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マダイイリドウイルス病

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

マダイイリドウイルス病(マダイイリドウイルスびょう、iridovirus disease of red sea bream)とはイリドウイルス科メガロシスチスウイルス属に属するウイルスが原因と考えられるマダイカンパチシマアジイシダイなどの感染症。体色黒化、体表、出血貧血などの症状を示す。診断は鰓薄板の点状出血脾臓心臓腎臓肝臓に異形肥大細胞を確認および蛍光抗体法PCRにより行われる。日本では本病に対する不活化ワクチンが市販されており、マダイ、ブリの腹腔内あるいは筋肉内に1回注射することにより予防が為される。

他のイリドウイルスが原因と考えられる魚類の感染症

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参考文献

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  • 畑井喜司雄ほか 『魚病学』 学窓社 1998年 ISBN 4873620775
  • 見上彪監修 『獣医感染症カラーアトラス』 文永堂出版 2006年 ISBN 4830032030