ホラー&ファンタシイ傑作選
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ホラー&ファンタシイ傑作選(ホラーアンドファンタシイけっさくせん)は、1984年から1988年にかけて青心社から刊行されたホラー小説、ファンタジー小説の短編アンソロジー叢書。
アメリカ合衆国のパルプ・マガジン『ウィアード・テイルズ』誌に掲載された作品の日本独自の選集である。
四六版並製、帯付き、ソフトカバー。全4巻(第一期全5巻の刊行予定であった[1])。
編纂と各巻解説は大瀧啓裕。カバーイラストは山田章博、カバーデザインは龍神成文。
一覧
[編集]- 『ホラー&ファンタシイ傑作選 1』 1984.8
- 「壜のなかの船」(Ship-in-a-Bottle、P・スカイラー・ミラー (P. Schuyler Miller))
- 「学校奇談」(School for the Unspeakable、マンリイ・ウェイド・ウェルマン)
- 「魔力のある物語」(The Necromantic Tale、クラーク・アシュトン・スミス)
- 「夢の蛇」(The Dream Snake、ロバート・E・ハワード)
- 「コボルド・キープの首なし水車番」(Headless Miller of Kobold's Keep、G・ガーネット (G. Garnet))
- 「エチケットの問題」(A Question of Etiquette、ロバート・ブロック)
- 「墓地の鼠」(The Graveyard Rats、ヘンリー・カットナー) - クトゥルフ神話作品
- 「猫のような女」(The Cat Woman、メアリー・エリザベス・カウンセルマン (Mary Elizabeth Counselman))
- 「大洋に鳴る鈴の音」(The Bells of Oceana、アーサー・J・バークス (Arthur J. Burks))
- 「サファイアの女神」(The Sapphire Goddess、ニクツィン・ダイアリス (Nictzin Dyalhis))
- 『ホラー&ファンタシイ傑作選 2』 1985.9
- 「蜘蛛の館」(Spider Mansion、フリッツ・ライバー)
- 「カシュラの庭」(In Kashla's Garden、オスカー・シスガル (Oscar Schisgall))
- 「黒い石の彫像」(The Black Stone Statue、メアリー・エリザベス・カウンセルマン)
- 「快楽の館」(The House of Ecstasy、ラルフ・ミルン・ファーリィ)
- 「死霊の丘」(The Hills of the Dead、ロバート・E・ハワード) - ソロモン・ケーンもの
- 「三毛猫」(The Tortoise Shell Cat、グレイ・ラ・スピナ (Greye La Spina))
- 「忍び寄る恐怖」(The Crawling Horror、ソープ・マクラスキイ (Thorp Mcclusky))
- 「ノーク博士の謎の島」(The Strange Island of Dr. Nork、ロバート・ブロック)
- 『ホラー&ファンタシイ傑作選 3』 1986.3
- 「奇妙な中断」(Strange Interval、シーベリィ・クイン)
- 「地下室になにが」(The Thing in the Cellar、デイヴィッド・H・ケラー)
- 「不老不死の秘薬」(The Life Serum、ポール・S・パワーズ (Paul S. Powers))
- 「吹雪の夜」(The Drifting Snow、オーガスト・ダーレス)
- 「夜の末裔」(The Children of the Night、ロバート・E・ハワード) - ブラン・マク・モーンもの / クトゥルフ神話作品
- 「裸の貴婦人」(Naked Lady、ミンドレット・ロード (Mindret Lord))
- 「特別料理」(Piecemeal、オスカー・クック (Oscar Cook))
- 「六○七号室の女」(The Woman in Room 607、ソープ・マクラスキイ)
- 『ホラー&ファンタシイ傑作選 4』 1988.6
- 「ママ」(Mommy、メアリ・エリザベス・カウンスルマン)
- 「十三階」(The Thirteenth Floor、フランク・グルーバー (Frank Gruber))
- 「奇妙な患者」(Escape、ポール・アーンスト (Paul Ernst))
- 「恐怖の三角形」(The Triangle of Terror、ウイリアム・F・テンプル (William F. Temple))
- 「夢を売る女」(The Dream Merchant、ハロルド・ロウラー (Harold Lawlor))
- 「邪悪な人形」(The Evil Doll、ハネス・ボク)
- 「青の都」(The Blue City、フランク・オーウェン (Frank Owen))
- 「毒」(Poison、ジャック・スノー (Jack Snow))
- 「スローター邸の惨劇」(Slaughter House、リチャード・マシスン)
出典
[編集]- ^ 『ホラー&ファンタシイ傑作選1』「刊行にあたって」(大瀧啓裕)p.223
- 各巻目次・解説
外部リンク
[編集]- 翻訳作品集成 https://ameqlist.com/