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プロジェクト‐ノート:学校/小中学校の特筆性について

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小中学校の特筆性について[編集]

学校記事の作成基準に関してはこのノートでもたびたび話題になっているのですが、学校基本調査の年次統計にもあるように日本に現存する小学校は約2万校、中学校は約1万校もあり、この数を考慮すれば「学校であることのみ」をもって特筆性を満たすとはいえないでしょう(「学校であることのみ」で特筆性を満たすとすれば日本以外の小中学校を合わせればとてつもない数の学校が記事立項対象となってしまいます)。こうしたことを踏まえれば、校舎が歴史的建造物であるとか、教育などで優れた功績を挙げているなどの特筆すべき事項がない限り(第3者による出典も必要ですが)は原則として小中学校の記事は作成すべきでないと考えます。現状小中学校の記事は特筆性がないせいか箇条書きにされた沿革、校歌、クラブ活動や学校行事や周辺施設といったものの一覧などで文量が水増しされることもあり、そういった点からもある程度厳格な基準を適用すべきではないでしょうか。特に校歌の歌詞や不祥事の掲載でたびたび削除依頼が発生することもあり、特筆すべき点のない学校記事を積極的に存続させる意義は薄いように感じます。WP:NOTGUIDEに照らし合わせても単なる施設案内でしかないような、学校記事をウィキペディアは許容していないと解するべきですし、いかがでしょうか?--Web comic会話2012年7月8日 (日) 06:14 (UTC)[返信]

小中学校については、過去の議論にもありましたが、自治体ごとにA市立小学校一覧、B市立中学校一覧などにまとめる方法も考えられます。自治体にある学校数が極端に少ない場合(たとえば自治体に1校しか存在しない場合など)は自治体記事に記述する方法も考えられます。現在Template:日本の小学校が使用されているものが4000記事、Template:日本の中学校が使用されているものが3000記事あります。過去に記事数が少ない時代は特筆性を理由に削除される小中学校記事は多かったものの、現在は権利侵害案件以外では削除されることは少なくなっており、コミュニティの意識も変わっているのでしょう。英語版とは異なり、プロジェクトの合意事項があっても、それが削除依頼の場では必ずしも適用されないことからも、厳格な基準の作成について議論することは労が多く益の少ないものとなってしまうように思います。--Tiyoringo会話2012年7月8日 (日) 06:57 (UTC)[返信]
なお、歌詞転載など著作権侵害が明らかなものについては、現在即時削除できるよう提案がされております。また不祥事については最近話題となっている事件については自治体記事、首長記事、警察署記事などにも見られますので、警察不祥事パワーハラスメント体育会系などに見られるようにいじめ自殺などに記述しようとする利用者が向かうだけにしかならないように思います。--Tiyoringo会話2012年7月8日 (日) 07:26 (UTC)[返信]
過去にもノートで何度も同種の提案されていることから踏まえてもコミュニティがこうした学校記事を許容しているのではなく、単純に対象となる記事数があまりにも多いことから削除依頼が提出されないだけでしょう。仮に削除依頼に提出すれば特筆すべき記述がないものとして削除されるものがほとんどだと考えます。そもそも厳格な基準といっても特筆すべき事項の存在しない小中学校は原則として作成しないという単純なものですので特に問題はないはずです。それともTiyoringoさんは(日本だけでも合計約3万校、世界を含めればその数十倍は存在する)小中学校というだけで単独記事として立項できる特筆性が満たされるとお考えなのでしょうか。--Web comic会話2012年7月8日 (日) 07:41 (UTC)[返信]
日本国外の小中学校については、検証可能性を満たす情報がそれほどないでしょうから心配しなくても良いでしょう。学習院初等科のようなものでさえ小学校記事は作成は認めないというのであれば、事は単純ですが、歴史的建造物である校舎とはどこからそう認めるのか(耐震性に問題があって建て直されたら、あるいは統廃合で廃止されたら、特筆しない学校になるのでしょうか。)、教育などで優れた功績、これも漠然としすぎており線引きが可能なのでしょうか。中学校ですと全国中学校体育大会で優勝するなどの実績をあげていれば、特筆する学校と言えると思いますが、どこから上の実績があれば特筆するか明確な線引きは難しいと思います。--Tiyoringo会話2012年7月8日 (日) 09:08 (UTC)[返信]
Tiyoringoさんは結局日本国内の小中学校は検証可能性があるから特筆性があるとおっしゃりたいのでしょうか?まあ郷土史などをあたれば学校に関する記述はあるでしょうが、むしろそれはごく当たり前のことであってそれをもって特筆すべき学校と認定するのは難しいでしょうか(郷土史などは限りなく一次資料に近い扱いでしょう)。検証可能=特筆性があるということではないのは他の削除議論あるいはWikipedia:特筆性#一般的な特筆性のガイドラインなどを見ればお分かりのはずです(そうでなければよく削除依頼で削除される地方議員などは地方紙などで検証可能ですから存続となってしまうでしょう)。結局その学校に特筆性があるかは他の記事と同様に有用な第3者からの出典があるかどうかで決めればよいでしょう(Tiyoringoさんの例示された学習院初等科などはこの点で問題ないはずです)。またTiyoringoさんはWP:NOTGUIDEに照らし合わせても単なる施設案内でしかないような学校記事でも特に問題ないとお考えなのでしょうか。Wikipediaが百科事典サイトであることを踏まえれば校歌、クラブ活動や学校行事や周辺施設といったものの一覧などで文量が水増しされた学校記事を無理に存続させる必要があるとは思えません。--Web comic会話2012年7月8日 (日) 09:49 (UTC)[返信]
どうも特筆する学校と特筆しない学校に簡単に2つに分けられるようにお考えのように思いますが、有用な第三者出典ということだけでは不祥事に限らず、地元紙などでは多くの学校が取り上げられます。文部科学省から研究指定校に選ばれる学校なども数多くあります。地方議員の場合、よく削除されることをあげておられますが、都道府県議会議員などであれば、選挙直前の選挙区情勢などであれば、大きく取り上げられることもありますが、市町村議会議員などは当落や得票数以外それほど取り上げられているものではないでしょう。業績にしても、それは自会派や他の会派などにも関わるものであったりします。また本人あるいは支援者などにより宣伝的記事が作成されたりしているおそれがあるため、削除意見が強いものなのでしょう。--Tiyoringo会話2012年7月8日 (日) 10:16 (UTC)[返信]
Web comicさんの疑義はごもっともですが、学校記事の場合「特筆性」の解釈に多分に立項者の主観性が入ってくるのは不可避であり、それを排除して客観的な特筆性の概念(線引き)を作ろうとすると「公共機関である限りいずれの学校も(公共的な存在であるから)立項される余地がある」というところにしか落ち着かないのではないでしょうか(例えば「××年以上の歴史を持つ学校」や「何らかの種目の全国大会で×回以上優勝した学校」に限定するというのもあまり意味のある線引きだとは思えません)。そうでなければ一律に「個別小中学校の独立記事はいかなるものであれ立項しない」(現時点で立項されている全記事の削除も含めて)とするしかないでしょう。
とはいえ、日本に限定しても、現存するすべての小・中学校について記事が立項されているわけではありません。独立項目が作成されている学校は数の上ではごく一部だろうと思います。Web comicさんの見方とは逆に、歴史・文化などの観点から見て何らかの特筆性を十分に有しており、当然独立記事が立項されているべきであるが未だに立項されていない学校というのもまだまだ多数存在するでしょう。おそらくこのような議論を説得的に進めていくためには、「現状で○○県の教育機関全××校に対しwikiで立項されているのは△△校」というような数的データが必要になってくるのではないでしょうか。地域的偏りはあるでしょうし。
記事の宣伝的要素(よい場合も悪い場合も)の問題については、つねにこの場で議論が絶えることはありませんが、個々のケースごとに検証と議論・合意を積み重ねていくしかないように思います。あくまで一般論ですが、書籍・論文や雑誌・新聞記事など何らかの客観的ソースが存在する以上は、宣伝的内容をあらかじめ完全に排除してしまうのは難しいでしょう。--Straysheep会話2012年7月8日 (日) 17:57 (UTC)[返信]

