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ベッキー・クルーエル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ベッキー・クルーエル
Beckii Cruel
基本情報
出生名 レベッカ・アン・フリント
(Rebecca Anne Flint[1]
生誕 (1995-06-05) 1995年6月5日(29歳)
出身地 マン島の旗 マン島
ジャンル ポップス
職業 歌手タレント
活動期間 2009年 -

ベッキー・クルーエル(Beckii Cruel、1995年6月5日 - )は、イギリスの王室属領であるマン島出身のネットアイドルである。自身がYouTube日本語で投稿した動画が、インターネット上で話題を呼んで人気となった[2][3]動画共有サイトにおいてのハンドルネームは、「Beckii」「xBextahx」[4]。なお「クルーエル」(英語で「残酷な」「悲惨な」などの意味)とは、所属事務所の名称であり、本名ではない[5]

人物

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イギリスランカシャーブラックプール生まれ。2歳でマン島に移る。

2009年3月頃より、自身のダンスYouTubeに投稿し「可愛いにもほどがある」と称される程、その可愛らしい顔と抜群のプロポーションから、「ネットアイドル」として、インターネット上で話題になった[6]

大の親日家であり、日本のアニメやその音楽モーニング娘。などのハロー!プロジェクトを愛する一面もある。ただし、寿司刺身等の生魚は苦手。

2009年10月25日秋葉原にて行われた「秋葉原エンタまつり2009」に出演、念願の日本でのステージデビューを飾った[7][8]

2010年2月、フランスの女子大生サラ・クルーエル、イギリスの女子高生ジェマ・クルーエルとの3人で「ベッキー・クルーエル・feat・クルーエル・エンジェルス」を結成。「翼をください」をカバーしリリースした[9]

2010年3月の来日時には、第10回東京ガールズコレクションに特別ゲストとして招かれ、モデルデビューを果たした[10]

GACKTが好きだという。

身長5フィート5インチ(約165cm)、体重7ストーン(約44.5kg)。

最近ニコニコ生放送で、放送を再開し、ケーキ姫とのコラボ放送も行っている。

2011年8月6日のニコニコ生放送(たいせつな はっぴょう!!!)で、所属事務所脱退を発表、日本においては事実上の引退となった。

2012年2月、イギリスで開催されたイベント「HYPER JAPAN London 2012」に、ゲスト参加した[11][12]

2013年10月、経済産業省クールジャパンプロジェクトの一環で、招待・来日し、高砂部屋などを見学した[13][14]

2014年9月28日、来日し東京体育館で開催された『もしもしにっぽんFESTIVAL 2014』に参加[15]

2016年、ロンドンに移住[16]

2016年1月11日、自身のインスタグラムに、キラキラと輝くメイド服を着た姿を投稿し、ネット上で日本のファンから「ベッキー、成人の日、おめでとう!」と、成人の日を祝うコメントが寄せられた[出典無効]。ベッキーは2015年6月に20歳の誕生日を迎えている。

2016年5月、近況についてBuzzFeed Japanの取材に答え、YouTubeに動画を投稿することに専念しており、日本の文化から影響を受けている動画を、欧米の視聴者に届ける活動をしていると答えているが[17]、仕事を始めて動画編集に時間が取れなくなったためその後YouTubeへの動画投稿は止めている [18]。なお、2016年当時は年に一回の頻度で来日していると答えていた[17]

2018年2月、YouTubeパートナープログラムが変更になった際は、クリエイターたちが急に借金まみれになったり、家賃が払えなくなるといった事態は起きないものの、「才能がある若い人々が作るYouTubeチャンネルの数を減らす、象徴的な変化となると思う」とコメントした[19]

ロンドンではインフルエンサー・マーケティングの業界で仕事をしており、2019年に自身の会社を立ち上げている[16]

出演

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作品

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写真集

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DVD

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  • 『ディス・イズ・ベッキー・クルーエル』(初回限定:生写真付き 2009年12月9日
徳間ジャパンコミュニケーションズと映像ディレクターの手塚一紀が制作。編集・MAはクロスコ(株)
撮影機材は全編Canon EOS 5D Mark II。編集はFinal Cut Proを使用。
  • 『ベッキー・クルーエルde英語耳 友だちとの会話編』、『ベッキー・クルーエルde英語耳 仕事での会話編』(2010年12月24日)[23]
    • 『Just Wanna Have Some Fun』(『ベッキー・クルーエルde英語耳 友だちとの会話編』内に収録)
    • 『Tokyo Love』(『ベッキー・クルーエルde英語耳 仕事での会話編』内に収録)

CD

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  • 『の、バラード祭り。』(オムニバスCD 2009年11月4日
  • 『の、アッパー祭り』(オムニバスCD 2009年11月4日
  • 翼をください』(CD Single(DVD付き) 2010年2月10日) ベッキー・クルーエル feat.クルーエル・エンジェルス
  • 『You Can't Kiss Me』『Kiss Of Life』については、リリース予定の報道が2010年8月にあった[24]ものの、2011年1月現在その目処は立っていない。

