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マックフルーリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
オレオ風味のマックフルーリー

マックフルーリーとは、マクドナルドで提供されている製品であり、ソフトクリームに砕いた菓子を混ぜ込んだものである。

概要

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本製品は1995年にカナダのマクドナルドで誕生した[1][2]。自店舗のそばに進出してきた人気アイスクリームチェーンに対抗するため、フランチャイズオーナーが考案した[1][2]。フルーリーという名前は「疾風」「突風」を意味しており、スプーンを用いてソフトクリームとオレオを高速で混ぜ合わせることにちなむと同時に、競合製品のアイスクリーム「ブリザード」への対抗もある[1][2]。

かつては300円で販売されていたが、小さな子どもでも食べやすくするため、2011年3月11日から大幅に減量した上で190円に下げされた[3] [2]。

2024年9月現在、レギュラー販売されているトッピングはオレオクッキー1種類。過去にネスレクランチ、キットカットの2種類もあったが販売終了。この商品に付いてくるスプーンは注文後の混ぜ込み用として使うので、機械に取り付けられるよう持つ方が四角く、ストッパーが付いた特殊なものである。

期間限定のフレーバーも多数登場しており、旬の食材を用いたもの（例：日向夏チーズケーキ）や、企業やキャラクターとのコラボレーション（例：森永ミルクキャラメル、ポムポムプリン）など多岐にわたる[2]。

2010年まではいずれも330円、2011年は220円、2012年は250円。なお、一部店舗では、マックフルーリーで「オレオ」「クランチ」「M&Ms」「バターフィンガー」の4種類が提供されている。

期間限定フレーバー

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販売時期 フレーバー 備考 注
2007年7月
2009年4月		 ストロベリー&オレオクッキー [4]
2007年8月
2008年3月		 キャラメル&オレオクッキー 　 [5]
2008年1月 ダブルショコラ チョコレート風味のソフトクリームとキットカット [2][7]
2008年4月
2009年3月
2013年3月		 抹茶&オレオクッキー [8]
2008年6月
2009年6月		 ミルクティー&オレオクッキー [9]
2008年8月
2014年7月
2015年5月		 ブルーベリー&オレオクッキー [10]
2008年10月 キャラメルマキアート キットカットとのコラボレーション商品 [11]
2009年1月
2009年4月下旬		 クッキー&ショコラ クッキーはオレオクッキー [12]
2009年8月 ミント&オレオクッキー [13]
2009年9月 ガトーマロン [14]
2010年6月 ストロベリー&ヨーグルト [15]
2010年11月 チョコレートケーキ [16]
2011年3月25日 バナナケーキ [17]
2011年7月 ダブルチョイス 六本木ヒルズ店など一部店舗のみの期間限定、ソース（ストロベリー・チョコレート・キャラメル）・トッピング（オレオクッキー・ケロッグ グラノラ・キットカット）それぞれ1種類を選んで組み合わせる [18]
2012年6月 トロピカルソーダ [19]
2012年8月 キャラメルプリン [20]
2012年12月 マーブルオレオ [21]
2015年11月3日～12月下旬 ガトーショコラ サイコロ状に切ったチョコレートケーキを載せたフルーリー [22]
2016年6月1日～7月下旬 日向夏チーズケーキ この前後にはマックフルーリー以外でもご当地メニューを展開していた [23]
2016年 ポムポムプリン [24]
2017年5月 森永ミルクキャラメル 「マックシェイク 森永ミルクキャラメル」の好評を受けて誕生した。 [25]
2017年7月14日～8月上旬
2021年6月		 ピカチュウのチョコバナナ
2017年8月 ブラックサンダー [28]
2018年8月 白いブラックサンダー 北海道限定 [29]
2019年7月～8月下旬 ニューヨークチーズケーキ [30]
ダブルチョコファッジ
2022年2月 キットカット ストロベリー [31]
2022年7月 濃厚マンゴー＆カルピス [32]
2022年 月見 モンブラン風味 [33]
2022年11月16日～2023年1月上旬 プレッツェル キャラメル [2]
ストロベリー ココアクッキー
2023年1月 小枝 [34]

