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ボーリニア (小惑星)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ボーリニア
720 Bohlinia
仮符号・別名 1911 MW
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
コロニス族
発見
発見日 1911年10月18日
発見者 フランツ・カイザー
軌道要素と性質
元期:2008年11月30日 (JD 2,454,800.5)
軌道長半径 (a) 2.891 AU
近日点距離 (q) 2.852 AU
遠日点距離 (Q) 2.930 AU
離心率 (e) 0.014
公転周期 (P) 4.92 年
軌道傾斜角 (i) 2.36
近日点引数 (ω) 113.46 度
昇交点黄経 (Ω) 35.82 度
平均近点角 (M) 152.98 度
物理的性質
直径 33.73 km
自転周期 8.919 時間
スペクトル分類 S / Sq
絶対等級 (H) 9.71
アルベド(反射能) 0.2029
色指数 (B-V) 0.610
色指数 (U-B) 0.250
Template (ノート 解説) ■Project

ボーリニア[1] (720 Bohlinia) は小惑星帯に位置する小惑星である。ハイデルベルクフランツ・カイザーによって発見された。

スウェーデン天文学者カール・ボーリン (Karl Petrus Theodor Bohlin) の65歳の誕生日を記念して命名された。

コロニス族の一つである。ルーシー・D・クレスポ・ダ・シルヴァ (Lucy D’Escoffier Crespo da Silva)、リチャード・ビンゼル (Richard P. Binzel) らのグループは、1998年から2000年の観測データを用いて、これらの小惑星のスピン-ベクトル配置を求めた。この共同研究により、61個の新たな光度曲線が得られた[2]

ビンゼルとシェルテ・バス (Schelte J. Bus) はさらに研究を続け、2003年に波動光学的調査の結果を公表した。このプロジェクトは過去のデータに基くもので、Small Main-belt Asteroid Spectroscopic Survey, Phase II または SMASSII として知られる。可視光のスペクトルデータは1993年8月から1999年3月の間に集められた[3]

出典

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  1. ^ 全世界の観測成果 ver.2” (Excel). 薩摩川内市せんだい宇宙館 (2018年3月3日). 2019年3月11日閲覧。
  2. ^ Slivan, S. M., Binzel, R. P., Crespo da Silva, L. D., Kaasalainen, M., Lyndaker, M. M., Krco, M.: “Spin vectors in the Koronis family: comprehensive results from two independent analyses of 213 rotation lightcurves,”Icarus, 162, 2003, pp. 285-307.
  3. ^ Bus, S., Binzel, R. P. Small Main-belt Asteroid Spectroscopic Survey, Phase II. EAR-A-I0028-4-SBN0001/SMASSII-V1.0. NASA Planetary Data System, 2003.

関連項目

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外部リンク

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