マン・イン・モーション
『マン・イン・モーション』 | ||||
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ナイト・レンジャー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
カリフォルニア州ロサンゼルス グッドナイト・LA・スタジオ カリフォルニア州サンフランシスコ ファンタジー・スタジオ(#5, #10) | |||
ジャンル | ハードロック | |||
時間 | ||||
レーベル | MCAレコード/キャメル・レコード | |||
プロデュース |
キース・オルセン ブライアン・フォラカー(#5, #10) デヴィッド・コール(#5, #10/エグゼクティヴ・プロデューサー) | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ナイト・レンジャー アルバム 年表 | ||||
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『マン・イン・モーション』(Man in Motion)は、ナイト・レンジャーが1988年に発表した5作目のスタジオ・アルバム。バンドは1989年に一度解散しており、再結成前としては最後のスタジオ・アルバムとなった。
背景
[編集]アラン・フィッツジェラルドの脱退(後の再結成で復帰)に伴い、レコーディングでは複数のセッション・キーボーディストが起用された。本作リリースに伴うツアーにはジェシー・ブラッドマンが参加し、1990年発表のライヴ・アルバム『ライヴ・イン・ジャパン』にもブラッドマンの演奏が収録されている[3]。大部分の曲をプロデュースしたキース・オルセンは、過去にフリートウッド・マック、フォリナー、パット・ベネター、ホワイトスネイク等のアルバムを手掛けており[4]、ジャック・ブレイズはホワイトスネイクの作品におけるボーカルの音作りが気に入って、オルセンを起用したという[5]。
当初は9曲入りでリリースされる予定だったが、急遽「レストレス・カインド」と「フォー・ラヴ」の2曲が新たにレコーディングされ[6]、これらの曲はブライアン・フォラカーがプロデュースした[7]。そのうち「フォー・ラヴ」はラス・バラードが提供した曲で、クレジット上はバラードが単独で作った曲だが、実際にはジャック・ブレイズが少し手を加えている[5]。
反響
[編集]母国アメリカのBillboard 200では81位に終わり、ナイト・レンジャーのアルバムとしては初めてトップ40入りを逃す結果となった[2]。本作からの第1弾シングル「フォー・ラヴ」はBillboard Hot 100で75位、『ビルボード』のメインストリーム・ロック・チャートでは16位を記録[2]。一方、日本では従来通りの成功を収め、オリコンチャートではCDチャートで10位[1]、LPチャートで15位を記録している[8]。
収録曲
[編集]- マン・イン・モーション - "Man in Motion" (Jack Blades, Brad Gillis) - 4:26
- リーズン・トゥ・ビー - "Reason to Be" (Kelly Keagy, J. Blades) - 4:11
- ドント・スタート・シンキング - "Don't Start Thinking (I'm Alone Tonight)" (J. Blades, Alan Fitzgerald, K. Keagy) - 4:43
- ラヴ・ショット・ミー・ダウン - "Love Shot Me Down" (J. Blades) - 4:06
- レストレス・カインド - "Restless Kind" (J. Blades, K. Keagy) - 4:41
- ハーフウェイ・トゥ・ザ・サン - "Halfway to the Sun" (J. Blades) - 5:19
- ヒア・シー・カムズ・アゲイン - "Here She Comes Again" (J. Blades, Michael Bolton, Martin Briley, Bob Halligan Jr.) - 4:21
- ライト・オン・ユー - "Right on You" (K. Keagy, J. Blades) - 4:13
- キス・ミー・ホエア・イット・ハーツ - "Kiss Me Where It Hurts" (B. Gillis, J. Blades) - 4:34
- フォー・ラヴ - "I Did It for Love" (Russ Ballard) - 4:49
- ウーマン・イン・ラヴ - "Woman in Love" (J. Blades) - 4:42
参加ミュージシャン
[編集]アディショナル・ミュージシャン
- ジョン・パーデル - キーボード、バッキング・ボーカル
- クロード・ゴーデット - キーボード
- アラン・パスクァ - キーボード
- エリック・パーシング - キーボード
- ジョイス・インベシ - キーボード(on #5)
- ジェシー・ブラッドマン - キーボード(on #5)、バッキング・ボーカル
脚注
[編集]- ^ a b ORICON STYLE
- ^ a b c Night Ranger : Awards : AllMusic
- ^ Live in Japan - Night Ranger | Credits | AllMusic
- ^ Keith Olsen | Credits | AllMusic
- ^ a b 日本盤CD(MVCM-21026)ライナーノーツ(大森庸雄、1988年9月)
- ^ 日本盤CD(MVCM-21026)ライナーノーツ(後藤加代子、1988年8月28日)
- ^ CD英文ブックレット内クレジット
- ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.220