脚注

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  1. ^ a b c “これが340円!? "過去一おいしい"と豪語する「ホリデーマックフルーリー」がリッチすぎた”. マイナビニュース (2022年11月16日). 2024年3月17日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g “CMにルパン三世、限定マックフルーリー、期間限定メニュー、最近攻めまくっているマクドナルドが気になる理由”. ＠DIME アットダイム. 小学館 (2022年12月8日). 2022年12月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月17日閲覧。
  3. ^ "定番のひんやりスイーツがお手ごろサイズに！「マックフルーリー」が新サイズにリニューアル 3月11日(金)から新価格190円で販売開始" (Press release). 日本マクドナルドホールディングス. 1 March 2011. 2024年3月17日閲覧。
  4. ^ "あの人気フレーバーが再び登場！ マックフルーリー　ストロベリー＆オレオ® 4月28日（火）から期間限定販売" (Press release). 日本マクドナルドホールディングス. 8 April 2009. 2024年3月17日閲覧。
  5. ^ "あの人気プレミアムフレーバーが再び登場！ マックフルーリー　キャラメル＆オレオR®クッキー キャラメルのやさしい甘さと香ばしさがたまらない！" (Press release). 日本マクドナルドホールディングス. 29 February 2008. 2024年3月17日閲覧。
  6. ^ “歴代No.1マックフルーリー「ストロベリーショートケーキ」が約10年ぶりに復活。”. www.gourmetbiz.net (2017年4月12日). 2024年3月17日閲覧。
  7. ^ "チョコレートがいっぱい！バレンタインはマクドナルドから！ 「マックフルーリー ダブルショコラ」 1月25日～期間限定販売 「サンデー チョコレート」　1月25日～レギュラー販売開始" (Press release). 日本マクドナルドホールディングス. 15 January 2008. 2024年3月17日閲覧。
  8. ^ "香り豊かな抹茶とほろ苦いクッキーの和洋折衷コラボレーション！ マックフルーリー　抹茶＆オレオ®クッキー 3月13日（金）から期間限定販売" (Press release). 日本マクドナルドホールディングス. 5 March 2009. 2024年3月17日閲覧。
  9. ^ "マックフルーリーから新しいフレーバーが登場！ やさしい甘さのミルクティーとオレオのコンビネーション マックフルーリー　ミルクティー＆オレオ®クッキー 6月13日（金）から期間限定販売！！" (Press release). 日本マクドナルドホールディングス. 29 May 2008. 2024年3月17日閲覧。
  10. ^ “マックフルーリーから『ブルーベリーオレオ』が限定復活”. ORICON NEWS (2018年2月14日). 2024年3月17日閲覧。
  11. ^ “キャラメルマキアート味のキットカット登場--マクドナルドとのコラボ企画で”. マイナビニュース (2008年9月18日). 2024年3月17日閲覧。
  12. ^ “「マックフルーリー クッキー＆ショコラ」を期間限定発売――日本マクドナルド”. ITmedia ビジネスオンライン (2009年1月22日). 2024年3月17日閲覧。
  13. ^ "人気のマックフルーリーに爽やかなミントフレーバーが初登場！マックフルーリー　ミント＆オレオ® 8月6日（木）から期間限定販売" (Press release). 日本マクドナルドホールディングス. 22 July 2009. 2024年3月17日閲覧。
  14. ^ “大型連休に！マックフルーリーに栗の新味「ガトーマロン」が登場｜ウォーカープラス”. ウォーカープラス（Walkerplus） (2009年9月15日). 2024年3月17日閲覧。
  15. ^ "人暑い夏にぴったり、爽やかなヨーグルトフレーバーのデザートが登場！！「マックフルーリー ストロベリー＆ヨーグルト味」「マックシェイク ヨーグルト味」6月17日(木)から期間限定販売開始" (Press release). 日本マクドナルドホールディングス. 10 June 2010. 2021年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月17日閲覧。
  16. ^ "この秋冬はマクドナルドの「チョコ×チョコ スイーツ」で甘い時間を！11/5（金）新登場「マックフルーリー チョコレートケーキ」12/10（金）復活登場「三角チョコパイ」 全国のマクドナルド店舗で期間限定販売" (Press release). 日本マクドナルドホールディングス. 1 November 2010. 2024年3月17日閲覧。
  17. ^ "日本マクドナルドホールディングス株式会社（2702） 【月次 ＩＲニュース】" (pdf) (Press release). 日本マクドナルドホールディングス. 8 April 2011. 2024年3月17日閲覧。
