マット・カリル
Matt Kalil | |||||||||
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基本情報 | |||||||||
ポジション | オフェンシブタックル | ||||||||
生年月日 | 1989年7月6日(35歳) | ||||||||
出身地 | カリフォルニア州コロナ | ||||||||
身長: | 6' 6" =約198.1cm | ||||||||
体重: | 308 lb =約139.7kg | ||||||||
経歴 | |||||||||
大学 | 南カリフォルニア大学 | ||||||||
NFLドラフト | 2012年 / 1巡目全体4位 | ||||||||
初出場年 | 2012年 | ||||||||
初出場チーム | ミネソタ・バイキングス | ||||||||
所属歴 | |||||||||
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受賞歴・記録 | |||||||||
プロボウル選出(1回) | |||||||||
2012 | |||||||||
その他受賞・記録 | |||||||||
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NFL 通算成績 | |||||||||
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Player stats at PFR |
マット・カリル(Matt Kalil 1989年7月6日- )はカリフォルニア州コロナ出身のアメリカンフットボール選手。現在フリーエージェント。ポジションはオフェンシブタックル。オールプロセンターのライアン・カリルの弟である。
経歴
[編集]大学進学前の2008年には、Rival.comから5つ星、全米で3番目のオフェンシブタックルと評価された[1]。
USCに進学した彼は、1年次には、右タックルのタイロン・スミスの控えとなり、主にスペシャルチームとしてプレー、ボストンカレッジ戦で初先発した。2年次にはチャールズ・ブラウンから左タックルのポジションを奪い、全13試合に先発出場した。ディフェンシブラインマンやスペシャルチームでもプレーし、ノートルダム大学戦ではPATをブロックした[2]。3年次の2011年にも左タックルとして先発出場し、1試合平均456.8ヤード獲得のトータルオフェンスを支えた。この年カリルは、自身はQBサックを許さず、オフェンシブラインユニット全体でも、マット・バークリーを全米最少の8被サックと守った[3]。この年モリス賞を受賞[4]、ロンバルディ賞のセミファイナリストにも選ばれた。
2010年シーズン終了後、カリルは2012年のNFLドラフトで最も優れたオフェンシブラインマンと目された[5][6]。2011年12月16日にアーリーエントリーを表明した[7]。先発した24試合で相手選手に許したQBサックは、わずか1回であった[8]。
NFLドラフトコンバインでも高いパフォーマンスを見せ[9]、ドラフトで全体3位指名権を持つミネソタ・バイキングスが指名することが予想された。
1巡指名が期待される選手として、ドラフトに招待された[10]。クリーブランド・ブラウンズとのトレードダウンによって[11]、全体4位でバイキングスから指名された。バイキングスがドラフト1巡で指名するのは、2002年のブライアント・マッキニー以来であった[12]。
カリルはUSCのオフェンシブラインマンとしては、1968年のロン・イエーリー、1977年のマービン・パウエル、1980年のアンソニー・ムニョス、1995年のトニー・ボセリに次いで5人目のドラフトトップ5で指名された選手となった。同僚のタイロン・スミスは、2011年のドラフトで全体9位で指名されており、同一大学のオフェンシブラインマンが2年連続ドラフトトップ10で指名されるのは、2001年、2002年にテキサス大学のレナード・デービス、マイク・ウィリアムス以来であった。
2012年7月26日、バイキングスと4年契約を結んだ[13]。シーズン開幕戦のジャクソンビル・ジャガーズ戦ではジョシュ・スコービーのPATをブロックした[14]。この年チームは10勝6敗でプレーオフに進出、カリルらのブロックもあり、エースRBのエイドリアン・ピーターソンは、NFL新記録まであと9ヤードの2,097ヤードを走った[15]。
シーズン終了後、ワシントン・レッドスキンズのトレント・ウィリアムスがナイトクラブでのけんかにより負傷したため、代役としてプロボウルに選出された[16]。
人物
[編集]父親のフランク・カリルは、アーカンソー大学のセンターで、1982年のNFLドラフトでバッファロー・ビルズに指名され、USFLのアリゾナ・ラングラーズ、ヒューストン・ギャンブラーズでプレーした。兄のライアン・カリルは、USCでオールアメリカンに選ばれたことがあり、カロライナ・パンサーズ等に所属していた[17]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “2008 Prospect Ranking”. rivals.com (2008年1月17日). 2013年1月2日閲覧。
- ^ “Profile”. USC. 2013年1月2日閲覧。
- ^ “Matt Kalil to enter 2012 draft”. ESPN (2011年12月16日). 2013年1月2日閲覧。
- ^ “USC football: Matt Kalil wins Pac-12's Morris Trophy”. ロサンゼルス・タイムズ (2011年12月12日). 2013年1月2日閲覧。
- ^ Pete Prisco (2011年5月1日). “Flash forward: Top 32 picks for the 2012 NFL Draft”. CBSスポーツ. 2013年1月2日閲覧。
- ^ Tony Pauline (2011年5月3日). “Stanford's Luck headlines early look at top 2012 draft prospects”. スポーツ・イラストレイテッド. 2013年1月2日閲覧。
- ^ “名門USCの系譜を継ぐ ビッグラインマン”. NFL JAPAN. 2013年1月2日閲覧。
- ^ 生沢浩 (2012年5月9日). “OL一家出身カリルはバイキングスを救えるか【後編】”. NFL JAPAN. 2013年1月2日閲覧。
- ^ “注目Tカリル、コンバインで期待どおりの高評価”. NFL JAPAN (2012年2月26日). 2013年1月2日閲覧。
- ^ Aaron Wilson (2012年4月12日). “NFL invites 26 players to attend the draft”. profootball.scout.com. 2013年1月2日閲覧。
- ^ Evan Silva (2012年4月26日). “Browns trade up to the No. 3 overall pick”. NBCスポーツ. 2013年1月2日閲覧。
- ^ “Minnesota Vikings sign Matt Kalil”. twincities.com (2012年7月26日). 2013年1月2日閲覧。
- ^ “バイキングス、ドラフト全体4位のLTカリルと契約合意”. NFL JAPAN (2012年7月27日). 2013年1月2日閲覧。
- ^ “Peterson steps back in, Vikings beat Jaguars 26-23”. スポーツ・イラストレイテッド (2012年9月9日). 2013年1月2日閲覧。
- ^ “Adrian Peterson just misses record”. ESPN (2012年12月31日). 2013年1月2日閲覧。
- ^ “Kalil Selected To His First Pro Bowl”. vikings.com (2013年1月25日). 2013年3月21日閲覧。
- ^ Michael Lev (2010年9月29日). “USC's Kalil takes it one kick-step at a time”. ORANGE COUNTY REGISTER. 2013年1月2日閲覧。
外部リンク
[編集]- 通算成績と情報 NFL.com, or ESPN, or Pro-Football-Reference
- Minnesota Vikings Player Bio
- マット・カリル (@mattkalil) - X(旧Twitter)
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