Road)は、神姫バスが運行する夜行高速バスの統一名称である。愛称は、「姫路」を直訳したもの(「姫」→Princess および「路」→Roadから)。

この項目では東京方面系統の姫路・神戸 - 渋谷・新宿線のみ記す。

概要

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渋谷線の運行開始当初は、神姫バスでは「プリンセスロード」、東急は「ミルキーウェイ」の名称を使用していたが、東急撤退に伴い「プリンセスロード」に名称を統一した。新宿線開業時に参入した京王バス(当時は京王バス東)は「プリンセスロード」の名称を使用していない。

東京側の発券業務は京王バス都営バスはとバスが担当する。

2007年の渋谷系統と新宿系統の統合パターンは、やはり東急が撤退後にしばらく庄内交通が単独運行し、国際興業と庄内交通の共同運行の大宮系統と統合された「夕陽号」でも見られた。

全便座席指定制のため、乗車には予約が必要である。

運行会社

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過去の運行会社

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運行経路および停車停留所

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新宿バスタ新宿) - 渋谷渋谷マークシティ) - (首都高速3号渋谷線) - (東名高速道路) - (新東名高速道路) - (伊勢湾岸自動車道) - (東名阪自動車道) - (新名神高速道路) - (名神高速道路)- (新名神高速道路) - (中国自動車道) - フラワータウンセンター - (六甲北有料道路) - (阪神高速7号北神戸線)- (阪神高速32号新神戸トンネル) - 三ノ宮駅 - 学園都市駅 - (第二神明道路) - (加古川バイパス) - (姫路バイパス) - 姫路駅

※途中海老名SAと神姫バス三ノ宮バスターミナルで休憩する。

歴史

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  • 1989年3月3日 - 渋谷線運行開始[1]。当初は神姫バスと東京急行電鉄の共同運行で渋谷駅発着[1]。東急バス運行便の愛称は同社の夜行バスの統一名称「ミルキーウェイ」であった。
  • 1991年5月21日 - 東急電鉄のバス部門独立で東京側の運行会社を東急バスに移管。
  • 1998年7月1日 - 東急バス撤退。神姫バスの単独運行に。東急バスで使用されていた車齢の若い夜行用車両2台を神姫バスに移籍、神姫バス車両の不足を補う。東急バスは同年に夜行バス部門から完全撤退した。
  • 2000年4月 - 渋谷マークシティ開業に伴い、渋谷の乗降場を同ビル5階の高速バス乗り場に変更。
  • 2003年12月 - 新宿線運行開始。京王バス東と共同運行。
  • 2007年3月22日 - 両系統を統合、新宿・渋谷 - 三ノ宮・姫路系統に1本化。
  • 2010年2月2日 - 加古川駅(北口)に停車。
  • 2016年4月4日 - 新宿の発着場所を新宿高速バスターミナルからバスタ新宿へ変更。
  • 2018年12月19日 - フラワータウンセンターへの停車を開始[2]
  • 2020年
    • 7月23日 - 新型コロナウイルスの影響により、神姫バスの運行休止。
    • 10月1日 - 京王電鉄バスの子会社再編により、京王バス東が京王バス株式会社となる。
  • 2020年8月 - 新型コロナウイルスの影響により、京王バスの運行休止。
  • 2022年3月24日 - 神姫バス、京王バスともに運行再開、また加古川駅への停車を終了し、学園都市駅への停車を開始[3]
  • 2023年8月2日 - この日より毎日運行再開。当面の間神姫観光が神姫バス担当便を受託運行。ドリンクサービスを終了。
  • 2023年10月 - 神姫観光による受託運行終了。神姫バスによる運行が再開。

車両

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神姫バスは、原則として三菱ふそう・エアロクィーン、京王バスは、いすゞ・ガーラ独立3列シート車両を使用する。2024年12月より、神姫バス担当便でも山陽バスより転籍のガーラが導入された[4]

両社どちらにもフェイスカーテン・コンセントを備え付ける(ただし神姫バスの増発便に限り、B席にはコンセントがない場合あり)。

神姫観光による受託運行期間中は、車体に神姫バスからの受託運行である旨が表記されていた。

脚注

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関連項目

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外部リンク

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