マペットキャラクター
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マペットキャラクター(muppet character)はジム・ヘンソンによって作られた人形マペット(muppet)(パペット(puppet)+マリオネット(marionnette)の造語)のマスコットキャラクターのことである。
このページでは、ジム・ヘンソン・プロダクションによる、マペット作品のキャラクターや、彼らについての豆知識、登場する単語を、一般的に呼ばれるマペットキャラクターと題し、執筆する。
また、これらのマペットキャラクターは、2004年にウォルト・ディズニー・カンパニーがジム・ヘンソン・カンパニーを買収し、現在はディズニー・パークス・エクスペリエンス・プロダクツ傘下のザ・マペッツ・スタジオが所有している。
主人公
カーミット
→詳細は「カーミット」を参照
- パペティア - ジム・ヘンソン(1955年 - 1990年)、スティーヴ・ホイットマイア(1990年 - 2016年)、マット・ヴォーゲル(2017年 - 現在)
- ストレートな主役を持つカエル、マペッツのリーダー。ジム・ヘンソンに作られ、1955年にサム・アンド・フレンズで紹介され、セサミストリートに定期出演を果たす。マペット・ショーでは司会者を務めたこともあり、劇場の管理もしている。それ以来、マペッツ・ブランドの番組に多く関わっている。
- ジム・ヘンソンは、1955年のデビューから1990年に亡くなるまでカーミットのパペティアだった。1990年にはスティーヴ・ホイットマイアが引き継ぎ、2016年まで演じた[1]。2017年以降、マット・ヴォーゲルがカーミットを演じている[2]。
ミス・ピギー
→詳細は「ミス・ピギー」を参照
- パペティア - フランク・オズ(1976年 - 2002年)、エリック・ジェイコブソン(2001年 - 現在)
フォジー
→詳細は「フォジー」を参照
- パペティア - フランク・オズ (1976年 - 2000年)、エリック・ジェイコブソン(2002年 - 現在)
- 1976年の作品『マペット・ショー』で初めて登場した熊のフォジー。オズは2000年に引退するまで演じており、以降はエリック・ジェイコブソンが演じている。フォジーの作者は、マイケル・K・フリス[6]。
ゴンゾ
→詳細は「ゴンゾ (マペット)」を参照
- パペティア - デーヴ・ゲルツ
- スタントパフォーマーが大好きなゴンゾ、鳥に見えるが種類は不明。デビュー以来、ゲルツが演じている。
ロルフ
→詳細は「ロルフ (マペット)」を参照
- パペティア - ジム・ヘンソン(1962年 - 1990年)、ビル・バレッタ(1996年 - 現在)
スクーター
→詳細は「スクーター (マペット)」を参照
- パペティア - リチャード・ハント(1976年 - 1991年)、アダム・ハント(1999年※音声のみ)、マット・ヴォーゲル(2000年)、ジュリアン・ブエスチャー(2001年)、ブライアン・ヘンソン(2002年 - 2003年)、リッキー・ボイド(2005年)、デヴィッド・ラッドマン(2008年 - 現在)
- マペット・ショー シーズン1でデビュー[3]、マペットシアターでは舞台監督と従業員をしている。スクーターを作ったのは、マイケル・K・フリス。
アニマル
→詳細は「アニマル (マペット)」を参照
- パペティア - フランク・オズ (1975年 - 2000年)、エリック・ジェイコブソン (2002年 - 現在)
- ティース、メイヘムと組んでいるバンドのドラマー[6]。デビュー作品は『The Muppet Show: Sex and Violence』[3]。
ペペ
→詳細は「ペペ (マペット)」を参照
- パペティア - ビル・バレッタ
リゾ
→詳細は「リゾ (マペット)」を参照
- パペティア - スティーヴ・ホイットマイア (1980年 - 2016年)
- ズルいことをするネズミだが、優しいところもある。
ウォルター
→詳細は「ウォルター (マペット)」を参照
- パペティア - ピーター・リンツ
- ザ・マペッツで初めて登場した男の子、マペットのファン。
脇役
ドクター・ティースとエレクトリック・メイヘム
→詳細は「ドクター・ティースとエレクトリック・メイヘム」を参照
- これはロック系のバンドの名前。リーダーのドクター・ティースはキーボード奏者、フロイドペッパーはベース、ジャニスはリード・ギター、ズートはサックス奏者。アニマルはドラマー。
ブンゼン・ハニーデュー
→詳細は「ブンゼン (マペット)」を参照
- パペティア - デーヴ・ゲルツ
- 優秀な科学者だが、ぼんやりしていて失敗もある。ブンゼンは『マペット・ショー シーズン1』にデビュー、シーズン2からは助手のビーカーが加わった[9]。
ビーカー
→詳細は「ビーカー (マペット)」を参照
- パペティア - リチャード・ハント (1977年 - 1991年)、スティーヴ・ホイットマイア (1992年 - 2016年)、デヴィッド・ラッドマン (2017年 - 現在)
- ブンゼンの助手、ブンゼンの発明品で実験に使われることがある。ビーカーは『マペット・ショー シーズン2』にデビュー[9]。
サム・イーグル
→詳細は「サム (マペット)」を参照
- パペティア - フランク・オズ (1975年 - 2000年)、ケビン・クラッシュ (2002年 - 2003年)、エリック・ジェイコブソン (2005年 - )
- 『マペット・ショー』のパイロット版「The Muppet Show: Sex and Violence」にデビューした鷲、レギュラーでも登場している。
スタトラー&ウォルドーフ
→詳細は「スタトラー&ウォルドーフ」を参照
