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ホワイトロック (競走馬)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ホワイトロック
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 1803年
ハンブルトニアン
ロザリンド
生国 イギリスの旗 イギリス
生産者 ウィリアム・ガーフォース
馬主 マーク・サイクス
→シルベスター・リード
競走成績
生涯成績 6勝
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ホワイトロック (Whitelock) は、19世紀初頭のイギリス競走馬種牡馬。競走成績も種牡馬成績も振るわず一介の二流馬に終わったが、産駒のブラックロックを通じ、2011年現在でも父系子孫が現存している。

ウィリアム・ガーフォースによる生産。馬名の由来は尻尾に白い毛が混じっていたことから名付けられた。競走馬としては1809-1810年の2年間走ったが、大きなレースや著名な馬に勝つことはなかった。ドルイドによれば「頭部は大きく不細工で、太った前脚を持った、うるさい種類の馬であった」という。種牡馬としても低調に終わり、気性の悪さで有名なブラックロックが唯一の活躍馬である。

血統

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血統表

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ホワイトロック血統(キングファーガス系(エクリプス系) / Eclipse3×4=18.75%、Herod4×3=18.75%、Matchem4×3=18.75%、Partner5×5=6.25%(母内)) (血統表の出典)

Hambletonian
1792
父の父
King Fergus
1775 栗
Eclipse
1764 栗
Marske
Spilletta
Creeping Polly
1756 栗
Othello
Fanny
父の母
Highflyer Mare
1782
Highflyer
1774 鹿
Herod
Rachel
Monimia
1771 芦
Matchem
Alcides Mare

Rosalind
F2-l
1788 栗
Phoenomenon
1780 栗
Herod
1758 鹿
Tartar
Cypron
Frenzy
1774 栗
Eclipse
Engineer Mare
母の母
Atalanta
F2-c
1769 栗
Matchem
1748 鹿
Cade
Partner Mare
Lass of the Mill
1756
Oroonoko
Traveller Mare F-No.2


ホワイトロックの父に関する疑惑

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2017年になってセントサイモン系のY染色体ハプロタイプヘロド系と一致することが指摘された。セントサイモンの父系には2ヶ所疑惑があり、そのうちの1つとして、セントサイモンの6代前にあたるホワイトロックの父はハンブルトニアンではなく、実際にはデルピニ(ハイフライヤー産駒)が正しいというものがある。これが事実だとするとホワイトロックおよびその子孫はエクリプス系ではなくヘロド系ということになる。

参考文献

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外部リンク

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