コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ボギー!俺も男だ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ボギー!俺も男だ
Play It Again, Sam
監督 ハーバート・ロス
脚本 ウディ・アレン
原作 ウディ・アレン
製作 アーサー・P・ジェイコブス
出演者 ウディ・アレン
ダイアン・キートン
音楽 ビリー・ゴールデンバーグ
撮影 オーウェン・ロイズマン
製作会社 パラマウント映画
配給 アメリカ合衆国の旗 パラマウント映画
日本の旗 CIC
公開 アメリカ合衆国の旗 1972年5月4日
日本の旗 1973年8月18日
上映時間 85分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
テンプレートを表示

ボギー!俺も男だ』(原題:Play It Again, Sam)は、1972年制作のアメリカ合衆国ロマンティック・コメディ映画

ウディ・アレン1969年に制作したブロードウェイ舞台劇の映画化作品。アレン自身が脚本を手掛け、アレン、ダイアン・キートンなどの舞台版出演者が出演している。ハンフリー・ボガート主演の映画『カサブランカ』のパロディとなっている。

原題の“Play it Again Sam”は、『カサブランカ』の中で、ボガートの恋人イルザ(イングリッド・バーグマン)が、黒人のピアノ弾きサムに思い出の曲を頼む時のセリフ“Play it, Sam. Play 'As Time Goes By.” 「あれを弾いて、サム。『時の過ぎ行くままに』を」[1]が元ネタになっている。

あらすじ

[編集]

映画評論家のアランはハンフリー・ボガートにとりつかれ、毎日のように彼の代表作『カサブランカ』を映画館で心ゆくまで楽しんでいたが、そのおかげで妻ナンシーは、愛想を尽かして彼のもとを去って行った。

友人ディックとその妻リンダはそんな彼を不憫に思い、女友達を紹介してくれるが、彼はオドオドして不器用な性格のため、まったく進展しない。やがて、リンダはアランを優しく慰めるうちに、次第に感情の高まりを覚えるようになる。しかも、アランの前にボガートの幻が出没するようになり、彼を扇動、アランは段々と罪の意識に襲われてくる。

キャスト

[編集]
舞台版の出演者たち。手前中央の眼鏡をかけた人物がウディ・アレン
舞台版。アレンとダイアン・キートン

※括弧内は日本語吹き替え

脚注

[編集]
  1. ^ "Play it again, Sam."と一般的に思われているが、 "Play it, Sam. Play 'As Time Goes By."で実際には"again"とは言っていない。
  2. ^ 舞台版でも演じている。

外部リンク

[編集]