ボーエル彗星
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ボーエル彗星 Bowell | |
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仮符号・別名 | C/1980 E1 |
分類 | 彗星 |
軌道の種類 | 非周期彗星 |
軌道要素と性質 元期:TDB 2444972.5 (1982年1月3.0日) | |
近日点距離 (q) | 3.364 AU[1] |
離心率 (e) | 1.058[1] |
平均軌道速度 | 0.002203°/日[1] |
軌道傾斜角 (i) | 1.662°[1] |
近日点引数 (ω) | 135.083°[1] |
昇交点黄経 (Ω) | 114.558°[1] |
平均近点角 (M) | -0.151°[1] |
前回近日点通過 | JED 2445040.7871 (1982年5月12日) |
次回近日点通過 | なし |
物理的性質 | |
絶対等級 (H) | 6.0[1] |
発見 | |
発見日 | 1980年2月11日 |
発見者 | エドワード・ボーエル |
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
ボーエル彗星(ボーエルすいせい、Bowell)とは、非周期彗星の1つ。彗星の命名規則による仮符号はC/1980 E1。
軌道離心率は太陽系の天体の中でも最大の1.0575であり、次に大きいLINEAR彗星 (C/2002 Q3) A核の1.0396と比べても飛びぬけて大きい。2017年10月19日に発見されたオウムアムアの軌道離心率は1.196で[2]、当初は彗星と考えられていたことからボーエル彗星の記録を大幅に更新されたと考えられたが、その後の観測でオウムアムアが太陽系外から来た恒星間天体であることが判明した。
1980年2月11日にエドワード・ボーエルによって発見された。1980年12月9日に木星からたったの3400万km(0.2284AU)まで接近した。1982年5月12日に近日点を通過した。