ベン・ボウデン
サンフランシスコ・ジャイアンツ (マイナー) | |
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基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | マサチューセッツ州リン |
生年月日 | 1994年10月21日(30歳) |
身長 体重 |
6' 4" =約193 cm 249 lb =約112.9 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2016年 MLBドラフト2巡目 |
初出場 | 2021年4月2日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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ベンジャミン・ダグラス・ボウデン(Benjamin Douglas Bowden, 1994年10月21日 - )は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州リン出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。MLBのサンフランシスコ・ジャイアンツ傘下所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]ヴァンダービルト大学時代は3年時の2014年に大学全米一を経験した。この時のチームメイトにはジョーダン・シェフィールド(後のメジャーデビュー時にも同僚となる)やブライアン・レイノルズらがいる。
プロ入りとロッキーズ時代
[編集]2016年のMLBドラフト2巡目(全体45位)でコロラド・ロッキーズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA級アッシュビル・ツーリスツでプロデビュー。26試合に登板して0勝1敗、防御率3.04、29奪三振を記録した。
2018年はA級アッシュビル・ツーリスツとA+級ランカスター・ジェットホークスでプレーし、2球団合計で49試合に登板して7勝2敗、防御率3.98、78奪三振を記録した。
2019年はAA級ハートフォード・ヤードゴーツとAAA級アルバカーキ・アイソトープスでプレーし、2球団合計で48試合に登板して1勝3敗21セーブ、防御率3.48、79奪三振を記録した。7月にはオールスター・フューチャーズゲームのナショナルリーグ選抜に選出され[2]、試合では7回裏にサム・ハフから同点となる2点本塁打を献上した[3]。オフの11月20日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[4]。
2020年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されず、メジャーにも昇格しなかったため、公式戦の登板は無かった。
2021年はメジャーの開幕ロースター入りを果たし[5]、4月2日のロサンゼルス・ドジャースとのシーズン開幕2戦目でメジャーデビュー[6]。この年メジャーでは39試合に登板して3勝2敗、防御率6.56、42奪三振を記録した。
レイズ傘下時代
[編集]2022年4月29日にウェイバー公示を経てタンパベイ・レイズへ移籍した[7]。移籍後は傘下のAAA級ダーラム・ブルズへ配属された。5月31日にDFAとなり[8]、6月4日にマイナー契約となった(そのままAAA級ダーラム所属)[9]。
ジャイアンツ傘下時代
[編集]2022年7月24日にトレードでサンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍した[10]。
投球スタイル
[編集]速球を主体としており、メジャーデビュー時のロッキーズでの監督であるバド・ブラックもそのアグレッシブな投球ぶりを称賛している[11]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2021 | COL | 39 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 1 | .600 | 177 | 35.2 | 44 | 6 | 21 | 2 | 1 | 42 | 1 | 0 | 30 | 26 | 6.56 | 1.82 |
MLB:1年 | 39 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 1 | .600 | 177 | 35.2 | 44 | 6 | 21 | 2 | 1 | 42 | 1 | 0 | 30 | 26 | 6.56 | 1.82 |
- 2021年度シーズン終了時
記録
[編集]- MiLB
- オールスター・フューチャーズゲーム選出:1回(2019年)
背番号
[編集]- 51(2021年)
脚注
[編集]- ^ Jeff Aberle (2021年1月29日). “Colorado Rockies prospects: No. 13, Ben Bowden” (英語). SB Nation. 2021年12月23日閲覧。
- ^ “2019 MLB All-Star Futures Game rosters” (英語). ESPN (2019年7月3日). 2021年12月23日閲覧。
- ^ Anthony Castrovince (2019年7月7日). “Rangers prospect Huff wins Futures Game MVP” (英語). MLB.com. 2021年12月23日閲覧。
- ^ Patrick Saunders (2019年11月20日). “Lefty Ben Bowden, first baseman Tyler Nevin among 4 added to Rockies’ 40-man roster” (英語). The Denver Post. 2021年12月23日閲覧。
- ^ “Colorado Rockies announce 2021 Opening Day roster” (英語). MLB.com (2021年4月1日). 2021年12月23日閲覧。
- ^ “Los Angeles Dodgers at Colorado Rockies Box Score, April 2, 2021” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年12月23日閲覧。
- ^ Steve Adams (2022年4月29日). “Rays Claim Ben Bowden” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年5月7日閲覧。
- ^ Steve Adams (2022年5月31日). “Rays Place Wander Franco On Injured List, Designate Ben Bowden For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年6月2日閲覧。
- ^ TC Zencka (2022年6月4日). “AL Roster Notes: Twins, White Sox, Rays” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年6月6日閲覧。
- ^ Mark Polishuk (2022年7月24日). “Giants Acquire Ben Bowden From Rays” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年7月27日閲覧。
- ^ 「Topps Baseball Card 2021 Up Date Series No.298 Ben Bowden」
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Ben Bowden stats MiLB.com
- Ben Bowden (@B_Bizzy_16) - X(旧Twitter)
- Ben Bowden (@benbowden16) - Instagram