マイケル・シュナイダー
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マイケル・シュナイダー(ドイツ語: Mycle Schneider 、1959年 - )は、ドイツ出身、フランス在住のエネルギー問題コンサルタント。
経歴
[編集]ドイツ中西部ケルン出身。1983年、パリに「エネルギー情報調査室」(fr:Wise-Paris)を設立し、2003年まで代表を務めた。
1997年、高木仁三郎と共に、「もうひとつのノーベル賞」といわれるライト・ライブリフッド賞を受賞。
1997年以来、フランス環境省(環境エネルギー省、fr:Agence de l'environnement et de la maîtrise de l'énergie)、ドイツ環境省(ドイツ連邦環境・自然保護・原子炉安全省、de:Bundesministerium für Umwelt, Naturschutz und Reaktorsicherheit)、ベルギーのエネルギー大臣、国際原子力機関 (IAEA)、グリーンピース (NGO)、核戦争防止国際医師会議、世界自然保護基金(WWF)、EC委員会等の依頼によって、原子力とエネルギー問題に関する研究・調査報告を提出している。2009年8月、ドイツ環境省の委託研究、「世界の原子力産業現状報告─経済性問題に焦点」を担当した。
現在、エネルギーと原子力政策に関する独立コンサルタント機関 Mycle Schneider Consulting の代表を務める。[1]
著作
[編集]- 高木仁三郎、マイケル・シュナイダー、フランク・バーナビー(Frank Barnaby)保木本一郎、細川弘明ほか著『MOX(プルトニウム燃料)総合評価―IMA(国際MOX燃料評価)プロジェクト最終報告』、七つ森書館、1998/08/09、ISBN: 9784822898281
- 鮎川ゆりか訳『気候変動と原子力発電 Climate Change and Nuclear Power』(PDF)WWFジャパン、2000年4月4日発行
- 田窪雅文訳「原子力のたそがれ」(PDF) 『世界』2011年1月号、岩波書店
脚注
[編集]- ^ マイケル・シュナイダー、訳=田窪雅文「原子力のたそがれ」(PDF) 『世界』2011年1月号、岩波書店
外部リンク
[編集]- 『マイケル・シュナイダーさんを囲んで―ラ・アーグ再処理工場最新情報』 原子力資料情報室、2008年11月11日
- 「再生可能性エネルギーと原子力の両方の推進は可能か? 欧州専門家報告会」 2010年10月13日、参議院議員会館
- 「高木仁三郎の盟友マイケル・シュナイダーが語るプルトニウムの恐怖と平和利用のペテン」 デモクラシー・ナウ! 2011/4/14