マシュー・デラベドバ
クリーブランド・キャバリアーズでのデラベドバ (2019年) | |||||||||||||||
メルボルン・ユナイテッド No.8 | |||||||||||||||
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ポジション | PG/SG | ||||||||||||||
所属リーグ | NBL | ||||||||||||||
基本情報 | |||||||||||||||
愛称 | Delly | ||||||||||||||
国籍 | オーストラリア | ||||||||||||||
生年月日 | 1990年9月8日(34歳) | ||||||||||||||
出身地 | ビクトリア州メアリーバラ | ||||||||||||||
身長 | 193cm (6 ft 4 in) | ||||||||||||||
体重 | 91kg (201 lb) | ||||||||||||||
ウィングスパン | 196cm (6 ft 5 in) | ||||||||||||||
キャリア情報 | |||||||||||||||
大学 | セントメアリーズ大学 | ||||||||||||||
NBAドラフト | 2013年 / ドラフト外 | ||||||||||||||
プロ選手期間 | 2007年–現在 | ||||||||||||||
経歴 | |||||||||||||||
2007-2009 | オーストラリア国立スポーツ研究所 | ||||||||||||||
2013-2016 | クリーブランド・キャバリアーズ | ||||||||||||||
2016-2018 | ミルウォーキー・バックス | ||||||||||||||
2018-2021 | クリーブランド・キャバリアーズ | ||||||||||||||
2021-2022 | メルボルン・ユナイテッド | ||||||||||||||
2022-2023 | サクラメント・キングス | ||||||||||||||
2023- | メルボルン・ユナイテッド | ||||||||||||||
受賞歴 | |||||||||||||||
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Stats Basketball-Reference.com | |||||||||||||||
代表歴 | |||||||||||||||
キャップ | オーストラリア | ||||||||||||||
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マシュー・ウィリアム・デラベドバ(Matthew William Dellavedova、1990年9月8日 - )は、オーストラリア・ビクトリア州メアリーバラ出身のプロバスケットボール選手。NBLのメルボルン・ユナイテッドに所属している。ポジションはポイントガードまたはシューティングガード。
経歴
[編集]4歳のときにバスケットボールを始めた。オーストラリア・ビクトリア州の高校在学中、メアリーバラ・ブレイザーズ、ベンディゴ・ブレーブスでプレーした。デラベドバはバスケットボールの他に、オーストラリアンフットボールも行っていたが、バスケットボールに専念するようになった。2007年、キャンベラにあるオーストラリア国立スポーツ研究所に入学、サウスイースト・オーストラリア・バスケットボールリーグで3シーズンプレーした。
高校卒業後、NBA選手を目指す為に渡米し、同郷のパティ・ミルズが通っていたセントメリーズ大学に入学。4年間プレーし、1933得点をあげて、それまでダニエル・キッカートが持っていた大学記録を更新、778アシスト、3ポイントシュート成功288本成功の大学記録も作った[2]。2014年2月15日、大学時代の背番号4番が永久欠番となった[3]。
2013年のNBAドラフトでは指名されなかったが、同年夏に行われたクリーブランド・キャバリアーズのサマーリーグに参加し[4]、最終ロースターに残り[5]、2013年9月12日、2年130万ドルのNBA最低年俸でキャブスと契約した[6][7]。3月26日のデトロイト・ピストンズ戦ではベンチから出場し、自己ベストの21得点をあげて、97-96の勝利に貢献した[8]。
2014年7月のサマーリーグにも参加した[9]。11月4日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦で左足の内側側副靱帯を痛めて、全治4週間から6週間であることが報じられた[10]。同年12月8日のブルックリン・ネッツ戦で復帰した[11]。
2015年2月11日、ライジング・スターズ・チャレンジの出場メンバーに選ばれた[12]。
2015年5月14日のシカゴ・ブルズとのプレーオフ第6戦ではチームトップの19得点をあげて、チームにとって、2009年以来となるカンファレンスファイナル進出に貢献した[13]。アトランタ・ホークスとの第3戦でのデラベトバのアグレッシブなプレーが、デラベトバがダーティーな選手であるか、大きな論争になった。デラベトバとアル・ホーフォードがリバウンド争いをした蔡、ホーフォードがデラベトバの頭部にひじ打ちをして退場処分を受けた[14]。これに対してチャールズ・バークレーやチームメートのレブロン・ジェームズはデラベトバのプレースタイルを擁護し[15]、バークレーは「あんな安っぽい挑発に乗ってるようじゃあ、ヤツはキャプテン失格だな」と、ホーフォードを批判している。
その激しい闘争心を武器にチームを盛り立て、怪我がちだったカイリー・アービングのバックアップ役を務めて、キャブスの8年振りのNBAファイナル進出に貢献。翌2016年は、NBAチャンピオンも経験した。その時の彼のステフィンカリーへの強烈なマンマークディフェンスがNBAチャンピオンへの大きな理由のひとつとなっている。
2016年7月1日、ミルウォーキー・バックスと契約した[16]。
プレースタイル
[編集]高い確率の3ポイントシュートと粘り強いディフェンスが持ち味のコンボガードである。 2015年のプレーオフでのアグレッシブなプレーぶりから、ダーティーな選手であるか大きな論争になった。シカゴ・ブルズとのプレーオフ第5戦ではタージ・ギブソンに脚を絡ませ、思わず激怒し、蹴り返したギブソンがフレイグラントファウル2で退場となった。アトランタ・ホークスとの第2戦ではデラベトバとルーズボールを競ったカイル・コーバーが右足首を捻挫し、プレーオフ残り試合の出場が絶望になった。第3戦では上記のようにアル・ホーフォードが退場となっている[14]。
個人成績
[編集]略称説明 | |||||
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GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | PPG | 平均得点 | 太字 | キャリアハイ |
優勝シーズン |
NBA
[編集]レギュラーシーズン
