ミアサド・ベクティック
基本情報 | |
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本名 |
ミルサド・ベクティッチ (Mirsad Bektić) |
国籍 | ボスニア・ヘルツェゴビナ |
生年月日 | 1991年2月16日(33歳)[1] |
出身地 |
ユーゴスラビア社会主義連邦共和国 スレブレニツァ[1] |
所属 |
リレントレスMMA アメリカン・トップチーム |
身長 | 173cm |
体重 | 66kg |
リーチ | 178cm |
階級 | フェザー級 |
バックボーン | 空手、ボクシング、ムエタイ |
総合格闘技戦績 | |
総試合数 | 17 |
勝ち | 13 |
KO勝ち | 6 |
一本勝ち | 3 |
判定勝ち | 4 |
敗け | 4 |
ミアサド・ベクティック(Mirsad Bektić、1991年2月16日 - )は、ボスニア・ヘルツェゴビナの男性総合格闘家。スレブレニツァ出身。アメリカ合衆国ネブラスカ州在住。リレントレスMMA/アメリカン・トップチーム所属。ミルサド・ベクティク、マーサッド・ベキッチとも表記される。
来歴
[編集]ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で父親は戦死し、スレブレニツァの虐殺で祖父母は狙撃兵に射殺されたため、3歳のときに家族でイタリアに避難した。その後ドイツの難民キャンプを経て、10歳でアメリカ合衆国ネブラスカ州オマハに移住した[2]。12歳から空手とボクシングを始め、2011年にプロ総合格闘技デビュー[3]。
UFC
[編集]2014年4月19日、UFC初参戦となったUFC on FOX 11でキャリア11戦全勝のチャス・スケリーと対戦し、2-0の判定勝ちを収め無敗対決を制した。
2017年3月4日、UFC 209でフェザー級ランキング14位のダレン・エルキンスと対戦。全局面で圧倒する中、3R終盤に右フック連打で逆転のKO負け。キャリア初黒星を喫した。
2018年1月27日、UFC on FOX 27でゴドフレッド・ペペイと対戦し、右ボディーブローでTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2018年6月9日、UFC 225でフェザー級ランキング7位のリカルド・ラマスと対戦し、2-1の判定勝ち。
2019年7月13日、UFC Fight Night: de Randamie vs. Laddでフェザー級ランキング10位のジョシュ・エメットと対戦し、TKO負け。
2020年2月8日、UFC 247でダン・イゲと対戦し、1-2の判定負け。自身初の連敗となった。
2021年7月13日、総合格闘技からの引退を発表した[4]。
戦績
[編集]プロ総合格闘技
[編集]総合格闘技 戦績 | ||||||
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17 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
13 勝 | 6 | 3 | 4 | 0 | 0 | 0 |
4 敗 | 2 | 1 | 1 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | デイモン・ジャクソン | 3R 1:21 ギロチンチョーク | UFC Fight Night: Covington vs. Woodley | 2020年9月19日 |
× | ダン・イゲ | 5分3R終了 判定1-2 | UFC 247: Jones vs. Reyes | 2020年2月8日 |
× | ジョシュ・エメット | 1R 4:25 TKO(パウンド) | UFC Fight Night: de Randamie vs. Ladd | 2019年7月13日 |
○ | リカルド・ラマス | 5分3R終了 判定2-1 | UFC 225: Whittaker vs. Romero 2 | 2018年6月9日 |
○ | ゴドフレッド・ペペイ | 1R 2:47 TKO(右ボディーブロー→パウンド) | UFC on FOX 27: Jacare vs. Brunson 2 | 2018年1月27日 |
× | ダレン・エルキンス | 3R 3:19 KO(スタンドパンチ連打) | UFC 209: Woodley vs. Thompson 2 | 2017年3月4日 |
○ | ラッセル・ドーン | 1R 4:22 リアネイキドチョーク | UFC 204: Bisping vs. Henderson 2 | 2016年10月8日 |
○ | ルーカス・マルチンス | 2R 0:30 TKO(パウンド) | UFC Fight Night: Condit vs. Alves | 2015年5月30日 |
○ | ポール・レッドモンド | 5分3R終了 判定3-0 | UFC on FOX 14: Gustafsson vs. Johnson | 2015年1月24日 |
○ | チャス・スケリー | 5分3R終了 判定2-0 | UFC on FOX 11: Werdum vs. Browne | 2014年4月19日 |
○ | ジョー・ピアソン | 1R 1:32 TKO(パウンド) | Victory Fighting Championship 41 | 2013年12月14日 |
○ | ニック・マシアス | 1R 1:57 TKO(パンチ連打) | RFA 7: Thatch vs. Rhodes | 2013年3月22日 |
○ | ダグ・ジェンキンス | 5分3R終了 判定3-0 | RFA 5: Downing vs. Rinaldi | 2012年11月30日 |
○ | ウィリー・マック | 2R 0:27 TKO(パンチ連打) | Titan FC 22 | 2012年5月25日 |
○ | コーディ・カリージョ | 3R 3:12 リアネイキドチョーク | Titan FC 21 | 2012年3月2日 |
○ | デレク・ローズ | 1R 1:31 TKO(パンチ連打) | Victory Fighting Championship 36 | 2011年10月15日 |
○ | シェーン・ハッチンソン | 1R 0:31 ギブアップ(パンチ連打) | Victory Fighting Championship 35 | 2011年7月30日 |
アマチュア総合格闘技
[編集]勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | マック・ベイリー | 3R 1:17 TKO(パンチ連打) | Titan FC 16 | 2011年1月28日 |
獲得タイトル
[編集]- TCFフェザー級王座(2009年)
脚注
[編集]- ^ a b ミアサド・ベクティック UFC公式サイト
- ^ The Permanent Scars of Mirsad Bektic SHERDOG 2015年8月18日
- ^ ABOUT ミアサド・ベクティック公式サイト
- ^ BREAKING: UFC Featherweight Mirsad Bektic Retires From MMA Essentially Sports 2021年7月14日