プロジェクト:アウトリーチ/図書館総合展2022/紹介/5WikipediaOYA
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WikipediaOYA(ウィキペディアおおや)は、雑誌を専門に収集公開している図書館である大宅壮一文庫の資料を利用して、Wikipedia記事を執筆する企画である。
ウィキペディアサロン2022関連企画
[編集]無し
企画概要
[編集]- 企画名
- WikipediaOYA
- 初開催時期
- 2022年5月28日
- 開催地
- 東京都世田谷区 雑誌の図書館 大宅壮一文庫
- 参加人数(募集人数)
- 8名 大宅文庫内に利用できるスペースがなく休館日での開催が難しかったため、一般の利用者と一緒に開催した。閲覧室内で占有できるスペースがなかったためクローズドでの開催となった。
- 参加費
- 大宅文庫の利用料(入館料500円追加閲覧料10冊につき100円および複写料モノクロ1枚85円)。
企画内容
[編集]企画のねらい
[編集]- 大宅壮一文庫は商業誌を中心とした雑誌を専門に収集・公開している。これらの資料は世相風俗をはじめとして非常に広い範囲の情報をカバーしている。Wikipedia記事もまた広範囲の情報を扱っており、両者の守備範囲はとても近しい。大宅文庫は近年財政的に厳しい運営を続けておりこれまで利用されてこなかった分野での利用の開拓を試みていたことから、本イベントの開催に至った。
当日の日程
[編集]- スケジュール
- 11時~18時(下記ガイダンス時間以外はすべて調査と立項)
- ガイダンス
- 大宅文庫職員による雑誌記事索引データベース「Web OYA-bunko」の紹介、大宅文庫職員による書庫案内
- ウィキペディア編集時間
- 約3時間
編集題材
[編集]執筆のテーマは「パン」
運営体制
[編集]- (担当者連絡先)大宅壮一文庫事務局 鴨志田浩 03-3303-2000 kamoshida@oya-bunko.or.jp
- 準備物
- 雑誌記事索引データベースの解説資料、特にパンについてのキーワード面や検索面からの補足説明。
企画実施の背景
[編集]本企画はもともと大宅壮一文庫のユーザーであったウィキペディアンが大宅文庫職員にアプローチしたことをきっかけとしており、ウィキペディアンとの接点が重要なポイントであった。
実施後の影響 あるいは 展望
[編集]雑誌(特に商業誌)を典拠とすることは難しいのではないかと感じていたが、テーマによって典拠としての雑誌が求められていることも多いのだと分かった。Wikipedia記事という利用例を示せたので、今後も雑誌記事の利用法について展開を広げてゆきたい。
企画の課題 あるいは 後進へのアドバイス
[編集]イベントや講座などに使える余剰スペースがなく、休日開催に対応できる人員の投入も難しいことから、開催はある程度限定されたものにならざるを得なかった。所蔵資料の活用法とデータベースの評価以上の効果を図り規模を広げてゆきたい。
参考情報
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