マツダ・風籟
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マツダ・風籟 | |
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概要 | |
製造国 | 日本 |
デザイン |
スウィフト・エンジニアリング ローレンス・ヴァン・デン・アッカー |
ボディ | |
ボディタイプ | 2ドア クーペ |
エンジン位置 | リアミッドエンジン |
駆動方式 | 後輪駆動 |
プラットフォーム | Courage C65 LMP2 |
パワートレイン | |
エンジン | 450 hp (336 kW) R20B RENESIS 3-rotor |
変速機 | 6段セミAT(X-trac) |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,790 mm (109.8 in) |
全長 | 4,563 mm (179.6 in) |
全幅 | 1,956 mm (77.0 in) |
全高 | 977 mm (38.5 in) |
車両重量 | 675 kg (1,488 lb) |
マツダ・風籟(ふうらい・FURAI)は、マツダが製作したコンセプトカー。一連の「Nagare」シリーズ第5弾に当たる。名前は風の音を意味し、風を切り進むレーシングカーをイメージしている。
概要
[編集]2008年デトロイトモーターショーで発表された。数値流体力学(CFD)が用いられたボディ処理によりプロトタイプレーシングカーさながらの形状をしている。あくまでデザインスタディで量産の予定は無いが、実際に走行が可能である。
アメリカン・ル・マン・シリーズで活躍したクラージュ・C65シャシーをベースに作成され、マツダが所有するアメリカのラグナ・セカを実際に走行した。既存のシャシーをベースにしているため、前作の大気で見られた特徴的な独立したリアタイヤはデザインが踏襲されているものの、より一般的な形状になっている。ボディの数カ所に貼られた「55」の番号は、1991年のル・マン24時間レースを制したマツダ・787Bへのオマージュである[1]。
搭載するエンジンは3ローターロータリーエンジンのR20Bで、450psを発揮する。環境面に配慮し、燃料はエタノールを使用している。
同年夏にTop Gear Magazineへ貸し出した際、テスト走行中に火災を起こし全焼した[2][3]。しかしその事実が公表されたのは2013年であり、5年間も事故の事実を隠していたことで、マツダ及びTopGearは批判を浴びた。ちなみに燃えた後の車はアメリカに持ち帰られ、その後はマツダの倉庫で保管されている[1]。
脚注
[編集]- ^ a b 甦れ!幻のコンセプトカー:マツダ 風籟…改めて謝罪 - TopGear Japan・2020年10月7日
- ^ “Top Gear Magazine sloopt Mazda Furai concept” (英語). Autoblog (2013年9月11日). 2013年9月18日閲覧。
- ^ “「本当に申し訳ない!」 『トップギア』がマツダから借りたコンセプトカーを全焼”. Autoblog (2013年9月18日). 2013年9月18日閲覧。
外部リンク
[編集]- “2008年北米国際自動車ショーにコンセプトカー「マツダ風籟(ふうらい)」を出品”. ニュースリリース. マツダ (2007年12月12日). 2013年9月18日閲覧。