プロジェクト:アウトリーチ/図書館総合展2022/紹介/145WikiGapオンライン2022
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ウィキペディアサロン2022関連企画
[編集]無し
企画概要
[編集]- 企画名
- WikiGapオンライン2022
- 初開催時期
- 2022年3月3日から2022年3月8日まで
- 最新開催時期
- 2022年3月3日から2022年3月8日まで
- 開催地
- オンライン
- 参加人数
- 23人
- 参加者
- 制限なし。Facebookページで募集。
- 参加費
- 無料
企画内容
[編集]企画のねらい
[編集]- ひなまつりや国際女性デーを含む期間中に、Wikipedia日本語版の女性に関する記事を充実させる。
当日の日程
[編集]- スケジュール
- イベント期間中に女性に関する新しい記事を作成したり、既存の記事に加筆したり出典をつけたりする。
- 3月6日(日)午後、初心者向けミーティングをZoomで開催した。Wikipediaの記事の書き方のレクチャーや編集作業のデモンストレーション、質疑応答などを実施した。
編集題材
[編集]Wikipedia:オフラインミーティング/WikiGapイベント/オンライン2022参照
運営体制
[編集]- 主催者
- Mayonaka no osanpo
- 協力者
- 運営スタッフ
- ウィキペディア講習担当
- Mayonaka no osanpo
- 準備物
- Zoom有料アカウント(オンライン講習会用)
- その他
企画実施の背景
[編集]- 2019年3月3日、神奈川県立図書館は、旧かながわ女性センター図書館から引き継いだ豊富な女性関連資料を活用し、ひなまつりWikipedia 女性×かながわを開催した。
- 2019年9月29日、スウェーデン大使館が開催したWikiGapイベント@東京をきっかけに、日本でWikiGapの概念が知られるようになった。
- 2020年3月1日に第2回の開催を計画していた神奈川県立図書館でのイベントは、感染症拡大防止のため中止となり、代替イベントとして有志によるWikiGap in Kanagawa オンラインが開催された。
- スウェーデン大使館が主導するWikiGapイベントは、2020年9月26日のWikiGap2020Final をもって終了した。
- 2021年2月28日、神奈川県立図書館では、WikiGap in Kanagawa(オンライン講演会)が開催された。
- 2022年のひなまつりから国際女性デーの間に、何らかの形でWikiGapイベントを開催したいと考えた主催者は、2020年のWikiGap in Kanagawa オンラインの経験をふまえて当イベントを企画した。
実施後の影響 あるいは 展望
[編集]- 2020年のWikiGap in Kanagawa オンライン(参加者13人)よりも多い23人の参加があった。
- Zoomによる初心者向けミーティングを開催したことで、WikiGapに関心があるがウィキペディアの執筆経験がない、という方とのつながりができた。ミーティング後にWikiGapオンライン2022にエントリーした方がいたのは嬉しかった。
- WikiGap関連のオンラインイベントは感染症拡大防止のためにやむを得ず開催しているものであり、できれば神奈川県立図書館での対面イベントを再開させたい。2023年3月の開催に向けて調整中である。
企画の課題 あるいは 後進へのアドバイス
[編集]- 初心者が参加しづらいと思われるオンラインイベントは、アウトリーチの観点からは理想的ではない。非対面で、かつ初心者が参加しやすい形式を模索して、6日間のイベント期間中にZoomによる初心者向けミーティングを設定した。ミーティングの時間内に初心者が実際に編集作業を体験するには十分なサポートが難しいと判断し、ウィキペディアの基礎に関する説明と編集デモンストレーションのみを実施した。また、質疑応答の時間を設け、わからないことを聞きやすい雰囲気を心がけた。
参考情報
[編集]- 田子環「WikiGap ウィキペディアのジェンダーギャップを埋める活動」『図書館評論』第62号、図書館問題研究会、2021年12月15日、49-53頁、CRID 1522825131103718656。
- 田子環「ウィキペディアのジェンダーギャップを埋める「#WikiGap」」『LRG Library Resource Guide ライブラリー・リソース・ガイド』第40号、アカデミック・リソース・ガイド(arg)、2022年8月14日、85-91頁、ISBN 978-4-908515-24-8、ISSN 2187-4115。