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ペネローペ (小惑星)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ペネローペ
201 Penelope
光度曲線に基づいて予想されたペネローペの形状
光度曲線に基づいて予想されたペネローペの形状
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
発見
発見日 1879年8月7日[1]
発見者 ヨハン・パリサ[1]
軌道要素と性質
元期:2458600.5 TDB(2019年4月27日)[1]
軌道長半径 (a) 2.680 au
近日点距離 (q) 2.198 au[1]
遠日点距離 (Q) 3.162 au[1]
離心率 (e) 0.180[1]
公転周期 (P) 4.39 [1]
(1,602.349 [1]
軌道傾斜角 (i) 5.754°[1]
近日点引数 (ω) 180.608°[1]
昇交点黄経 (Ω) 156.946°[1]
平均近点角 (M) 304.517°[1]
物理的性質
直径 85.877 km[1]
自転周期 3.7474 時間[1]
スペクトル分類 M[1] / X[1]
絶対等級 (H) 8.43[1]
アルベド(反射能) 0.040[1]
色指数 (B-V) 0.720[1]
色指数 (U-B) 0.233[1]
Template (ノート 解説) ■Project

ペネローペ[2][3] (201 Penelope) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つでM型小惑星に分類される。1879年8月7日にオーストリア天文学者、ヨハン・パリサがポーラ(現クロアチア領プーラ)で発見し、彼が発見した17個目の小惑星となった。

ホメロスの『オデュッセイア』に登場するオデュッセウスの妻ペネロペ(ペーネロペー)にちなんで命名された。

2000年3月25日に関東地方で掩蔽が観測された。2018年5月22日にはおとめ座の方向にある10等級の恒星TYC 278-478-1を掩蔽しており、この掩蔽の観測により恒星の大きさが太陽の2.173倍であることが判明した[3][4]

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t JPL Small-Body Database Browser: 201 Penelope”. JPL Small-Body Database. Jet Propulsion Laboratory. 2019年4月26日閲覧。
  2. ^ 全世界の観測成果 ver.2” (Excel). 薩摩川内市せんだい宇宙館 (2018年3月3日). 2019年3月11日閲覧。
  3. ^ a b 小惑星で測定、2700光年彼方の星の大きさ”. AstroArts (2019年4月22日). 2019年4月26日閲覧。
  4. ^ Asteroids help scientists to measure the diameters of far away stars”. Deutsches Elektronen-Synchrotron (2019年4月15日). 2019年4月26日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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