1936年ベルリンオリンピックのサッカー競技
表示
(ベルリンオリンピックにおけるサッカー競技から転送)
1936年ベルリンオリンピックのサッカー競技 | |
---|---|
大会概要 | |
開催国 | ナチス・ドイツ |
日程 | 1936年8月3日 - 15日 |
チーム数 | 16 |
大会結果 | |
優勝 | イタリア |
準優勝 | オーストリア |
3位 | ノルウェー |
4位 | ポーランド |
大会統計 | |
試合数 | 16試合 |
ゴール数 |
78点 (1試合平均 4.88点) |
総入場者数 |
484,500人 (1試合平均 30,281人) |
1936年ベルリンオリンピックのサッカー競技(1936ねんロサンゼルスオリンピックのサッカーきょうぎ)は、8月3日から競技が開始され、8月15日に決勝戦が実施された。
概要
[編集]サッカー競技は前回大会の1932年のロサンゼルス大会において、一度オリンピックのスケジュールから除外されたものの、この大会から再び正式競技として復活した。また、アジアから初めて日本と中華民国がサッカー競技に参加した。
なお、この大会の1回戦でスウェーデン代表に勝利した日本代表チームを日本サッカー協会は2016年に日本サッカー殿堂に選出した。
大会方式
[編集]参加国16ヶ国によりノックアウト方式のトーナメント。試合は全てベルリンで行われた。
参加国
[編集]結果
[編集]ラウンド16 | 準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | |||||||||||
8月3日, ベルリン | ||||||||||||||
イタリア | 1 | |||||||||||||
8月7日, ベルリン | ||||||||||||||
アメリカ合衆国 | 0 | |||||||||||||
イタリア | 8 | |||||||||||||
8月4日, ベルリン | ||||||||||||||
日本 | 0 | |||||||||||||
日本 | 3 | |||||||||||||
8月10日, ベルリン | ||||||||||||||
スウェーデン | 2 | |||||||||||||
イタリア (延長) | 2 | |||||||||||||
8月3日, ベルリン | ||||||||||||||
ノルウェー | 1 | |||||||||||||
ノルウェー | 4 | |||||||||||||
8月7日, ベルリン | ||||||||||||||
トルコ | 0 | |||||||||||||
ノルウェー | 2 | |||||||||||||
8月4日, ベルリン | ||||||||||||||
ドイツ | 0 | |||||||||||||
ドイツ | 9 | |||||||||||||
8月15日, ベルリン | ||||||||||||||
ルクセンブルク | 0 | |||||||||||||
イタリア (延長) | 2 | |||||||||||||
8月5日, ベルリン | ||||||||||||||
オーストリア | 1 | |||||||||||||
オーストリア | 3 | |||||||||||||
8月8日, ベルリン | ||||||||||||||
エジプト | 1 | |||||||||||||
オーストリア | 2 | |||||||||||||
8月6日, ベルリン | ||||||||||||||
ペルー (延長) | 4[1] | |||||||||||||
ペルー | 7 | |||||||||||||
8月11日, ベルリン | ||||||||||||||
フィンランド | 3 | |||||||||||||
オーストリア | 3 | |||||||||||||
8月5日, ベルリン | ||||||||||||||
ポーランド | 1 | 3位決定戦 | ||||||||||||
ポーランド | 3 | |||||||||||||
8月8日, ベルリン | 8月13日, ベルリン | |||||||||||||
ハンガリー | 0 | |||||||||||||
ポーランド | 5 | ノルウェー | 3 | |||||||||||
8月6日, ベルリン | ||||||||||||||
イギリス | 4 | ポーランド | 2 | |||||||||||
イギリス | 2 | |||||||||||||
中国 | 0 | |||||||||||||
最終結果
[編集]順位 | チーム |
---|---|
1 | イタリア |
2 | オーストリア |
3 | ノルウェー |
4 | ポーランド |
脚注
[編集]- ^ 2対2で延長戦に入ったところペルー人ファンがオーストリア人選手を襲う事件が発生し、その混乱の中ペルーが2点を加えて勝利した。オーストリア側の抗議を受けてIOCは無観客の再試合を命じたが、ペルー側が拒否したためオーストリアが準決勝に進んだ。