マジック (カーズの曲)
「マジック」 | ||||
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カーズ の シングル | ||||
初出アルバム『ハートビート・シティ』 | ||||
B面 | アイ・リフューズ | |||
リリース | ||||
規格 | 7" | |||
録音 | 1983年–1984年 | |||
ジャンル | ニュー・ウェイヴ、パワー・ポップ | |||
時間 | ||||
レーベル | エレクトラ 69724 | |||
作詞・作曲 | リック・オケイセック | |||
プロデュース | ロバート・ジョン・マット・ランジ、カーズ | |||
カーズ シングル 年表 | ||||
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「マジック」 (Magic) は、アメリカのロックバンド、カーズによる楽曲であり、5枚目のスタジオアルバム『ハートビート・シティ』 (1984年) に収録されている。
解説
[編集]この曲はシングルとしてリリースされ、アメリカのBillboard Hot 100では12位、メインストリーム・ロックチャートでは1位に達した[1]。リック・オケイセックによって作曲され、ロバート・ジョン・マット・ランジとカーズによってプロデュースされた。リードヴォーカルはリックがとっている。
ミュージックビデオ
[編集]「マジック」のミュージックビデオは、プールでの奇妙で、コミカルで、錯乱した登場人物が揃ったパーティという設定になっている。リックがスイミングプールの水の上を歩き、彼に驚いた様々な人が周りに集まってくる。ビデオが終わりに近づくと、数人の客は、自分たちも水の上を歩く事ができると信じ込み、プールの水面を歩いてリックのところまで行こうと試みるが、彼らはプールに飛び落ちてしまう。リックは水面に残っているが、これは曲のタイトルでもある「it's magic」と説明されている。
カーズはこのビデオを、ビバリー・ヒルズにあるヒルトン家で撮影した。キャシー・ヒルトンはバンドに彼女の家を貸した。プレクシグラスの板を水面の下に敷いていたが、最初のテイクでは板が壊れてしまい、リックの体重に合わせて調整された。家は、ブルース・ウィリスとキム・ベイシンガーが主演を務める映画『ブラインド・デート』のようにセッティングされている。
チャート
[編集]チャート (1984) | 最高 順位 |
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ニュージーランド (シングルチャート) | 50 |
カナダ (RPM 100) | 14 |
アメリカ (Billboard Hot 100) | 12 |
アメリカ (Top Rock Tracks) | 1 |
カバー
[編集]ポップロックバンドのオナー・ソサエティは、2009年のサウンドトラック『ウェイバリー通りのウィザードたち インスパイア・アルバム』でこの曲をカバーしている。
楽曲の使用
[編集]2006年のアダム・サンドラー主演の映画『もしも昨日が選べたら』では、オープニングテーマとなっている。
出典
[編集]- ^ Whitburn, Joel (2004). The Billboard Book of Top 40 Hits, 8th Edition (Billboard Publications), page 108.