プロジェクト:フィクション/過剰な内容の整理
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本項では「Wikipedia:スタイルマニュアル/フィクション関連」や「Wikipedia:過剰な内容の整理」、「ウィキペディアは情報を無差別に収集する場ではありません」に基づき、フィクション分野の記事における過剰内容の整理方法やポイントをまとめています。
より細かい分野ごとの規定については下記も参照してください。
また、個別の「過剰な内容の整理」ページを持たない下記のようなプロジェクトであっても、望ましい、あるいは望ましくないとする基準を掲げているものがあります。個別の「過剰な内容の整理」ページがないからといって、本項を優先して各プロジェクト固有の規定を蔑ろにしないよう気をつけてください。
内容過剰の基準
[編集]次の内容が記載されている記事は、内容過剰の記事に該当するものとします。
なお、いわゆる「ネタバレ」は内容過剰かどうかの判断基準にしてはいけません(Wikipedia:ネタバレ)。ネタバレを除去する口実として「内容過剰」を挙げることは認められません。
あらすじ
[編集]- 微細な描写を含むなどしてまとまりなく長大化しており、作品をしっかりと要約できていないもの。
- 作品独特の用語やキャラクター名などの固有名詞が必要以上に解説文に含まれ、作品を知らない人には判りにくくなっているもの。
登場人物
[編集]ここでの「登場人物」とは、作品記事における「登場人物」(「おもな登場人物」や「キャラクター」等も含む)の節と、いわゆる「登場人物一覧の記事」における登場人物の説明を指します。
- 作品全体にとって重要ではない登場人物の説明が記載されているもの。
- 例えば連載作品で1回(1話)しか登場しない人物など。ただし、いわゆる1話完結型の連載作品で、毎回別々のゲスト的な登場人物が主役に準じる役割を演じるような作品の場合は、この限りではない。
- ストーリーに一切からまない登場人物(背景的に描かれている通行人など)。
- 登場人物の説明文における、その人物の特徴を説明する為には重要でない、エピソードの羅列や、持ち物などの瑣末な情報。
- 登場人物の説明文内で言及された他のキャラクターの声優や俳優といった演者情報。特に演者を記載したいがために説明上不要な人物に無理に言及しているもの。
- 全体のストーリーに関わらないような些細な記述や、「○○話には××し、○○話には××した」といった時系列に沿って逐次追記された記述。
- 登場人物1人あたりの記述が多すぎる(おおむね2キロバイト、主役なら2.5キロバイト以上)もの。この数値はあくまで目安だが、多くの場合この数値を超す場合は冗長な記述となっている。
その他
[編集]- 特に事情がないにもかかわらず、ある特定の状況に関する例示が複数項目記述されているもの。
解決方法
[編集]内容過剰の記事は、以下のガイドラインに沿って整理してください。
あらすじ
[編集]- 詳し過ぎるあらすじは要約するか、記述を一部削ってください。
登場人物
[編集]- Aというキャラクターの説明を書く時、「AはBの勧めでサッカーを始め、B、C、らと共に上達していく」という文章は、「(サッカーを勧めたのが)Bである」ということそのものが後々のストーリー展開に大きな影響を与える場合以外は、「Aは友人の勧めでサッカーを始め、仲間たちと共に上達していく」というように修正してください。
- 重要でない登場人物の説明は除去してください。
- 登場人物の説明文内で言及された他のキャラクターの声優や俳優といった演者情報は原則としてすべて除去してください。
- もし、そのキャラクターが作品の説明上重要であるなら別に項を立てて記述してください。項を立てるほど重要でない脇役や端役であるが演者情報は重要だと言えるなら、キャスト節などを作成してまとめてください。
- 全体のストーリーに関わらないような些細な記述や、「○○話には××し、○○話には××した」といった時系列に沿った記述は除去してください。
- 記述は、なるべく簡潔になるように推敲して下さい。上記の数値は内容過剰かどうかを判断するための一つの目安ではありますが、「ここまでなら冗長であっても記述してよい」と言う事を示す物ではありません。
その他
[編集]- ある特定の状況に関する例示は、特に事情がなければ1項目だけにしてください。
過剰内容関連のテンプレートタグについて
[編集]内容が過剰な問題のある記事を発見した時は、以下のテンプレート(テンプレートタグ、タグとも呼ばれます)をその記事ページに貼り付ける(追加する)ことで、ほかの編集者に注意喚起することができます。使い方や利用できる引数(パラメータ)の詳細は、各テンプレートの解説ページを読んでください。(下の表の「タグの名称・対象など」の列にある{{ }}のリンクからそれぞれの解説ページに行けます。)
タグの種類・対象など | 記法と表示例 | ||
---|---|---|---|
{{内容過剰}}
|
記法:{{内容過剰|date=2024年12月}} | ||
{{長すぎるあらすじ}}
|
記法:{{長すぎるあらすじ|date=2024年12月}}
| ||
{{雑多な内容の箇条書き}}
|
記法:{{雑多な内容の箇条書き|date=2024年12月}}
| ||
{{百科事典的でない}}
|
記法:{{百科事典的でない|type=IINFO|date=2024年12月}}
| ||
{{百科事典的でない}}
|
記法:{{百科事典的でない|type=NOTCOMPLETE|date=2024年12月}}
|
テンプレートタグの除去基準
[編集]上記テンプレートタグの貼り付けられた記事を整理・編集し、前掲の「内容過剰の基準」で説明している状態を解消・解決できた時点で、テンプレートタグを記事ページから除去してください。除去後に加筆が繰り返されて再び内容過剰の状態に戻ってしまった場合には再度、適切なテンプレートタグを貼り付けることは問題ありません。
整理の人手や助言が欲しい場合
[編集]問題のある記事を見つけたが自分一人では対応や改善できないと思った場合は記事のノートページやWikipedia:コメント依頼を利用してください。
ステップ1. ノートで整理を提案する
[編集]まず、問題のある記事のノートページに、(1)記事にどのような問題があると考えるか、(2)自分としてはどうしたいかを投稿し、記事内容の整理を提案してください。また、記事の冒頭に{{告知}}テンプレートを追加し、ノートページに提案があることを周知してください。
告知テンプレートの使用例:{{告知|提案|登場人物欄の整理について|date=2024年12月}}
このページのノートに、このページに関する提案があります。(2024年12月) 提案の要約:登場人物欄の整理について |
ステップ2. コメント依頼に掲示する
[編集]問題のある記事に提案や議論を提示しただけでは気づいて貰えない可能性があるため、Wikipedia:コメント依頼に提案を掲示します。
Wikipedia:コメント依頼#依頼の仕方をよく読み、「議論活性化のためのコメント」で参加者を募ってください。
ステップ3. さらに人を募りたい場合
[編集]コメント依頼をしたからといってすぐに参加者が現れるとは限りません。最低でも1、2週間は待つ必要があります。それでも記事のノートページに人が来ない場合は、記事の整理提案があることを以下の場所で掲示し、さらに参加者を募ることも可能です。
- 各分野のプロジェクトのノートページ(たとえば漫画であれば「プロジェクト‐ノート:漫画」、アニメであれば「プロジェクト‐ノート:アニメ」、映画であれば「プロジェクト‐ノート:映画」)。もしくは「プロジェクト‐ノート:フィクション」。
- その記事を過去に大きく編集している人の会話ページ(そうした編集者はその記事の改善について強い関心をもっている可能性があります)。ただし、この方法をとる場合はWikipedia:勧誘行為をよく読み、違反しないように気をつけてください。
- 「Wikipedia:修正依頼」または「Wikipedia:執筆・翻訳者の広場」。