- スタトラーのパペティア - リチャード・ハント (1976年 - 1991年)、ジェリー・ネルソン (1975年、1992年 - 2003年)、スティーヴ・ホイットマイア (2002年 - 2016年)、ピーター・リンツ (2017年 - 現在)
- ウォルドーフのパペティア - ジム・ヘンソン(1975年 - 1990年)、デーヴ・ゲルツ(1992年 - 現在)
- 丸い顔をしたのがスタトラー、細い顔をしたのがウォルドーフ。マペット・ショーのバルコニーからジョークを交わしているおじいさんたち。[10]
シェフ
→詳細は「シェフ (マペット)」を参照
- パペティア - ジム・ヘンソン (1975年 - 1990年)、デヴィッド・ラッドマン (1992年)、ビル・バレッタ(1996年 - 現在)
- スウェーデン語で会話する男性シェフ。
カミラ・ザ・チキン
- パペティア - ジェリー・ネルソン (1978年 - 2003年)、アリス・ディニーン (2005年)、マット・ヴォーゲル (2008年 - 現在)
- カミラ・ザ・チキンは、メスの鶏。マペット・ショーの頃からゴンゾとの恋愛関係がある。
ボーボー・ザ・ベア
- パペティア - ビル・バレッタ
- とても大きなヒグマ、マペット放送局では警備員として登場。
デッドリー
- パペティア - ジェリー・ネルソン (1976年 - 1996年)、マット・ヴォーゲル (2011年 - 現在)
- デッドリーおじさんは、青いドラゴンみたいなモンスター。ザ・マペッツでは、テックス・リッチマン(パペティア - クリス・クーパー)の子分。
脚注
- ^ Jones, Brian Jay (2013). “Epilogue-Legacy”. Jim Henson: The Biography. New York: Ballantine Books. pp. 486. ISBN 978-0-345-52611-3
- ^ Parker, Ryan (July 10, 2017). “Longtime Kermit the Frog Voice Actor Replaced After 27 Years”. The Hollywood Reporter. オリジナルのJuly 12, 2017時点におけるアーカイブ。 July 10, 2017閲覧。
- ^ a b c Finch, Christopher (1981). Of Muppets and Men. New York: Alfred A. Knopf, Inc. ISBN 0-394-52085-8
- ^ Villarreal, Yvonne (August 4, 2015). “Love really is dead -- Miss Piggy and Kermit break up”. Los Angeles Times. オリジナルのAugust 6, 2015時点におけるアーカイブ。 August 4, 2015閲覧。
- ^ Snetiker, Marc (August 4, 2015). “Kermit and Piggy announce breakup at press conference”. Entertainment Weekly. オリジナルのAugust 5, 2015時点におけるアーカイブ。 August 4, 2015閲覧。
- ^ a b Finch, Christopher (1993). Jim Henson: The Works: the Art, the Magic, the Imagination. New York: Random House. ISBN 9780679412038
- ^ Parish, James Robert (2006). Jim Henson: Puppeteer And Filmmaker. Ferguson Pub. p. 52. ISBN 978-0-8160-5834-1. "It was Don Sahlin whom Jim [Henson] assigned to create Rowlf the Dog (and his sidekick Baskerville) for the company's new client, Purina Dog Chow"
- ^ Liebeck, Laura (January 12, 2002). “Pepe the King Prawn Speaks Out”. Global License. オリジナルのMay 1, 2012時点におけるアーカイブ。 2011年8月31日閲覧。
- ^ a b Stelle, Ginger (2009). "Starring Kermit the Frog as Bob Crachit: Muppets as Actors". In Garlen, Jennifer C.; Graham, Anissa M. (eds.). Kermit Culture: Critical Perspectives on Jim Henson's Muppets. Jefferson, North Carolina: McFarland & Company. ISBN 9780786442591。
- ^ Schneider, Lynne D. (2009). "Stuffed Suits and Hog-Wild Desire". In Garlen, Jennifer C.; Graham, Anissa M. (eds.). Kermit Culture: Critical Perspectives on Jim Henson's Muppets. Jefferson, North Carolina: McFarland & Company. ISBN 9780786442591。