ホルヘ・トレド・アルビニャーナ
ホルヘ・トレド・アルビニャーナ(スペイン語: Jorge Toledo Albiñana、1964年9月21日 - )は、スペインの外交官、元駐日大使、元欧州連合(EU)問題担当長官である。ドイツ連邦共和国(当時の西ドイツかつ現在の統一ドイツ)のルートヴィヒスハーフェン・アム・ライン出身。
経歴
[編集]サラゴサ大学法学部を卒業した後、1989年に外務省へ入省してキャリア外交官となる。
彼は、在インドおよび在日本の在外公館に配属されたことがある。 彼は、外務大臣室や産業・エネルギー・交通・通信局のテクニカル・アドバイザーを務め、首相府スペインEU議長国実行委員会の顧問でもあった。その後、EU問題担当事務次官室室長、2005年にはEU問題担当長官室室長に任命された。
2008年7月から2011年9月にかけて在セネガル大使として奉職し、在セネガル大使在任中にEU関係特使を拝命。
彼はまた、EU条約の枠組みの中で、評議会の票決における少数派の無効票化に関する有名な「トレド条項」を採択に導いた交渉の立役者でもあった。
2016年12月2日まで首相府の顧問を務めており、併せてEU問題・G20サミット担当局長の地位にあった。
2016年12月2日の閣僚会議で彼はEU問題担当長官に任命され[1]、このポストが2017年7月28日に欧州担当長官に改名されるまで務め上げた。
2018年10月より、彼は駐日特命全権大使を務めていた[2](信任状捧呈は12月5日[3])。
2019年10月22日、皇居正殿松の間で今上天皇の即位礼正殿の儀が執り行われ[4]、フェリペ6世国王及びレティシア王妃と共に参列した[5]。
2022年2月9日、フィデル・センダゴルタ・ゴメス・デル・カンピージョが次期駐日大使に任命されたことにより、駐日大使としての任務を終えた[6]。
出典
[編集]外部リンク
[編集]- Curriculum vitae of Jorge Toledo Albiñana
- Resilience and optimism symbolize bilateral efforts - 2020年10月10日
- Elevated partnership symbol of steadily growing ties - 2019年10月12日
- ホルヘ・トレド・アルビニャーナ駐日スペイン大使 会見 2020.1.21 - YouTube - 日本記者クラブでの会見(2020年1月21日 15:30~16:30)、発言はスペイン語、日本語の通訳つき
- ホルヘ・トレド・アルビニャーナ駐日スペイン大使 会見 2018.12.12 - YouTube - 日本記者クラブでの会見(2018年12月12日 14:30~15:30)、発言はスペイン語、日本語の通訳つき
公職 | ||
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先代 ゴンサロ・デ・ベニート・セカデス |
駐日スペイン大使 2018年 - 2022年 |
次代 フィデル・センダゴルタ・ゴメス・デル・カンピージョ |
先代 フェルナンド・モラン・カルボ=ソテロ |
在セネガルスペイン大使 2008年 - 2011年 |
次代 クリスティナ・ディアス・フェルナンデス=ヒル |