  18. ^ “カスタムOK！ マクドナルドに“混ぜるフルーリー”初登場｜ウォーカープラス”. ウォーカープラス（Walkerplus） (2011年7月20日). 2024年3月17日閲覧。
  19. ^ “トロピカルソーダ味のマックフルーリーが期間限定発売！”. ORICON NEWS (2018年2月14日). 2024年3月17日閲覧。
  20. ^ ““キャラメルプリン味”のマックフルーリー、期間限定発売！”. ORICON NEWS (2018年2月14日). 2024年3月17日閲覧。
  21. ^ “「マックフルーリー」に新フレーバー! チョコソースの"マーブルオレオ"”. マイナビニュース (2012年12月13日). 2024年3月17日閲覧。
  22. ^ “ケーキをゴロゴロのせた「マックフルーリー ガトーショコラ」がおいしそう”. 週刊アスキー (2015年11月3日). 2024年3月17日閲覧。
  23. ^ “ご当地フレーバー続々！ マックフルーリーに『日向夏チーズケーキ』”. ORICON NEWS (2018年2月14日). 2024年3月17日閲覧。
  24. ^ “ポムポムプリンとコラボしたプリン味マックフルーリー｜ウォーカープラス”. ウォーカープラス（Walkerplus） (2016年10月7日). 2024年3月17日閲覧。
  25. ^ “森永ミルクキャラメルのマックフルーリー 濃厚アイスとキャラメルソースの黄金コラボ”. J-CAST トレンド (2017年5月25日). 2024年3月17日閲覧。
  26. ^ “マックフルーリー「ピカチュウのチョコバナナ味」かわいくてヤバイ”. 週刊アスキー (2017年7月11日). 2024年3月17日閲覧。
  27. ^ “マクドナルド「ポケモン」ピカチュウのスイーツトリオ“フルーチュウ”発売、マックシェイク黄桃・マックフルーリーチョコバナナ・ホットアップルカスタードパイ”. 食品産業新聞社ニュースWEB (2021年6月2日). 2023年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月17日閲覧。
  28. ^ 恩田雄多 (2017年8月10日). “マックフルーリー期間限定「ブラックサンダー」味！ ザクザク食感が美味しそう”. KAI-YOU.net. 2024年3月17日閲覧。
  29. ^ 『北海道内限定「白いブラックサンダー」が激レアコラボで全国デビュー！！「マックフルーリー 白いブラックサンダー」』（プレスリリース）有楽製菓株式会社、2018年8月23日。https://www.atpress.ne.jp/news/163938。2024年3月17日閲覧。 
  30. ^ “「マックフルーリー」に新作「ニューヨークチーズケーキ」と「ダブルチョコファッジ」が登場/日本マクドナルド”. 食品産業新聞社ニュースWEB (2019年7月23日). 2024年3月17日閲覧。
  31. ^ ssnp (2022年2月22日). “「マックフルーリー キットカット ストロベリー」発売、いちご華やか“春の香り”スイーツ、CMで上國料萌衣が「春一番」熱唱/マクドナルド”. 食品産業新聞社ニュースWEB. 2024年3月17日閲覧。
  32. ^ “『マックフルーリー® 濃厚マンゴー＆カルピス®』7月6日から期間限定販売 「マックフルーリー®」と「カルピス®」が初のコラボレーション”. アサヒ飲料 (2022年6月30日). 2024年3月17日閲覧。
  33. ^ “マクドナルド、今年も「月見ファミリー」が登場！ 9月7日発売 「栗のモンブランの月見 マックフルーリー」など新登場”. GAME Watch. インプレス (2022年9月6日). 2024年3月17日閲覧。
  34. ^ “マクドナルド、森永製菓「小枝」とコラボした「マックフルーリー 小枝」”. グルメ Watch. インプレス (2023年1月18日). 2024年3月17日閲覧。
人物
  • マクドナルド兄弟
  • レイ・クロック
  • ジョアン・クロック
  • ラルフ・アルバレス（英語版）
  • チャーリー・ベル（英語版）
  • アル・ベルナルダン（英語版）
  • ジム・カンタルーポ
  • サラ・カサノバ
  • ジョージ・コーホン
  • ダン・クードロート（英語版）
  • スティーブ・イースターブルック（英語版）
  • ジャニス・フィールズ（英語版）
  • 藤田田
  • ドン・ゴースク
  • ジャック・M・グリーンバーグ（英語版）
  • 原田泳幸
  • 日色保
  • クリス・ケンプチンスキー
  • ジューン・マルティーノ（英語版）
  • ハーブ・ピーターソン（英語版）
  • マイケル・R・クインラン
  • エド・レンシ（英語版）
  • ウィラード・スコット
  • ジム・スキナー
  • ドナルド・N・スミス
  • ハリー・J・ソネボーン
  • ドン・トンプソン（英語版）
  • フレッド・L・ターナー
    • 企業
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    その他

    売上高 246億2200万USドル (2016年) · 社員数 375,000人 (2016年) · ストックシンボル NYSE: MCD · ウェブサイト www.mcdonalds.com（英語）

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