ママコナ属
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ママコナ属 | |||||||||||||||||||||||||||
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Melampyrum nemorosum
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分類(APG III) | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Melampyrum L. | |||||||||||||||||||||||||||
種 | |||||||||||||||||||||||||||
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ママコナ属は被子植物シソ目ハマウツボ科に属する一年草の半寄生植物であり、北半球の温帯地域に25種自生し、そのうち日本には3種自生していることが知られている。葉は対生し、上部の葉にはトゲ状の歯牙[1]がある。花は、穂状花序となるが、葉腋に単生する。苞は、小型で葉に似ている。萼(がく)は、筒状で4片に分かれている。花冠は、長い筒状であり、先は唇のような形状である。上唇は左右に平べったく、下唇は浅く3片に分かれている。蒴果は、ゆがんだ卵形であり、鋭頭である[2]。
主な種
[編集]- Melampyrum arvense (field cow-wheat) ヨーロッパ
- Melampyrum cristatum (crested cow-wheat) ヨーロッパ
- Melampyrum klebelsbergianum アジア
- Melampyrum koreanum[3] アジア
- Melampyrum macranthum(オオママコナ)
- Melampyrum laxum アジア
- Melampyrum lineare (narrowleaf cow-wheat) 北アメリカ
- Melampyrum nemorosum (wood cow-wheat) ヨーロッパ
- Melampyrum pratense (common cow-wheat) ヨーロッパ
- Melampyrum roseum アジア
- Melampyrum setaceum (ホソバマママコナ)
- Melampyrum sylvaticum (small cow-wheat). ヨーロッパ
- Melampyrum yezoense(エゾママコナ)
脚注
[編集]- ^ 葉の縁のギザギザが葉の先を向いていないもの
- ^ 『世界文化生物大図鑑』 植物〈1〉双子葉植物(改訂新版)、世界文化社、東京都千代田区、2004年。ISBN 4418049053。
- ^ Kim, K. and S. Yun. (2012). A new species of Melampyrum (Orobanchaceae) from southern Korea. Phytotaxa 42 48-50.