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ペア=マティアス・ヘグモ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ペア=マティアス・ヘグモ
BKヘッケン監督時代(2023年10月5日)
名前
本名 ペア=マティアス・ヘグモ
ラテン文字 Per-Mathias Høgmo
基本情報
国籍  ノルウェー
生年月日 (1959-12-01) 1959年12月1日(64歳)
出身地 トロムス県グラタンゲン英語版
選手情報
ポジション MF
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1977 ノルウェーの旗 グラタンゲンILノルウェー語版
1978-1983 ノルウェーの旗 FKミェルナーノルウェー語版
1984-1985 ノルウェーの旗 トロムソIL
1985-1986 ノルウェーの旗 IFKノルシェーピン
1986-1989 ノルウェーの旗 トロムソIL
1989 ノルウェーの旗 グラタンゲンIL
代表歴
1986 ノルウェーの旗 ノルウェー 1 (0)
1991 サーミ人の旗 サーミ 1 (0)
監督歴
1989 ノルウェーの旗 グラタンゲンIL(選手兼任)
1990-1991 ノルウェーの旗 トロムスダーレンUILノルウェー語版
1992 ノルウェーの旗 トロムソIL
1993-1994 ノルウェーの旗 フォッスムIFノルウェー語版
1993  ノルウェーU-19
1994  ノルウェーU-15
1995  ノルウェーU-16
1995-1996 ノルウェーの旗 モスFK
1996  ノルウェーU-17
1997-2000  ノルウェー女子
2000-2003  ノルウェーU-21
2004 ノルウェーの旗 トロムソIL
2005-2006 ノルウェーの旗 ローゼンボリBK
2008-2012 ノルウェーの旗 トロムソIL
2013 スウェーデンの旗 ユールゴーデンIF
2013-2016 ノルウェーの旗 ノルウェー
2017-2018 ノルウェーの旗 フレドリクスタFK
2021-2023 スウェーデンの旗 BKヘッケン
2024 日本の旗 浦和レッズ
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ペア=マティアス・ヘグモノルウェー語: Per-Mathias Høgmo1959年12月1日 -)は、ノルウェートロムス県グラタンゲン英語版出身の元プロサッカー選手、サッカー指導者。現役時代のポジションはミッドフィールダー(MF)

報道媒体によっては『ペア・マティアス・ヘグモ』[1]や『ペアマティアス・ヘグモ』[2]とも表記される。

来歴

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トロムソIL監督時代(2009年9月27日)

トロムス県南部、グラタンゲン英語版の小さな町で育ち、地元のグラタンゲンILノルウェー語版ミッドフィールダーとしてサッカー選手としてのキャリアをスタートさせた。1978年、地元で最大のクラブ、FKミェルナーノルウェー語版に加入、6年間プレーした後、1984年にトロムソILに移籍した。スウェーデンのIFKノルシェーピンでプレーした1985-86シーズンを除いて、1988年までトロムソILでプレーし、1986年にはノルウェー・カップ優勝メンバーとなった。また、1986年11月8日のスイス戦でヴェガール・スコグハイムノルウェー語版に代わって途中出場、ノルウェー代表デビューを飾った。

1989年、キャリアをスタートさせたグラタンゲンILに選手兼監督として加入し、指導者としてのキャリアをスタートさせる。この年限りで現役を退き、翌年からはトロムスダーレンUILノルウェー語版で2年間指揮を執ったのち、1992年よりトロムソILの監督に就任した[3]

1997年にはノルウェー女子代表監督に就任、チームを1999 FIFA女子ワールドカップ4位、2000年シドニーオリンピック金メダルに導くなど、成功を収めた[3]。2000年から2003年にはU-21ノルウェー代表の監督を務めた[3]。その後、トロムソILに復帰し、2度目の監督を務めると、2004年にチームをリーグ4位へと導き、ロイヤルリーグ出場権を獲得した。トロムソでの成功により、他のクラブから関心を集め、2005年8月にペア・ヨアー・ハンセンノルウェー語版の後任としてローゼンボリBKの監督に就任した。この時、ヘグモはNRK(ノルウェー国営放送)でサッカー解説者を務めていた[4]が、ローゼンボリBK監督就任とともに退職した。ヘグモは残留争いに巻き込まれていたチームを立て直し、リーグ7位でシーズンを終えた。

しかし翌年、チームはシーズン序盤から不振に陥り、ヘグモは燃え尽き症候群を患ったとして病気休暇を取った。一方、ヘグモの代役として指揮を執ったクヌート・テルム英語版はチームを立て直し、最終的にクラブに20度目のタイトルをもたらした。その最中、ヘグモは10月31日に記者会見を開き、同日付で監督を辞任、「何か他のことをしたい」として指導者から離れると述べた。

