ベネネイア (クレーター)
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ベスタ南半球の地形図。中央の巨大なレアシルヴィア・クレーターの下側の部分がベネネイア。 | |
種類 | クレーター |
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天体 | ベスタ |
場所 | 南半球 |
直径 | 395 km |
発見者 | ドーン |
名の由来 | ウェスタの処女 |
ベネネイア (Veneneia) は、ベスタで2番目に大きいクレーターである。南緯52°に位置し、直径は395km[1] で小惑星の赤道直径の70%を覆っており、太陽系で最も大きいクレーターの1つとなっている。少なくとも20億年経過している[2]。しかし、より大きなレアシルヴィアに部分的に覆い隠されている。2011年にドーンによって発見され、ウェスタの処女の1人ベネネイアに因んで命名された[3]。
ベスタは、ベネネイアと同心の北半球に一連の谷を持つ。これらは、これらは衝突に起因する大規模構造であると信じられている。最大のSaturnalia Fossaは、幅約39km、長さ約400km以上に達する[4]。
出典
[編集]- ^ 'Vesta seems more planet than asteroid', Science News, 2012 Mar 22
- ^ "Incredible video 'fly-over' by Nasa's Dawn probe reveals huge rippled asteroid Vesta is more like a small planet". Daily Mail, 15 May 2012. Retrieved 23 May 2012.
- ^ Veneneia, Gazetteer of Planetary Nomenclature, 2012 Feb 28 (NASA coordinates)
- ^ EXPLORATION OF SATURNALIA FOSSA AND ASSOCIATED STRUCTURES IN VESTA'S NORTHERN HEMISPHERE