ベンジルアミン
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ベンジルアミン | |
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ベンジルアミン | |
別称 α-アミノトルエン | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 100-46-9 |
KEGG | C15562 |
RTECS番号 | DP1488500 |
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特性 | |
化学式 | C7H9N |
モル質量 | 107.15 g mol−1 |
示性式 | C6H5CH2NH2 |
外観 | 無色液体 |
密度 | 0.981 g/mL |
融点 |
-30°C (22°F) |
沸点 |
185°C (361.4°F) |
水への溶解度 | 3.24 g / 100 g 水 (25°C) |
酸解離定数 pKa | 9.33 (共役酸, pKaH) |
塩基解離定数 pKb | 4.67 |
屈折率 (nD) | 1.543 |
構造 | |
双極子モーメント | 1.38 Debye |
危険性 | |
安全データシート(外部リンク) | ScienceLab.com |
主な危険性 | Flammable |
NFPA 704 | |
Rフレーズ | R11/22-34 |
Sフレーズ | S(1/2-)-26-36/37/39-45 |
引火点 | 72°C (161.6°F) |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ベンジルアミン (benzylamine) とは有機化合物の一種で、アンモニアの水素がひとつベンジル基に置き換わった一級アミンである。外見は無色の液体で、有機合成の原料として用いられる。
二級アミンを合成したい場合、ベンジル基が加水素分解によって除去可能であることから、ベンジルアミンはアンモニアの合成等価体として用いられる[1]。
(XはClやBrなどのハロゲン、もしくはOTsなどの脱離基。)
一段階目の反応を進めるため、通常はHXを捕捉する塩基が加えられる。ベンジルアミンの代わりにアンモニアを用いると、RX との反応で三級アミンR3Nあるいは四級アンモニウム R4N+の生成が起こる。
空気に触れているとゆっくり炭酸塩へ変わる。
出典
[編集]- ^ 例: Gatto, V. J.; Miller, S. R.; Gokel, G. W. Organic Syntheses, Coll. Vol. 8, p.152 (1993); Vol. 68, p.227 (1990). オンライン版