点状出血
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点状出血(英: petechia)とは微小出血(毛細血管の破綻)により生じる身体上の赤色ないし紫色の点[1]。点状出血は一般的に咳嗽、嘔吐のような身体外傷の結果、顔面の点状出血として特に眼の周囲に出現する。この場合の点状出血は通常は無害かつ数日で消失する。点状出血は血小板機能の阻害による血小板減少症(ある種の感染症の治療の副作用などを原因とする)や凝固因子欠損症の症候として出現することもある。
関連項目
[編集]- 低カルシウム血症
- ボリビア出血熱
- ボタン熱
- 脳マラリア
- 先天性梅毒
- クリミアコンゴ出血熱
- デング熱
- en:Dukes' disease
- エボラ出血熱
- ハンタウイルス肺症候群
- 腎症候性出血熱
- 心内膜炎
- 胎児赤芽球症
- 刮痧
- アレルギー性紫斑病
- 特発性血小板減少性紫斑病
- 白血病
- 猩紅熱
- ロッキー山紅斑熱
脚注
[編集]- ^ Kumar, Vinay; Abbas, Abul K.; Fausto, Nelson; & Mitchell, Richard N. (2007). Robbins Basic Pathology (8th ed.). Saunders Elsevier. p. 86 ISBN 978-1-4160-2973-1