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マイケル・コース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マイケル・コース
Michael Kors
Michael Kors
Photo: Ed Kavishe, Fashion Wire Press
生誕 (1959-08-09) 1959年8月9日(65歳)
アメリカ合衆国ニューヨーク州ロングアイランド
国籍 アメリカ合衆国
教育 ニューヨーク州立ファッション工科大学
レーベル Michael Kors
受賞

1999 CFDA award for womenswear designer of the year

2003 CFDA award for menswear designer of the year
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マイケル・コース[1](Michael Kors、1959年8月9日[2] - )は、米国のファッションデザイナー。クラシックなレディーススポーツウェアのデザインで知られるファッションブランド「マイケルコース」のチーフデザイナーを務めている。

米放送局Bravo制作の、エミー賞ノミネート作品シリーズ「プロジェクト・ランウェイ」の審査員としても活躍していた。現在ニューヨーク在住。

来歴

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19歳で服飾のデザインを始め、ニューヨーク州立ファッション工科大学にてファッションデザインを学んだ[3]

1981年にブルーミングデールズバーグドルフ・グッドマンロード・アンド・テイラーニーマン・マーカスサックス・フィフス・アベニューの各百貨店で婦人服のラインを立ち上げた。その成功を受け、1997年にはセリーヌで初の婦人服デザイナー・クリエイティブディレクターに就任、2003年までの在任期間中に同社を世界的名門ブランドの一員へとのし上げた。

2002年に自身のメンズウェアブランドを立ち上げている。

セリーヌのクリエイティブディレクター時代には、数多くの女優の服装をデザインしている。グウィネス・パルトローは映画「抱擁 」にて、ケイト・ブランシェットは映画「バンディッツ」にて着用している。更に1999年の「トーマス・クラウン・アフェアー」ではレネ・ルッソが着用している。

その他の功績

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2010年、免疫システムに基づく癌治療の進歩に尽力している米国の非営利癌研究協会が毎年行っているOliver R. Grace Awardにて、マイケルは功労賞を受賞した。授賞式は2010年6月16日にニューヨークのマンダリン・オリエンタル・ニューヨークにて行われた。

裁判

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2009年1月、アーティスト兼デザイナーの、トニー・デュケット管財人が、2009年のマイケルコースのリゾートウェアのプロモーションにデュケットの名前とイメージを使用したとして、商標権の侵害で訴えを起こしている[4]

私生活

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ニューヨーク州ロングアイランドで元モデルの母親のもとカール・アンダーソン・ジュニア三世(Karl Anderson, Jr. the third)として生まれた[5]ニューヨーク州メリックで育ち同州ベルモアジョン・F・ケネディ高校を卒業。母はユダヤ系の出身。[5][6][7]

同性愛者(ゲイ)であり、元マイケルコース社パリ事務所社員の男性と20年余の交際を経て2011年に結婚している[8]

企業としてのマイケル・コース

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メインブランドのほか、系列姉妹ラインとして「マイケル・マイケル・コース(MICHAEL Michael Kors)」、「コース・マイケル・コース(KORS Michael Kors)」を展開している。「マイケル - 」は婦人服・ハンドバッグ・靴、「コース - 」は靴とジーンズを展開する。いずれも女性向けの服・バッグ・靴が主要製品であるが、メーカーとのライセンスでアイウェア、時計なども展開している。

各シーズンの最新コレクションはニューヨークコレクションに出展される。ランウェイではメインブランドのものに限らず、姉妹ラインの商品も発表される。

現在、フルコレクションのブティックはニューヨークビバリーヒルズフロリダ州パームビーチニューヨーク州マナセットシカゴにある。

著名人の愛用者には、ジェニファー・ロペスミシェル・オバマミランダ・カーエリッサハイディ・クルムキャサリン・ゼタ=ジョーンズなどがいる。ジョアン・アレンは『ザ・コンテンダー』でアカデミー主演女優賞にノミネートされた際にガウンを着用。 エリッサワールド・ミュージック・アワード2005にて着用し、ジェニファー・ガーナーは2006年のアカデミー賞プレゼンターの際に特注のドレスを着用して登場している。その他、バッグや靴など小物単位で愛用する人物も多い。

広告キャンペーンではファンが好む「ジェットセットスポーツウェア」がよく用いられる。過去のキャンペーンでは、モデルのカルマン・キャスが空港の滑走路や、アフリカのサファリ旅行、ヨットでリラックスするシーンが使われた。

出典

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  1. ^ マイケルコースとは” - コトバンク(『世界の一流ブランドがわかる事典』 2010年・講談社)
  2. ^ “Kors' show a knockout Opulence, glitz dominate wardrobes”. Daily News (New York). (February 10, 2000). オリジナルの2007年11月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20071109164424/http://www.nydailynews.com/archives/news/2000/02/10/2000-02-10_kors__show_a_knockout_opulen.html 
  3. ^ Infomat Michael Kors Biography Infomat.com, September 10, 2009
  4. ^ Tony Duquette Files Infringement Suit on Michael Kors Einnews.com, January 27, 2009
  5. ^ a b H.W. Wilson Company (1986). Current Biography. H. W. Wilson Co.. p. 360. ISBN 
  6. ^ Rappaport, Jill (November 2007). Mazel Tov: Celebrities' Bar and Bat Mitzvah Memories. Simon & Schuster. ISBN 0743287878 
  7. ^ Andreoli, Richard (2005年2月1日). “Working the runway: out designer Michael Kors tells it like it is to would-be fashionistas on Bravo's Project Runway”. en:The Advocate. オリジナルの2007年11月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20071109211930/http://findarticles.com/p/articles/mi_m1589/is_2005_Feb_1/ai_n9487809 2007年6月20日閲覧。 
  8. ^ マイケルコースはゲイ?” - NYデイリーニュースCBCニュース(2011年)

外部リンク

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