[編集]シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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2013–14 | CLE | 72 | 4 | 17.7 | .412 | .368 | .792 | 1.7 | 2.6 | .5 | .1 | 4.7 |
2014–15 | 67 | 13 | 20.6 | .362 | .407 | .763 | 1.9 | 3.0 | .4 | .0 | 4.8 | |
2015–16 | 76 | 14 | 24.6 | .405 | .410 | .864 | 2.1 | 4.4 | .6 | .1 | 7.5 | |
2016–17 | MIL | 76 | 54 | 26.1 | .390 | .367 | .854 | 1.9 | 4.7 | .7 | .0 | 7.6 |
2017–18 | 38 | 3 | 18.7 | .362 | .372 | .926 | 1.7 | 3.8 | .4 | .0 | 4.3 | |
2018–19 | 12 | 0 | 8.1 | .316 | .364 | 1.000 | .8 | 2.4 | .2 | .0 | 1.7 | |
CLE | 36 | 0 | 19.9 | .413 | .336 | .792 | 1.9 | 4.2 | .3 | .1 | 7.3 | |
2019–20 | 57 | 4 | 14.4 | .354 | .231 | .865 | 1.3 | 3.2 | .4 | .0 | 3.1 | |
2020–21 | 13 | 1 | 17.2 | .250 | .160 | 1.000 | 1.8 | 4.5 | .3 | .1 | 2.8 | |
2022–23 | SAC | 32 | 0 | 6.7 | .340 | .333 | .571 | .4 | 1.3 | .2 | .0 | 1.5 |
通算 | 479 | 93 | 19.4 | .385 | .363 | .835 | 1.7 | 3.5 | .4 | .0 | 5.2 |
プレーオフ
[編集]シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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2015 | CLE | 20 | 7 | 24.9 | .346 | .316 | .781 | 2.1 | 2.7 | .5 | .0 | 7.2 |
2016 | 20 | 0 | 12.1 | .351 | .258 | .750 | .8 | 2.8 | .1 | .1 | 3.9 | |
2017 | MIL | 6 | 0 | 26.5 | .390 | .375 | .800 | 2.0 | 2.0 | .2 | .0 | 7.7 |
2018 | 6 | 0 | 13.0 | .333 | .222 | 1.000 | .8 | 2.7 | .3 | .0 | 2.0 | |
通算 | 52 | 7 | 18.8 | .354 | .303 | .779 | 1.4 | 2.6 | .3 | .0 | 5.4 |
脚注
[編集]- ^ Matthew Dellavedova signed three-year deal with Chinese shoe brand Peak
- ^ “BIO”. セントメリーズカレッジ・オブ・カリフォルニア. 2015年6月1日閲覧。
- ^ “Matthew Dellavedova's jersey retired”. ESPN (2014年2月16日). 2015年6月1日閲覧。
- ^ “Cavaliers Announce 2013 Summer League Roster”. nba.com (2013年7月9日). 2014年12月22日閲覧。
- ^ 2013 Summer League Statistics
- ^ Jason Lloyd (2013年9月13日). “Cavaliers notebook: Cavs sign undrafted rookie Matthew Dellavedova; seek to add season-ticket holders’ names to court”. ohio.com. 2014年12月22日閲覧。
- ^ Sam Amico (2013年9月12日). “Cavaliers sign Dellavedova to non-guaranteed deal”. FOXスポーツ. 2014年12月22日閲覧。
- ^ “Cavaliers 97, Pistons 96”. シカゴ・トリビューン (2014年3月26日). 2015年6月1日閲覧。
- ^ “Cavs Announce 2014 Samsung NBA Summer League Roster”. nba.com (2014年7月8日). 2015年6月1日閲覧。
- ^ “Matthew Dellavedova out 4-6 weeks”. ESPN (2014年11月10日). 2015年6月1日閲覧。
- ^ “LeBron, Cavs roll in front of royal audience”. nba.com (2014年12月8日). 2015年6月1日閲覧。
- ^ Chris Haynes. “Cleveland Cavaliers guard Matthew Dellavedova added to Rising Stars Challenge game”. Northeast Ohio Media Group. 2015年6月1日閲覧。
- ^ Andrew Seligman (2015年5月15日). “James struggles, Cavaliers still advance past Bulls 94-73”. nba.com. 2015年6月1日閲覧。
- ^ a b Steve Aschburner (2015年5月25日). “Dellavedova keeps getting under opponents' skin”. nba.com. 2015年6月1日閲覧。
- ^ “Australia's Matthew Dellavedova in NBA controversy”. シドニー・モーニング・ジェラルド (2015年5月25日). 2015年6月1日閲覧。
- ^ Matthew Dellavedova will sign a four-year, $38 million contract with Bucks
外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 NBA、NBA日本、Basketball-Reference
- Matthew Dellavedova at espn.com
- Matthew Dellavedova at london2012.olympics.com.au
- Matthew Dellavedova at smcgaels.com
- マシュー・デラベドバ (MatthewDellavedovaOfficial) - Facebook