いくつか思うところを列挙します。

  1. ≪「学校であることのみ」で特筆性を満たすとすれば日本以外の小中学校を合わせればとてつもない数の学校が記事立項対象となってしまいます≫とありますが、特筆性を満たすものが多数あるから特筆性の基準を引き上げよう、ということであれば、それは手順前後ではないかと思います。特筆性の基準を定めた結果、それに該当するのが1万件あるなら、1万件の記事が作成されることに疑問はないと考えます。それが1万件の粗悪な記事の濫造となることを疑問視しているのであれば、それは別の問題(1件1件を丁寧に作成できないということが問題の本質)ではないだろうかと考えます。
  2. ≪郷土史などをあたれば学校に関する記述はあるでしょうが、むしろそれはごく当たり前のことであってそれをもって特筆すべき学校と認定するのは難しいでしょうか≫≪郷土史などは限りなく一次資料に近い扱いでしょう≫は、その第三者性に焦点を当てるべきであって、検証可能性あるいは特筆性の基準に焦点をあてるのは少し違うのではないかと感じます。
  3. 提案者さんからは≪校舎が歴史的建造物である≫≪教育などで優れた功績を挙げている≫などの例示があり、おそらく比較的抑制気味に考えている提案者さんはこれらを特筆足る要素と考えているのだろうと思いますが、それですら、特筆足る要素と言えないと考える人はいると思います。「#小中学校記事における特筆性」節に書いたことや、そこから参照できる「Wikipedia:削除依頼/長野県内の小中学校記事」などを見れば判るように、何を以って特筆足る要素であると考えるかは人それぞれです。

2項や3項に書いた要素が人によって考えが異なる以上、依頼者さん提示の≪校舎が歴史的建造物である≫≪教育などで優れた功績を挙げている≫や、Straysheepさんが意味のある線引きではないと思っている≪××年以上の歴史を持つ学校≫≪何らかの種目の全国大会で×回以上優勝した学校≫なども含め、前の「#小中学校記事における特筆性」節に書いたことの繰り返しですが、「このような題材があれば特筆性がある」「このような題材をいくら積み上げても特筆性があるとは言えない」の2点について大雑把に決めていくのがいいのではないかと感じます。何が特筆性があると言える題材であり、何が特筆性があると言えない題材であるか、そこの共通認識なしに、特筆性の有無など判断できるのでしょうか?そして、大概の題材が「特筆性あり」に該当するというなら大半の小中学校記事は作成されてよいということでしょうし、大概の題材が「特筆性あり」に該当しないというなら大半の小中学校記事は作成されるべきでないということだろうと思います。--NISYAN会話2012年7月12日 (木) 15:46 (UTC)[返信]