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マルティン・クレッツァー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

マルティン・クレッツァーMartin Kretzer, 1950年 - )は、ドイツヴォルフェンビュッテル生まれのトランペット奏者。1973年以降フリッツ・ヴェゼニック(Fritz Wesenigk)、ホルスト・アイヒラー(de:Horst Eichler)の後任として、コンラディン・グロートと共にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席トランペット奏者を務めた。首席は退いたものの現在も在任中で、ブラスアンサンブルなどでも国内外にて演奏活動を行っている。

プロフィール

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ブラウンシュヴァイクで学んだ後、カッセルで初契約を結び、1971~73年ハノーファーのオペラ・ハウスでソロ・トランペット奏者を務めた。

1973年からベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席トランペット奏者を務め、首席は退いたものの現在も在任中。また、ベルリン・フィル・アカデミーでは講師を務め、音楽家を数多く育成。

ブラスアンサンブル『ジャーマン・ブラス』(GERMAN BRASS,1984年ドイツ金管5重奏団から改称)メンバーとして活動した時期もあり、数々の室内楽アンサンブルにも参加し、国内外で定期的に演奏会を行っている。

作品

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  • 『Brass Symphony』(Schallplatten FSM63 405):ドイツ金管5重奏団の演奏。ヴィクトル・エワルド(Victor Ewald)作曲の「金管5重奏曲第1番」収録。
  • 『Das Deutsche Blechbläserquintett』(audite 95.401)
  • 『ブラスの饗宴』(グラモフォン MG1256):ベルリン・フィルハーモニー・ブラスアンサンブル(Berlin Philharmonic Brass)
  • 『Klengen』(EXTON OVCL-00028):ベルリン・フィルハーモニー・ブラスアンサンブル(Berlin Philharmonic Brass)
  • 『ブラスのクリスマス』(グラモフォン MG1161):ベルリン・フィルハーモニー・ブラスアンサンブル(Berlin Philharmonic Brass)