雑誌

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オンラインマガジン

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出典

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  1. ^ 英語版記事より。
  2. ^ 「萌えアイドル 逆輸入――分からなさ 妄想を刺激」『朝日新聞』2010年1月9日付朝刊、第13版、第31面。
  3. ^ "I became an internet sensation in Japan." BBC Slink Real-Life Story. 2010年11月18日閲覧。
  4. ^ 「かわいすぎる」ベッキーさんの素顔-ディス・イズ・ベッキー・クルーエル!!(インタビュー編)」 アキバ経済新聞、2009年12月9日。
  5. ^ ベッキー・クルーエル、“クルーエル”は苗字じゃなかった!なら何だ?」 BARKS 2009年12月22日
  6. ^ リア超え? 可愛いにもほどがある英少女ベッキー、日本デビュー」 MSN産経ニュース 2009年10月14日
  7. ^ この可愛さは反則 マン島のベッキーを独占取材!」 ASCII.jp、2009年9月5日。
  8. ^ インタビュー:ベッキー・クルーエル「カワイければいい」」 livedoor、2009年12月9日。
  9. ^ ““可愛いにもほどがある”英ベッキー、美少女ユニット結成!”. 産経新聞. (2009年12月19日). https://web.archive.org/web/20091222032057/http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/091219/msc0912191123002-n1.htm 2010年3月7日閲覧。 
  10. ^ “英少女ベッキー・クルーエルが東京ガールズコレクション出演”. 産経新聞. (2010年3月6日). https://web.archive.org/web/20100309093758/http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/100306/tnr1003062001007-n1.htm 2010年3月7日閲覧。 
  11. ^ “『追記あり』ハイパージャパン2012ブースから生放送”. ニコニコ動画. (2012年2月22日). https://blog.nicovideo.jp/niconews/ni030174.html 2013年3月20日閲覧。 
  12. ^ “HYPER JAPAN 2012 Part 2”. sakura front. (2012年2月28日). http://sakurafront.org.uk/event/hyper-japan-2012-part-2/ 2013年3月20日閲覧。 
  13. ^ 公式ブログ2013年11月17日「Japan 2013: Cool Japan Project」より
  14. ^ “高砂部屋にミニスカ外国人コスプレ美女”. 日刊スポーツ. (2013年10月19日). https://www.nikkansports.com/sports/sumo/news/p-sp-tp3-20131019-1206263.html 2013年11月18日閲覧。 
  15. ^ 【エンタがビタミン♪】ベッキー・クルーエルもふなっしーがお好き。日本で梨汁をゲット。”. Techinsight. テックインサイト株式会社 (2014年10月7日). 2021年12月14日閲覧。
  16. ^ a b “日本好きネットアイドル「ベッキー・クルーエル」会社経営者になっても「東京のファッションが恋しい!」”. Smart FLASH. (2023年1月2日). https://smart-flash.jp/entame/216457/1/1/ 2023年5月5日閲覧。 
  17. ^ a b “ベッキー・クルーエルにベッキー復帰について聞いてみた”. BuzzFeed Japan. (2016年5月17日). https://www.buzzfeed.com/jp/keijiroabe/beckii-becky?utm_term=.tgA5DzE3ra#.qo6XKbZ16n 2018年9月3日閲覧。 
  18. ^ “日本好きネットアイドル「ベッキー・クルーエル」会社経営者になっても「東京のファッションが恋しい!」”. Smart FLASH. (2023年1月2日). https://smart-flash.jp/entame/216457/2/1/ 2023年5月5日閲覧。 
  19. ^ “YouTube 弱小クリエイター切り捨て、懐疑的な関係者たち:「テレビと同じ間違いしている」”. digiday. (2018年2月7日). https://digiday.jp/brands/advertisers-rethink-youtube-influencer-strategies-youtube-cuts-small-creators/ 2018年9月3日閲覧。 
  20. ^ “Beckii: Schoolgirl Superstar at 14”. BBC Three. (2010年8月12日). http://www.bbc.co.uk/programmes/b00tf20x 2010年8月21日閲覧。 
  21. ^ “Beckii Cruel to feature on BBC Radio 1”. BBC Radio 1. (2010年12月9日). http://news.bbc.co.uk/local/isleofman/hi/people_and_places/newsid_9273000/9273739.stm 2010年12月10日閲覧。 
  22. ^ マン島の放送局。Energy FM”. 2011年2月13日閲覧。
  23. ^ “「かわいいにもほどがある」ベッキーと『英語耳』夢のコラボ!!”. アスキー・メディアワークス. (2010年11月24日). https://ascii.jp/elem/000/000/571/571341/ 2010年11月24日閲覧。 
  24. ^ “Real-life Hannah Montana”. The Sun. (2010年8月17日). http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/features/3098752/The-real-life-Hannah-Montana.html 2010年8月29日閲覧。 

外部リンク

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