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プロジェクト:アウトリーチ/図書館総合展2022/紹介/126ししょまろはん

ししょまろはんは、京都・岡崎にある京都府立図書館で働く図書館司書によって結成された自主学習グループ。異動等によりそのメンバーの勤務地は様々である。オープンデータと京都に関係する活動を大きな柱としている。2013年6月に活動を開始した。

ウィキペディアサロン2022関連企画

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未定

活動概要

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活動名
ししょまろはん
ししょまろはんラボFacebookTwitter
開始時期
2013年6月
活動頻度
月1回以上。
おもな活動場所
京都府京都市 京都府立図書館
参加人数
企画運営にも関わる中心的なメンバーは約10名。
作成したオープンデータ
京都が出てくる本のデータ図書館員が調べた京都のギモン~京都レファレンスマップ~本に出てくる京都のおいしいもののデータ(たべまろはん)などがある。ウィキペディアタウンについては後述する。

活動内容

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ここではウィキペディアタウンに関する内容を紹介する。活動内容としては主に資料提供などのレファレンス支援、参加が中心である。また市町村立図書館支援や府立学校支援、図書館利用者への通常の調査・研究支援という目的で職員の自主学習ではなく、通常の図書館業務として支援したものもある。ししょまろはんメンバーによるウィキペディアタウン活動は2013年ごろからであり[1]、それ以降も活動を継続することによって、図書館業務としても認識されていくようになった経緯がある。 活動内容には以下のようなものがある。

2014年

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  • 2014年8月30日 - 「京都オープンデータソン2014 vol.2」会場・資料提供
  • 2014年10月5日 - 「京都オープンデータソン2014 vol.3」会場・資料提供
  • 2014年12月7日 - 「京都オープンデータソン2014 vol.4」会場・資料提供

2015年

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  • 2015年4月19日 - 「Wikipedia ARTS 京都・PARASOPHIA」会場・資料提供
  • 2015年7月4日 - 「オープンデータソンKitagi in Kyoto」会場・資料提供

2016年

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  • 2016年2月6日 - 「Wikipedia ARTS 弘道館と京都の文人サロン」資料提供
  • 2016年5月22日 - 「Wikipedia ARTS 京都国立近代美術館、コレクションとキュレーション」会場・資料提供
  • 2016年7月18日 - 「京都オープンデータソン2016 vol.1」会場・資料提供
  • 2016年10月1日 - 「京都オープンデータソン2016 vol.2 (吉田神社)」会場・資料提供

2017年

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  • 2017年2月26日 - 「和束町ウィキペディア・タウン」資料提供
  • 2017年3月5日 - 「ウィキペディアタウンサミット 2017 京都」会場・資料提供[2]
  • 2017年3月19日 - 「ウィキペディアタウン大原」資料提供

2018年

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  • 2018年9月8日 - 「Wikipedia town in 丹後峰山 「ウィキペディア にゃウン」」資料提供
  • 2018年9月22日 - 「幕末京都オープンデータソン#06:壬生の浪士と新撰組」資料提供
  • 2018年11月11日 - 「ブラミヤヅⅡ #1 ブラミヤズ & ウィキペディアタウン」資料提供[3]
  • 2018年12月16日 - 「幕末京都オープンデータソン#08:龍馬とお龍とお稲荷と」会場・資料提供

2019年

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  • 2019年3月9日 - 「うじウィキペディア・タウン」資料提供
  • 2019年4月7日 - 「お花見!オープンデータソン in 京都」会場・資料提供
  • 2019年5月26日 - 「3Qタウン Wikipedia town in 琴引浜」資料提供
  • 2019年6月29日 - 「幕末京都オープンデータソン#11:京の浪士と池田屋事件」会場・資料提供
  • 2019年9月7日 - 「ウィキペディアにゃウン wikipedia town in 丹後峰山」資料提供

2020年

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  • 2020年2月29日 - 「Wikigap by edit Tango 歴史に埋もれた丹後の女性たち」資料提供
  • 2020年3月20日 - 「植物園でオープンデータソン! in 京都」資料提供
  • 2020年7月18日 - 「ウィキペディアタウン浜詰」資料提供
  • 2020年9月21日 - 「動物園でオープンデータソン! in 京都」資料提供

2021年

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  • 2021年2月13日 - 「ウィキペディアタウン宇川・プレ」資料提供
  • 2021年4月10日 - 「ウィキペディタウン宇川vol.1 袖志」資料提供
  • 2021年10月31日 - 「ウィキペディアにゃウン vol.4 てくてくわがまち「峯山海軍航空隊」」資料提供

2022年

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  • 2022年5月21日 - 「ウィキペディアタウン in 周枳」資料提供
  • 2022年9月10日 - 「ウィキペディアタウン in 弥栄 和田野」資料提供

活動の意義

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  • 地域情報を得る

ウィキペディアタウンに参加すると多いことだが、地域の学芸員や教員、案内人などが参加されていることがある。その方から地域の課題や産業などの情報を知ることができ、職場での図書館の選書に生かすことが可能である。また地域の灰色文献などの把握もでき、地域情報を発信したい地域の方、図書館司書等が相互に情報交換できる場にウィキペディアタウンはなっている。

  • ウィキペディア記事の充実

edit Tangoなどに資料提供をすると京都府京丹後地域の記事が充実する。今や図書館司書にとってウィキペディア記事は資料探索の際にまず確認してみることが多くなってきていると思う。ウィキペディア記事が充実しているとその記事が資料探索において強力なガイドの役割を果たす。充実した地域情報を発信する活動を図書館は積極的に支援することが重要と考える。

  • 市町村立図書館・学校図書館との連携

ウィキペディアタウンは今や多くの図書館で開催されている。市町村立図書館や学校図書館でウィキペディタウンが実施される場合、積極的に都道府県立図書館の資料を提供することによって、通常業務である市町村支援・学校支援が可能となる。また府民一人でも資料提供に限れば通常業務のレファレンスサービスである。図書館としての基本業務である資料提供とウィキペディアタウンは親和性が高い。ちなみに、京都府立図書館によるウィキペディアタウンの主催はほぼないといってよく、協力が非常に多い。協力の場合、図書館の業務となっても特別な業務とはならないことが多い。

課題と展望

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図書館司書によるウィキペディアタウンの支援は資料提供が多い。しかしウィキペディアタウンにおいてどのような資料が有用かまとめられていることは少ない。地域によって異なるだろうが、有名な地名辞典、歴史事典、使えるインターネット情報などを一覧に図書館司書がまとめるような支援方法があってもよいと考える。またししょまろはんでは没年調査ソンと呼ばれる著作者の没年調査を行い、著作権保護期間を判明させ、国立国会図書館デジタルコレクションにて公開される資料を増やすオープンデータ的な活動も行っている[4]。ウィキペディアタウンの支援以外にもウィキペディアの充実につながるような没年調査ソンなど、情報発信の新たな活動を常に模索したい。

参考情報

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脚注

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