マルコ・ローゼ
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RBザルツブルク監督時代(2018年) | ||||||
名前 | ||||||
ラテン文字 | Marco Rose | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | ドイツ | |||||
生年月日 | 1976年9月11日(48歳) | |||||
出身地 | ライプツィヒ | |||||
身長 | 187cm | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | DF (CB) | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
-1987 | Rotation Leipzig | |||||
1987-1995 | 1.FCロコモティヴェ・ライプツィヒ | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
1995-2000 | VfBライプツィヒ | 57 | (5) | |||
2000-2002 | ハノーファー96 | 24 | (0) | |||
2002-2010 | マインツ05 | 150 | (6) | |||
2002-2010 | マインツ05Ⅱ | 17 | (0) | |||
通算 | 248 | (11) | ||||
監督歴 | ||||||
2010-2012 | 1.FSVマインツ05 U23 | |||||
2012-2013 | 1.FCロコモティヴェ・ライプツィヒ | |||||
2013-2015 | レッドブル・ザルツブルク U16 | |||||
2015-2017 | レッドブル・ザルツブルク U18 | |||||
2017-2019 | レッドブル・ザルツブルク | |||||
2019-2021 | ボルシアMG | |||||
2021-2022 | ボルシア・ドルトムント | |||||
2022- | RBライプツィヒ | |||||
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マルコ・ローゼ(Marco Rose,1976年9月11日 - )は、ドイツ・ライプツィヒ出身の元サッカー選手、現サッカー指導者。RBライプツィヒの監督を務めている。現役時代のポジションはディフェンダー(CB)。
選手経歴
[編集]1987年に1.FCロコモティヴェ・ライプツィヒ(当時)に入団し、1995年にトップチームに昇格。この時にはドイツ再統一の影響を受け、チームは名前をVfBライプツィヒに変更していた。2000年にハノーファー96に加入すると、2001-02シーズンのブンデスリーガ2部優勝&1部昇格に貢献。この活躍がユルゲン・クロップの目に留まり、2002年に彼が率いるマインツ05にローン加入。翌2003年にチームが1部昇格を達成すると完全移籍に移行した。その後はセカンドチームにも混じりつつ8シーズンに渡りマインツでプレー、2010年に現役生活を終えた。
指導者経歴
[編集]現役最終年の2010年はセカンドチームでのプレーに従事しつつ、マルティン・シュミット監督の下で選手兼任コーチとして活動。これが指導者としてのキャリアの始まりだった。2012年に古巣のロコモティヴェ・ライプツィヒ[1]の監督に就任、監督としてのキャリアをスタートさせた。
2013年、レッドブル・ザルツブルクのSDだったラルフ・ラングニックから声がかかり、同クラブのU-16チーム監督に抜擢。次第にその資質を認められるようになり、2015年にはU-18の監督に昇格。2017年にはオーストリア勢初となるUEFAユースリーグ優勝をもたらすと、その腕を買われトップチーム監督に引き抜かれた。トップチームでも手腕を発揮し、初年度から国内リーグを制覇&UEFAヨーロッパリーグベスト4進出を果たすと、翌年も国内リーグを制し2連覇を達成した[2][3]。
2019年、ボルシア・メンヒェングラートバッハの監督に就任。2019-20シーズンはリーグ4位に導いた。
2021年2月15日、2021-22シーズンよりボルシア・ドルトムントの監督に就任することが発表[4]。しかし、2021-22シーズンはFCバイエルン・ミュンヘンに10ポイント以上の大差を付けられ、更に無冠に終わり2022年5月20日の退任 (事実上の解任)となった[5]。
監督成績
[編集]- 2024年2月12日現在
クラブ | 就任 | 退任 | 記録 | |||||||
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試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 勝率 | |||
FCロコモティヴェ・ライプツィヒ | 2012年7月1日 | 2013年6月1日 | 30 | 9 | 9 | 12 | 35 | 39 | −4 | 30.00 |
レッドブル・ザルツブルク | 2017年6月16日 | 2019年6月30日 | 114 | 81 | 23 | 10 | 269 | 88 | +181 | 71.05 |
ボルシアMG | 2019年7月1日 | 2021年6月30日 | 88 | 41 | 19 | 28 | 169 | 122 | +47 | 46.59 |
ドルトムント | 2021年7月1日 | 2022年5月20日 | 47 | 27 | 4 | 16 | 109 | 78 | +31 | 57.45 |
RBライプツィヒ | 2022年9月8日 | 74 | 48 | 9 | 17 | 167 | 88 | +79 | 64.86 | |
合計 | 352 | 206 | 64 | 82 | 746 | 335 | +411 | 58.52 |
タイトル
[編集]選手時代
[編集]- ハノーファー96
- 2. ブンデスリーガ:2001-02
指導者時代
[編集]- レッドブル・ザルツブルク U18
- レッドブル・ザルツブルク
- オーストリア・ブンデスリーガ:2017-18, 2018-19
- オーストリア・カップ:2018-19
- RBライプツィヒ
- DFBポカール:2022-23
- DFLスーパーカップ:2023
脚注
[編集]- ^ 前述の通りロコモティヴェ・ライプツィヒはドイツ再統一のため1991年にVfBライプツィヒに改名したが、2004年に財政破綻のためチームが消滅。残されたファンの尽力により翌年に再びロコモティヴェ・ライプツィヒと名前を戻して再スタートを切った。
- ^ “守備の位置がとにかく高い「嵐を呼ぶ雄牛たち」 マルコ・ローゼに導かれ猛進中 (2020年1月17日)”. エキサイトニュース. 2020年1月22日閲覧。
- ^ “RBグループを飛び出した辣腕マルコ・ローゼのボルシアMG改革 | footballista.jp”. footballista. 2020年1月22日閲覧。
- ^ “ローゼ監督、来季ドルトムント就任。ヴァツケ氏「嬉しく思う”. キッカー日本語版 (2021年2月15日). 2021年2月16日閲覧。
- ^ “マルコ・ローゼ監督が退任”. ボルシア・ドルトムント (2022年5月20日). 2022年5月20日閲覧。
- ^ “ライプツィヒ、マルコ・ローゼ監督の招へいを発表…初陣は古巣ドルトムント戦”. サッカーキング. (2022年9月8日) 2022年9月8日閲覧。