その後は2006年12月から2008年12月までノルウェーサッカー協会にトップフットボールマネージャーとして雇われていた[5]が、2009年1月よりトロムソILと3度目の契約を結び、スタイナー・ニルセンノルウェー語版の後任として監督に就任した。最初のシーズンは前年リーグ6位だったチームをリーグ3位へと導いた。2009年はクラブとヘグモにとってやや厳しいものとなったが、リーグ6位でシーズンを終えた。 2010年も成功は続き、シーズン序盤は首位に立った。サマーブレイク後は調子を落としたものの、リーグ3位でシーズンを終えた。また、トロムソILの監督をしている間、トロムソ大学でサッカーの博士号取得に取り組んだ[6]

2013年9月27日、エギル・オルセンノルウェー語版に代わってノルウェー代表監督に就任した[7]。 2016年11月16日、3年間の指揮を終えて退任した。

2021年シーズンよりBKヘッケンの監督に就任し、2022年にアルスヴェンスカン優勝、2023年にはスヴェンスカ・クッペン優勝に導いた[8]

2024年シーズンから、浦和レッズの監督に就任[9][2][1]。8月27日、双方合意の元契約解除となった[10]

経歴

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選手時代

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指導者時代

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論文

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  • Mental trening i fotball(英題:Mental training in football)、2004 – ISBN 82-7286-148-8

監督成績

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2024年8月28日 (2024-08-28)現在
クラブ 就任 退任 記録
試合 勝率 %
ノルウェーの旗 トロムソIL 2009年1月1日 2012年12月31日 120 53 33 34 044.17
スウェーデンの旗 ユールゴーデンIF 2013年5月15日 2013年12月31日 22 11 7 4 050.00
ノルウェーの旗 ノルウェー代表 2013年9月27日 2016年11月16日 35 10 7 18 028.57
ノルウェーの旗 フレドリクスタFK 2017年12月1日 2018年12月17日 26 15 7 4 057.69
スウェーデンの旗 BKヘッケン 2021年6月12日 2023年12月8日 109 60 22 27 055.05
日本の旗 浦和レッズ 2023年12月8日 2024年8月27日 28 10 8 10 035.71
合計 340 159 84 97 046.76

タイトル

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選手時代

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トロムソIL

指導者時代

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モスFK
ノルウェー女子代表
BKヘッケン

出典

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  1. ^ a b “浦和、ヘグモ氏の新監督就任を発表「共に新たな歴史を創り出しましょう」 元ノルウェー代表指揮官”. スポーツ報知. (2023年12月8日). https://hochi.news/articles/20231208-OHT1T51174.html 2023年12月11日閲覧。 
  2. ^ a b “浦和 元ノルウェー代表監督・ヘグモ氏の新監督就任を発表「ともに新たな歴史を」”. スポーツニッポン. (2023年12月8日). https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2023/12/08/kiji/20231208s00002179543000c.html 2023年12月11日閲覧。 
  3. ^ a b c "Per-Mathias Høgmo". Store norske leksikon (ノルウェー語). Kunnskapsforlaget. 2009年6月11日閲覧
  4. ^ Høgmo til NRK”. Aftenposten (2005年1月19日). 2021年2月26日閲覧。
  5. ^ NFF på jakt etter toppfotballsjef” (2008年12月4日). 2013年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月15日閲覧。
  6. ^ Høgmo får verdens beste trenerutdannelse - Universitetet i Tromsø” (2011年1月26日). 2012年5月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年5月26日閲覧。
  7. ^ Hogmo takes Norway job”. 国際サッカー連盟 (2013年9月27日). 2013年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月15日閲覧。
  8. ^ 浦和、来季からの新監督にペア・マティアス・ヘグモ氏が就任!クラブワールドカップ終了後から指揮」『(サッカーキング)』2023年12月8日。2023年12月10日閲覧。
  9. ^ ペア マティアス ヘグモ監督就任のお知らせ』(プレスリリース)浦和レッドダイヤモンズ、2023年12月8日https://www.urawa-reds.co.jp/topteamtopics/206894/2023年12月10日閲覧 
  10. ^ 浦和、スコルジャ前監督が電撃復帰!ヘグモ監督解任も同時発表…クラブが理由を説明「目指すことを実現できる可能性が最も高い監督」”. Goal.com (2024年8月27日). 2024年8月27日閲覧。

外部リンク

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